ネオアンジェリーク Abyss -Second Age-

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2008ネオアンジェリーク Abyss -Second Age-

ネオアンジェリーク Abyss -Second Age-

★ 3.2 / 5.0冒険ファンタジー
放送年2008年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作ビジュアルノベル

第一期の続きで、オーブハンターの消失によってタナトスが急増し、アルカディアは廃墟と化した。絶望が広がる中、宗教組織はタナトスとの戦いを強いられている。ひだまり館が焼失してから半年が経ち、かつての英雄であるオーブハンターは現在、タナトスの出現の責任を負わされている。しかし…

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

第一期の終幕から半年。タナトスを浄化していたオーブハンターたちが突如姿を消し、アルカディアは再びタナトスの脅威にさらされていた。廃墟と化した街に漂う絶望の中、宗教組織がタナトスとの戦いを引き受けるが、かつての英雄たちは消失の責任を負わされ肩身の狭い日々を送る。そんな状況でアンジェリーク、ヒュウガ、ニールス、ランベールたちは、再び世界を救うために立ち上がることができるのか。希望と信念をめぐる物語の第二章。

みどころ・魅力

① 絶望の世界設定が生み出す重厚なドラマ

第一期の「浄化と希望」から一転、廃墟と化したアルカディアという過酷な舞台設定がキャラクターたちの葛藤を深く掘り下げる。英雄が罪人扱いされるという逆境が、各キャラクターの信念と覚悟を試す緊張感あるドラマを生み出しており、乙女ゲーム原作ながら骨太なストーリー展開が楽しめる。

② 個性豊かなオーブハンターたちの関係性

ヒュウガ・ニールス・ランベール・ジェッドら個性の異なるオーブハンターたちが、逆境の中でアンジェリークとの絆を深めていく過程が見どころ。第一期からの関係性の変化や、それぞれが抱える内なる葛藤が丁寧に描かれており、キャラクターへの感情移入度がさらに高まる。

③ 第一期から続く伏線の回収と世界観の広がり

オーブハンター失踪の真相やタナトスの背後にある謎など、第一期から引き継がれた伏線が次々と明かされていく構成が魅力。ファンタジー世界の設定が第二期でさらに深掘りされ、世界観全体の広がりを感じながら物語の核心へと迫るカタルシスが味わえる。

キャスト・声優一覧

アンジェリーク
アンジェリーク
メイン
遠藤綾
ニクス
ニクス
メイン
大川透
レイン
レイン
メイン
高橋広樹
ジェイド
ジェイド
メイン
小野坂昌也
ヒュウガ
ヒュウガ
メイン
小野大輔
ジェット
ジェット
サブ
中村悠一
ルネ
ルネ
サブ
山口勝平
マティアス
マティアス
サブ
楠大典
エレンフリート
エレンフリート
サブ
入野自由
ロシュ
ロシュ
サブ
木村良平
サブ
鳥海浩輔
サブ
岩崎征実

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スタッフ

原案キャラデザ由羅カイリ
音響監督菊田浩巳
OPOrb Hunter 4「SILENT DESTINY」
EDテゴマス「片想いの小さな恋」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

乙女ゲー原作のアニメを見るとき、大体「これ原作ファン向けだよな」という覚悟をしながら再生ボタンを押す。ネオアンジェリークも例外じゃなかった。タイトルからして「アルカディア」とか「タナトス」とかファンタジー固有名詞が飛び交う感じで、置いてかれるかなと思っていたら、Second Ageは開幕から世界がかなり荒廃していてテンションが違う。ひだまり館が焼失してから半年、英雄扱いされるどころか責任を問われているオーブハンターたち——という出だしが、乙女ゲー要素を脇に置いた「続きものシリアスファンタジー」として刺さってきた。配信がどこにもないので入手経路を探したのも懐かしい。結果的に2回見ることになって、2回目で気づいたのは序盤の絶望描写の精度の高さで、最初は「暗い」と感じた画面が、実は設計されて暗いんだということだった。

「英雄」を降りた男たちが、それでも戦う理由を見つけるまでの話

乙女ゲー原作のアニメは「イケメンが囲む」構造を前景化しがちで、Second Ageはそこからかなり距離を置いてくる。というより、第二期という立場上、すでに関係性が築かれている前提で話が進むから、むしろキャラクターが「何のために戦うか」という問いを正面から扱っている。タナトスが急増してアルカディアが廃墟になり、かつての英雄であるオーブハンターたちが責任を問われているという状況設定は、「信頼を一度失った人間がどう立て直すか」という話でもある。

これが単なる復活劇ではない。宗教組織がタナトスとの戦いを強いられているという構図は、社会から孤立した個人が制度の側から再び必要とされる——しかし今度は以前とは違う立場で——という捻りを含んでいる。英雄だったから戦うのではなく、英雄という看板を剥がされてもなお、という理由を各キャラクターがそれぞれ持たなければならない。ジェット(中村悠一)の声が序盤の沈黙と後半の決意で全然違って聞こえるのはそういう文脈があるからで、台詞量に依存せず演じ分けてくるのが正直おそろしい。

