モンスター娘のいる日常

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2015モンスター娘のいる日常

モンスター娘のいる日常

★ 3.3 / 5.0コメディセクシーファンタジーラブコメ
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Lerche

3年前、世界は怪物が実在することを知った。ハーピー、ケンタウロス、猫娘など、あらゆる幻想生物が実在したのだ。「種間文化交流法」により、これらの生物は社会に同化しようとしている。彼らは人間との恋愛を望んでいる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

3年前、世界は怪物(モンスター)が実在することを知った。ハーピー、ケンタウロス、ラミア(蛇女)など、かつて伝説の存在とされていた幻想生物たちが現実に存在していたのだ。政府が制定した「種間文化交流法」により、彼女たちは人間社会への同化プログラムに参加。普通の青年・来留主公人(くるすきみひと)の家にも、ラミアの少女スーが居候としてやってくる。彼女を筆頭に、次々とモンスター娘たちが公人の日常へ乱入し、騒がしくも賑やかな共同生活が幕を開ける。

みどころ・魅力

① 個性豊かなモンスター娘たちのキャラクター

ラミア・ハーピー・ケンタウロス・スライム・マーメイドなど、種族ごとに異なる身体的特徴や価値観を持つヒロインたちが勢揃い。それぞれの「モンスターならでは」の習性や感覚が、人間との文化的ギャップを生み出し、コメディの源泉となっている。見た目のインパクトだけでなく、各キャラクターの個性が丁寧に描かれているのが魅力だ。

② ラブコメとファンタジーが融合した独自の世界観

モンスターが社会に溶け込もうとする「種間交流」という設定が、単なるラブコメに異世界ファンタジーの厚みを加えている。法律・差別・共存といったテーマをコミカルに盛り込みながら、公人とモンスター娘たちの距離感が縮まっていく過程は、独特のテンポと温度感で描かれる。

③ テンポよく展開するドタバタ日常コメディ

居候生活ならではのハプニング、モンスター娘たちの予想外の行動、担当職員・スミスの強引なトラブル処理など、笑いの密度が高い。シリアスになりすぎず、かといって薄くもない絶妙なバランスで、1話ごとにテンポよく楽しめる構成になっている。

キャスト・声優一覧

来留主公人
来留主公人
メイン
›
間島淳司
ミーア
ミーア
メイン
›
雨宮天
パピ
パピ
メイン
›
小澤亜李
スー
スー
メイン
›
野村真悠華
セントレア・シアヌス
セントレア・シアヌス
メイン
›
相川奈都姫
マーラウン・ロリライ
マーラウン・ロリライ
メイン
›
山崎はるか
ラチネラ・アラチネラ
ラチネラ・アラチネラ
メイン
›
中村桜
ドッペル
ドッペル
サブ
›
大西沙織
加瀬木
加瀬木
サブ
›
藤原啓治
金髪少年
金髪少年
サブ
›
藤田曜子
チアニッシア
チアニッシア
サブ
›
久保ユリカ
ポルト
ポルト
サブ
›
夏川椎菜

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スタッフ

監督吉原達矢
シリーズ構成筆安一幸
キャラクターデザイン砂川貴哉
音楽堤博明、manzo
美術監督田辺浩子
音響監督森下広人
OPミーア「最高速 Fall in Love」
OPスミス「Hey! スミス!!」
EDスミス「Hey! スミス!!」
EDミーア「最高速 Fall in Love」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「まあ、こういうやつか」と思いながら1話を流した記憶がある。タイトルからして隠す気ゼロで、実際その通りだった。ヒロインのミーア(雨宮天)が来留主公人の顔面に巻きつく冒頭から、この作品がどこに向かって走っているかは完全に自明だ。

ただ、2周目を見たとき気づいたのは、その「わかりやすさ」の中にある奇妙な誠実さだった。モンスター娘たちの身体的な特性——蛇の下半身、鳥の翼、馬の胴体——を、制作側がある種の真剣さをもって描いている。「どうやって服を着るのか」「どこで寝るのか」という物理的な問いに、ちゃんと答えようとしている。ギャグとして消費しながら、設定に対して不真面目ではない。そのバランスがずっと気になっていた。

「異形の身体」を愛でることの、免罪符としての異種族設定

この作品を「エロコメ」として片付けるのは簡単だし、実際そのつもりで見ればそれで完結する。ただ、何周かしていると「なぜこれが〈種間交流法〉という行政的なフレームを必要としたのか」という疑問が残る。

