波打際のむろみさん OAD

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2013波打際のむろみさん OAD

波打際のむろみさん OAD

★ 3.2 / 5.0コメディセクシー日常系
放送年2013年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画

マンガ第9巻の初回限定版に付属している。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

博多湾に棲む天然系マーメイド・むろみさんは、古代から生き続ける数千歳のおねえさん。ひょんなことから無気力な釣り少年・たっくんと出会い、以来ことあるごとに釣り上げられては珍妙なやり取りを繰り広げる。本OADはコミックス第9巻の初回限定版に付属した特別エピソード。むろみさんや個性豊かな仲間たちが織りなす、自由奔放でツッコミどころ満載のドタバタ日常コメディが楽しめる。

みどころ・魅力

① 天然MAXなむろみさんのぶっ飛んだ言動

数千年生きているのに一切の威厳がなく、人間の文化を勘違いしたまま突き進むむろみさんのキャラクターが最大の魅力。理屈抜きのテンションで次々と珍行動を繰り出すため、テンポよく笑いが続く。

② 個性あふれる海の仲間たちが全員濃すぎる

ツンデレなリューグウノツカイ・恵子や超古代生物など、むろみさんの周囲を固めるキャラクターも一筋縄ではいかない個性の持ち主ばかり。それぞれの掛け合いが生み出す独特のリズム感も見どころのひとつ。

③ 原作ファン必見の限定エピソード

コミックス初回限定版にのみ付属したOADならではの希少価値がある。原作マンガの雰囲気を忠実に再現しつつ、アニメーションならではの動きと音で笑いをさらに増幅させた濃厚な作品に仕上がっている。

キャスト・声優一覧

向島拓朗
向島拓朗
メイン
水島大宙
むろみさん
むろみさん
メイン
田村ゆかり
川端くん
川端くん
サブ
浜田賢二
宝満さん
宝満さん
サブ
いのくちゆか

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スタッフ

監督吉原達矢
キャラクターデザイン貞方希久子
OP上坂すみれ「七つの海より君の海」
ED田村ゆかり「Seaside 99」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

これはOAD、つまりマンガ9巻の初回限定版に付属していた映像作品だ。TVシリーズの本編をひと通り見た人向けに作られた補完コンテンツで、単体で見ようとすると「なんとなくゆるくて面白そうなやつ」で終わる可能性がある。本編ありきで楽しむもの、という前提は最初に言っておきたい。

むろみさん本編は、人魚のむろみさんが釣り人の川端くんとだらだら絡む——それだけのアニメだ。最初に見たとき、テンポの独特さに戸惑った記憶がある。「何かが起きそうで起きない」展開が延々続く。でも2周目になると、それがむしろ心地よくて、BGM的に流せるようになっていた。OADも同じ感覚でちょうどよかった。「ああ、このノリのやつか」と即座に身体が思い出すような。

むろみさんの魅力は「何も解決しないこと」にある

このOADを含む「波打際のむろみさん」という作品全体を通じて感じるのは、「ゆるい」という言葉が実は褒め言葉として機能しているジャンルがある、ということだ。ギャグアニメには「笑いで殴ってくるタイプ」と「空気を吸い込むタイプ」があるとするなら、むろみさんは後者に属する。田村ゆかりが演じるむろみさんのしゃべり方に、それが如実に出ている。テンションが高いのに急かしてこない、という絶妙なバランス。怒涛のようにしゃべり続けるのに、聴いているとこちらの心拍数が上がらない。

OADというフォーマットは、TVシリーズより尺が短く、起承転結を詰める必要がほぼない。むしろそれが「何も解決しない」というむろみさんのスタイルとぴったり合っていた。川端くん(浜田賢二)はリアクション係に徹しているし、向島拓朗(水島大宙)が絡むシーンでも話がどこかに向かう気配がほとんどない。でも不思議と「損した」感がない。

