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逃亡者・毛利小五郎
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | TMS Entertainment |
本文のみの翻訳: アニメ化されなかった594話が、劇場版名探偵コナン18作目の公開記念として、NOTTVで配信アニメ化されました。この話では、毛利小五郎が逃亡犯になってしまいます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
劇場版名探偵コナン第18作「異次元の狙撃手」の公開記念として、原作漫画で長らくアニメ化されていなかった第594話が、NOTTVにて配信アニメとして映像化されました。本作では、いつも豪快で頼りがいのある私立探偵・毛利小五郎が、ひょんなことから逃亡犯に仕立て上げられてしまいます。追われる立場になった小五郎が、その窮地をどう切り抜けるのかが見どころです。コナンシリーズではお馴染みの面々も登場し、ミステリーとコメディが絶妙に絡み合う短編作品となっています。
みどころ・魅力
① 主役は小五郎!いつもと逆転した立場の面白さ
普段はコナンに頼られる(というより利用される)立場の毛利小五郎が、今作では自らが逃げる側に。”眠れる小五郎”として有名な彼が主体的に動くレアな展開は、長年のファンほど新鮮に楽しめます。いつもとは違う小五郎の一面を堪能できる一作です。
② 劇場版18作目の公開に合わせた記念作品
「異次元の狙撃手」のリリースタイミングに連動して配信された本作は、公開記念ならではの特別感があります。原作の名エピソードがついに映像化されたという事実自体が、ファンにとっての大きな見どころであり、劇場版との併せ視聴でコナンの世界観をより深く楽しめます。
③ アニメ化されなかった原作エピソードの映像化
原作漫画ファンが「なぜアニメにならないのか」と長く待ち望んでいた第594話がついに動く作品として登場。コミックスで読んだシーンが映像・音声付きで体験できるという、原作ファンにとって特別な満足感のある作品です。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| OP | ヴァルシェ「Butterfly Core」 |
|---|---|
| ED | DAIGO「いま逢いたくて…」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
コナンのスピンオフで毛利小五郎がメインって、それだけで「え、本当に?」となった。コナン本編で小五郎といえば基本的に眠る人なので、彼が逃亡犯として動き回るという設定は、ある意味シリーズ最大の逆張りに見える。2014年、劇場版18作目の公開記念という形でNOTTVで配信されたこの作品、当時は見逃して、後になってDVDで追いかけた。最初はお祭り的なファンサービスだろうと軽く見ていたのだが、小山力也さんの演じる小五郎がとにかく「ちゃんと動いている」ので、思いのほか引き込まれた。2回目に見たとき気づいたのは、コナン(高山みなみさん)の立ち位置の絶妙さ。主人公が主人公じゃない回の、あの独特の緊張感があって、これはこれで面白い実験だったと思う。
「眠れる探偵」が目を覚ます話——小五郎という男の、隠れた底力
コナンファンにとって毛利小五郎は、ある種の「記号」として処理されがちだ。眠らされる、コナンに操られる、娘の蘭に頭が上がらない。ギャグ要員として消費されてきた彼が、自分の力だけで動かなければならない状況に追い込まれたとき何が見えるか——この作品が問いかけているのは、たぶんそこだと思う。
小五郎はもともと元刑事で、それなりの実力があったはずなのだ。ただコナン(新一)という圧倒的な頭脳が近くにいるせいで、いつの間にか「サポートキャラ」に慣れてしまった。逃亡者という立場に追い込まれることで、彼は久しぶりに自分の足で考え、動かなければならない。その不格好さと、それでも諦めない粘り強さが、この作品の芯になっている。
単なる「小五郎にスポットを当てたファンサービス」ではなく、シリーズ全体の構造に対するちょっとした問い直しとして読める。コナンがいないと何もできない大人たちの中で、小五郎は実はそうじゃなかったかもしれない——その「もしかしたら」が、30分程度の尺に詰め込まれている。ONA(配信アニメ)という形式上、TVシリーズより映像的に余裕のある作りになっているのも、この「小五郎を正面から見る」という演出に合っていた。
光彦(大谷育江さん)や元太(高木渉さん)ら少年探偵団が絡む場面では、彼らがいつもと逆に大人を助ける側に回る構図が面白い。普段は守られる子どもたちが、追われる大人を支える——この逆転が、コメディとして笑えながらも、妙に胸に刺さる。
特に刺さったシーン
終盤、小五郎が窮地に追い込まれたところで踏ん張る場面での、小山力也さんの声が良かった。普段の「眠り込んだ探偵コナン」状態のセリフは別の文脈で成立しているが、ここでは素の小五郎として、疲れながらも諦めない中年男の声になっていて、それだけで画面に重みが出た。小山さんは声の「疲労感」の表現が上手い俳優で、このシリーズでそれをフルに発揮できる機会は意外と少ないので、妙に貴重なものを見た気分になった。
灰原哀(林原めぐみさん)が短い出番ながらも空気を締める一言を放つ場面も、さすがという感じ。林原さんの低めのトーンは、ああいう「短く、的確に、冷たく核心を突く」セリフを言わせると本当に反則だ。出番は多くないが、いる場面での密度が違う。
コメディ色の強い序盤の、小五郎が思わぬ形で誤解を重ねて追われ始めるくだりは、声のアンサンブルとしての完成度が高い。長年積み上げてきたキャストの関係性が、30分ちょっとの作品でも機能しているのを実感できる。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- コナン本編を長く追いかけていて、毛利小五郎に愛着がある人
- 「普段は脇役の人が主役になる回」が好きなアニメファン全般
- 小山力也さんのファン。このレベルで小五郎の素を聞ける機会は珍しい
- 劇場版コナンのテンポ感が好きで、短尺で同じ密度を楽しみたい人
合わない人
- コナン本編をほとんど知らない状態で見ると、キャラクターへの感情移入が難しい
- 配信が一切ないため、DVDを購入するかレンタルしなければ見られない。手軽に試せない
- 「ちゃんとした謎解き」を期待すると肩透かしを食らう可能性がある。これはどちらかといえばキャラクター劇
- 30分弱という尺に不満を感じるタイプ。物語の密度は高いが、広げ方に限界もある
次に見るなら
名探偵コナン 異次元の狙撃手——2014年の劇場版で、この『逃亡者・毛利小五郎』が公開記念として制作された本編にあたる作品。セットで見ると当時のコナン熱がそのまま再現される。
ルパン三世 VS 名探偵コナン THE MOVIE——スピンオフ・クロスオーバー的な立ち位置で、「いつものコナン」とは少し違うお祭り感を楽しめる作品。キャラクターの意外な一面を引き出す作りという点で方向性が近い。
怪盗キッド 1412——コナンのスピンオフの中でも特定キャラに焦点を絞った構成として参照できる。キッドを軸に据えた回の組み立て方は、小五郎メイン回のアプローチと比較して見ると面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では、本作の主要な配信サービスへの配信は確認されていません。視聴にあたっては、DVDや各種パッケージ版の入手が主な手段となります。コナンシリーズのファンであれば、公式グッズや関連商品と合わせてチェックしてみてください。