※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

ルパン三世ルパン暗殺指令
| 放送年 | 1993年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
ルパン三世暗殺の指令が下された!彼は生き残るのか、それとも死ぬのか!? 敏腕のゼニガタ警部がルパン事件から国際兵器密売人ショットシェルの撲滅へ転任されたため、怪盗ルパン三世は老人が元の職務に戻るのを手伝うことにする。ショットシェルへの潜入のため、一味はロシアの原子力潜水艦を「借り」核物理学者の協力を得る。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ルパン三世に暗殺指令が下された——。敏腕のゼニガタ警部が国際兵器密売組織「ショットシェル」の捜査に転任させられたことを知ったルパンは、なぜか老警部を元の職務に戻すべく一肌脱ぐことを決意する。作戦を遂行するため、一味はロシアの原子力潜水艦を”拝借”し、核物理学者の力を借りながら敵の懐へと潜り込む。果たしてルパンは生き延び、ゼニガタは本来の宿敵を取り戻せるのか。みどころ・魅力
① ルパンとゼニガタが”共闘”する異色の関係性
本作最大の見どころは、ルパンが宿敵ゼニガタのために動くという逆転の構図だ。いつもは追う側・逃げる側の二人が同じ目標を共有することで、シリーズならではの軽妙なやり取りに新鮮な温かみが加わり、二人の関係の奥深さを改めて感じさせてくれる。② 冷戦後の世界観を背景にしたスパイ劇的スケール感
1993年制作という時代設定を活かし、ロシアの原子力潜水艦や国際兵器密売という冷戦崩壊直後の空気感がリアルに漂う。ルパン一味が大国の軍事力さえも手駒にしてしまうスケールの大きさは、TVシリーズとは一線を画すSP作品ならではの醍醐味だ。③ アクションとコメディのバランスが取れた王道ルパン節
テンポよく展開する潜入・脱出・逆転劇に、ルパンらしい軽口とユーモアが絶妙に絡み合う。シリアスになりすぎず、それでいて締まった演出で進むストーリーは、シリーズ初心者から長年のファンまで幅広く楽しめる仕上がりになっています。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | おおすみ正秋 |
|---|---|
| 音楽 | 大野雄二 |
| ED | 大野エリ「Destiny Love」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ルパンのTVスペシャルって、1989年からほぼ毎年あって、正直ぜんぶ把握しようとすると無理がある。「暗殺指令」というタイトルだけ見て「どれだっけ」となった人、そこそこいると思う。実際これも最初は消化試合感覚で流し見していた。ゼニガタが異動になってルパンと絡めなくなる——という冒頭のシチュエーションで、ようやく「あ、これ変化球の回だ」と前のめりになった。ゼニガタがいなくなる話をルパンが一番困るという構造、1993年にこの角度で来るか、という感覚がある。2回目に見ると、序盤のゼニガタの異動シーンがずいぶん丁寧に描かれているのがわかって、この話の軸がどこにあるかを製作側がはっきり意識していたんだなと思った。
ルパンとゼニガタは、互いがいないと成立しない
表面上はアクション冒険スペシャルで、国際兵器密売組織への潜入があって、ロシアの原子力潜水艦まで出てくる。スケールだけ見ると大作感がある。ただ、この作品の本当の核は「ゼニガタがルパン担当を外れたことで、両者のバランスが崩れる」という話だと思っている。
ルパンにとってゼニガタは単なる障害じゃない。追われることによってルパンの「怪盗」という役割が成立している。ゼニガタの側も同様で、ルパンを追うことで自分の存在意義がある。ショットシェル摘発という「正しい仕事」をやらされているゼニガタはどこか張り合いがない。ルパンはそれを見抜いて、老人が元の場所に戻れるよう動く。助けているのか遊んでいるのかよくわからないのが、このシリーズらしいところで、それを断言しないまま最後まで走りきるのがちょうどいい。
単なる泥棒と刑事の話ではなく、「自分の役割に戻るための話」として見ると、1993年という時期のルパン像として妙にしっくりくる。シリーズとして長くなってきた段階で、「ルパンとゼニガタの関係性そのものを題材にする」という選択は、コアな視聴者に対してのサービスでもあったはずだ。TVシリーズを何周もして見返してくると、このスペシャルの立ち位置が少し変わって見える。
特に刺さったシーン
核物理学者を巻き込んで原子力潜水艦を「借りる」あたりの展開がとにかく好きで、ルパンがいつものように荒唐無稽な手を使いながらも、その目的がゼニガタのためというねじれがずっとある。潜入シーケンスで石塚運昇さんが演じるキース・ヘイドンが登場したとき、声の圧がまず違う。あの低音の安定感は、敵側の格をそれだけで一段引き上げる効果がある。田中敦子さんのカレン・クオリスキーは、声のクールさと台詞の運び方のバランスがよくて、単なる組織の幹部キャラに見えない奥行きがあった。銀河万丈さんのブラッドはいかにもな役どころながら、その「いかにも感」を堂々とやりきっているのがむしろ気持ちいい。終盤の見せ場で三人の声が重なる場面、今の時代に見返してもキャストの密度が高いと感じる。
読んで見たくなったら——『ルパン三世ルパン暗殺指令』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズのルパンとゼニガタの関係性が好きで、そこを掘り下げた話が見たい人
- 90年代アニメのテンポと作画感覚がそのまま楽しめる人
- 石塚運昇・田中敦子・銀河万丈のキャスティングだけで「見る」と決められる人
- ルパンスペシャルをとにかく網羅したいコレクタータイプ
合わない人
- ルパンシリーズをほぼ見ておらず、いきなりスペシャルから入った人(文脈が半分消える)
- ハードなアクションやシリアスな犯罪スリラーを期待すると拍子抜けするかもしれない
- スペシャルの本数が多すぎて優先度をつけたい人には、正直「マスト」ではない
次に見るなら
ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1985年)——ルパンの劇場版の中でも「キャラクター同士の関係性」に比重を置いた作りで、スペシャルを経由してから戻ると発見が増える。冒険のスケールとコメディのバランスが近い。
ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎(1990年)——90年代スペシャルの中で完成度が高い一本。「暗殺指令」と同じ時期の空気感を持ちつつ、こちらは少しシリアス寄り。続けて見るとシリーズのトーンの幅がわかる。
ルパン三世 PART III(TVシリーズ・1984年)——ゼニガタとルパンの掛け合いをたっぷり見たいなら、このシリーズが一番密度が高い。コメディ方向に振り切ったトーンが苦手な人もいるが、「暗殺指令」が好きなら肌に合う可能性が高い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ルパン三世 ルパン暗殺指令』は現在、U-NEXTで視聴できます。追加料金なしで楽しめるため、U-NEXTに加入済みの方はすぐにお試しいただけます。ルパンとゼニガタが織りなす異色の共闘劇を、ぜひU-NEXTでご覧ください。