ヒュウガ(小野大輔)は第一期からの関係性の変化を引き受けながら動いていて、責任を外から問われるキャラクターと、自分の中に問いを抱えるキャラクターで分かれているのがわかりやすい対比になっている。ルネ(山口勝平)の軽さは意図的で、重い世界観に対するクッションとして機能しながら、ここぞという場面で表情が変わるタイミングの計り方が巧い。木村良平のロシュは台詞一本で場の温度を変えるタイプで、2回目に見るとその使われ方が意外に計算されている。

「英雄であることをやめた後、何者になるか」——これが Second Age の核心で、ファンタジーの外皮を被りながら案外今日的なテーマをやっている。2008年の作品だが、こういうテーマは腐らない。

特に刺さったシーン

終盤、ジェットが宗教組織の側と正面から対立する流れに入るあたり。ここで中村悠一の声が急に「低さの種類」を変える瞬間がある。威圧ではなく、覚悟が決まったときの静けさ——というやつで、思わず音量を上げた。怒鳴ったり熱弁を振るったりするシーンより、その静かな数秒の方が画面の重量が増す、あの感じ。

もうひとつは序盤、廃墟と化したアルカディアを映すカットの作画で、タナトスに侵食された廃墟の細部の書き込みが妙に丁寧で、「ここに人が暮らしていた」という痕跡を画面に残している。こういう背景美術へのこだわりは2回目で初めて意識的に目に入ってくる類いのもので、最初は全体の暗さに飲まれて見過ごした。ルネ(山口勝平)が廃墟の前で珍しく言葉を失うシーンと重なって、この組み合わせがわりと刺さった。軽口キャラが黙るときの重さ、というのは使い古されたやり方だが、声優と画の合わせ方が綺麗だと改めて機能する。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 第一期を見ていて、続きが気になっていた人(これは大前提)
  • 乙女ゲー原作アニメでも「シリアスな世界観の積み上げ」を楽しめる人
  • 中村悠一小野大輔の演じ分けを意識して聞けるタイプの声優ファン
  • 廃墟ファンタジー・文明が傾いた世界の雰囲気が好きな人
  • 「続きもの第二期」として完結まで見届けたい律義さを持つ人

合わない人

  • 第一期を見ていない人(Second Ageからは入れない構造になっている)
  • 乙女ゲー原作らしい「ときめき成分」を主目的に見たい人(第二期はほぼない)
  • 配信でサクッと見たい人(TSUTAYA DISCASの宅配レンタル以外で見る手段が現状ない)
  • 暗い世界観が続く話に体力を使いたくない人

次に見るなら

ネオアンジェリーク Abyss(第一期)は当然前提として。Second Ageから入った人は先にこちらを見ないとキャラクターの関係性が半分以上わからない。「なぜひだまり館があの状態になったか」が第一期で描かれている。

廃墟ファンタジー×集団が信頼を再構築する流れが好きなら十二国記が方向性として近い。世界観の密度が段違いに濃いが、「制度に翻弄される個人と選択」というテーマは共鳴する。NHKアニメなので配信でも見やすい。

「英雄を降りた男たちの話」という軸で見るならコードギアス 反逆のルルーシュR2も候補に入る。ジャンルもトーンも全然違うが、「信頼と責任と覚悟」が重なって動くキャラクター群という点で Second Age と通じる部分がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ネオアンジェリーク Abyss -Second Age-』は現在、公式配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、DVDやBlu-rayなどのパッケージ作品を利用する形となります。第一期と合わせて視聴することで物語の全容がより深く楽しめますので、ぜひパッケージでの鑑賞をご検討ください。

よくある質問

Q. 第一期を見ていなくても楽しめますか?
A. 第二期は第一期の続きから始まるため、登場人物や世界観の理解には第一期の視聴が必須です。まず第一期『ネオアンジェリーク Abyss』から順番に視聴することを強くおすすめします。
Q. 原作ゲームとストーリーは異なりますか?
A. アニメ版はゲーム原作をベースにしつつ独自のアレンジが加えられています。ゲームプレイ済みの方でも新鮮な展開が楽しめる内容となっており、アニメオリジナルの演出も見どころのひとつです。
Q. 全何話ですか?
A. 第二期は全13話構成です。第一期も同じく13話で、合わせて全26話でアンジェリークたちの物語が完結します。コンパクトにまとまっているため、一気見にも適した作品です。
Q. どこで視聴できますか?
A. 現在、公式の定額配信サービスでの配信は確認されていません。DVDやBlu-rayなどのパッケージ商品での視聴が主な手段となります。フリマアプリや中古ショップでも入手できる場合があります。

まとめ

『ネオアンジェリーク Abyss -Second Age-』は現在、公式配信サービスでの配信は確認されていません。視聴を希望する場合は、DVDやBlu-rayなどのパッケージ作品を利用する形となります。第一期と合わせて視聴することで物語の全容がより深く楽しめますので、ぜひパッケージでの鑑賞をご検討ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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