これはつまり、「結末ではなく質感で勝負しているコンテンツ」だ。主題歌や間の取り方、田村ゆかりの演技の呼吸——細部の密度で保っている空気感があって、それを楽しめるかどうかが分水嶺になる。マンガ付属OADというのは、そのファン向けに「本編と同じ空気をもう少しだけ」提供するためのもので、この作品はその役割を過不足なく果たしている。

特に刺さったシーン

むろみさんがマシンガントークで何かをまくし立てる中盤のくだりで、川端くんがほとんど声を出さずにリアクションしているシーンがある。浜田賢二の「言葉にならないため息」みたいな間の使い方が地味にうまくて、そこで思わず二度見した。むろみさんのセリフの量に対して、川端くんの存在感がちゃんと消えていないのは演技の技術だと思う。

田村ゆかりについては、むろみさん役はかなり「ゆかりさんじゃないとこのテンポは出ない」と感じる役どころだ。甘い声質なのにテンポが速い、というのが独特の空気を作っている。OADの短い尺の中でもそれは変わらない。2回目に見たとき、むろみさんの一人語りのリズムを意識して聴いたら、ちゃんとそこに演者の呼吸があった。

読んで見たくなったら——『波打際のむろみさん OAD』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズを見終えて「もう少しだけこの空気を吸っていたい」と思った人
  • ゆるい日常系が好きで、結末や成長よりも「毎回同じ調子で続く安心感」を求めている人
  • 田村ゆかりのトーク系演技が好きな人
  • 海辺・人外ヒロイン・ゆるいラブコメが刺さるジャンル知識がある人

合わない人

  • 本編を未視聴の状態でOAD単体を見ようとしている人(文脈がわからないと厳しい)
  • ストーリーの起伏やカタルシスを求めている人
  • ギャグは「笑わせてくれる量と密度」で評価する人
  • セクシー描写がコンテンツに入ることを好まない人

次に見るなら

同じ「ゆるいノリの非人間ヒロイン」路線ならモンスター娘のいる日常がある。こちらはもっとキャラが多く、コメディよりもにぎやかだが、「人外ヒロインと人間の男がだらだら同居する」という構造は近い。むろみさんのノリが好きならたぶん楽しめる。

「テンポの独特なギャグ短編アニメ」という観点では日常(2011年)が頭に浮かぶ。笑いの密度は全然違うが、「何も解決しない安心感」という空気感は共通している。むろみさんよりシュールさが強めなので、ユーモアの方向性が合うか試してみてほしい。

田村ゆかり出演作でゆるいコメディ路線を続けるならロウきゅーぶ!という手もある。作品トーンはかなり違うが、田村ゆかりのコミカルな演技を追いたい場合の選択肢として。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『波打際のむろみさん OAD』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオで視聴できます。いずれも配信ラインナップに含まれており、手軽にお楽しみいただける環境が整っています。天然系マーメイドのドタバタコメディをぜひお手持ちのデバイスでご覧ください。

よくある質問

Q. 波打際のむろみさん OADはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオで配信中です。各サービスの見放題プランを利用することで視聴できます。
Q. OADとはどういう意味ですか?
A. OADとは「Original Animation Disc」の略で、主にマンガや書籍に付属する形で販売されるアニメ映像作品を指します。本作はコミックス第9巻の初回限定版に付属していました。
Q. TVアニメを見ていなくてもOAD単体で楽しめますか?
A. キャラクターの基本設定をTVアニメで把握しておくとより楽しめますが、コメディ中心の内容なので初見でも雰囲気は伝わります。TVアニメと合わせての視聴がおすすめです。
Q. 子どもと一緒に見ても大丈夫ですか?
A. ジャンルに「セクシー」が含まれており、一部お色気描写があります。小さなお子さまとの視聴は内容を確認のうえご判断ください。基本的にはコメディ要素が中心の作品です。

まとめ

『波打際のむろみさん OAD』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオで視聴できます。いずれも配信ラインナップに含まれており、手軽にお楽しみいただける環境が整っています。天然系マーメイドのドタバタコメディをぜひお手持ちのデバイスでご覧ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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