ミーア、パピ、セラ、メロ、スー、ラクネルたちの身体は、人間の倫理基準では「どう扱えばいいかわからない」存在だ。ラミアの下半身は人間の性的規範に収まらないし、ハーピーの腕は翼なので自分では何もできない。ケンタウロスのセラは馬格好の下半身を持ちながら、感情は非常に人間的な乙女だ。この「上半身は人間、下半身は獣」という構造が、性的なコンテンツとしての消費を「これはファンタジーだから」と切り離す機能を果たしている。

問題作と呼ぶべきかどうか微妙なラインにあるのは、まさにそこだと思う。設定の精巧さが、内容の過激さを「世界観の必然」として正当化している。このやり口は下品かというと——下品ではあるのだが、少なくとも雑ではない。「なぜ翼人族は農業に向かないのか」「水棲種族が地上で生活するための条件は何か」といった細部を丁寧に積み上げる姿勢は、それ自体がある種の真剣さだ。

来留主公人(間島淳司)がほとんど無個性に近いのも計算だと思う。彼は「包容力の化身」として機能しており、どんな異形の身体も受け入れる。その受容性が視聴者の代理として機能するよう設計されている。モンスター娘たちの個性と身体描写が前景化するほど、公人は背景に退いていく。これは一種の演出判断で、間島淳司がそれを単調にならずに保っているのは地味に難しい仕事だ。

結局この作品は、「異形の他者を愛することができるか」という問いを立てているようで、実際には「愛でることの心理的ハードルを下げる装置」として機能している。それを批判するか肯定するかは見る側の問題で、作品は一貫して自分の立場から逃げていない。

特に刺さったシーン

ドッペル(大西沙織)が初登場したときの空気の変わり方が好きだ。モン娘チームの中でも明らかに「悪意のある楽しさ」を持つキャラクターで、大西沙織の声がそこに乗ると、サービス過多な本作の中で珍しく「底が見えない」感触がある。チアニッシア(久保ユリカ)との絡みも含め、この二人が出てくる場面は他のヒロイン回とテンションが違う。

藤原啓治が演じる加瀬木のポジションは、作品の「行政的フレーム」を体現する役割で、いてもいなくてもドタバタが起きるコメディにおける秩序側の人間として機能している。出番は多くないが、その声の重さが「これは一応、法律のある世界です」というリマインダーになっていた。

ミーア(雨宮天)が感情を爆発させる場面は、雨宮天の地の温度感と合っていて、誠実さとコミカルさが同居する。ラミアという身体スペックで公人を物理的に拘束しながら訴える構図の、笑ってもいいのかという迷い込みが毎回ある。

読んで見たくなったら——『モンスター娘のいる日常』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • エロコメとして割り切って見られる人。この作品は隠していない
  • モンスター娘という設定に既に愛着がある人(原作読者含む)
  • 「世界観の細部がちゃんとしているコメディ」が好きな人
  • 声優の演技を追いかけているなら、雨宮天・大西沙織の仕事として見る価値はある

合わない人

  • 「なんでこの方向で頑張ったんだ」という感想が最初に来る人
  • 身体描写が多すぎる作品が生理的に無理な人(そういう人はタイトルで既にわかる)
  • ハーレムもの全般が苦手な人——来留主公人は基本的に「選ばない男」として機能し続けるので、キャラクターとしての成長を期待すると肩透かしを食らう
  • テーマ性や人間ドラマを求めて見ると、その層はほとんどないので注意

次に見るなら

モンスター娘のいる日常を見たなら、同じ系譜としてダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(ダンまち)も候補に入る。異種族共存の世界観とファンタジー設定は共通しているが、こちらは主人公の成長がある。エロコメよりアクション・冒険寄りで見やすい。

異形のヒロインとの同居というフォーマットで、もう少し感情寄りの作品が見たいなら亜人ちゃんは語りたいが近い。デミ(吸血鬼・雪女・デュラハン・サキュバス)と教師の日常を描いており、本作ほど過激ではないが、「人間とは違う身体を持つことのしんどさ」を掘り下げている。

「設定が細かいモンスター娘もの」という軸で探すなら鬼灯の冷徹も面白い。地獄の行政を描くコメディで、異形キャラが大量に出てくる。エロコメではないが、異形の存在を「生活者」として描く視点は共通している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『モンスター娘のいる日常』はdアニメストアおよびDMM TVで配信中のため、両サービスのいずれかに加入していれば全話視聴が可能です。dアニメストアはアニメ専門の豊富なラインナップが強みで、DMM TVはアダルトコンテンツも含む幅広い配信が特徴です。お好みのサービスからぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『モンスター娘のいる日常』はどこで見られますか?
A. dアニメストアとDMM TVで配信されています。どちらのサービスにも加入していれば全話をお楽しみいただけます。
Q. 原作漫画はありますか?
A. はい、オカヤド先生による同名漫画が原作です。月刊コミックリュウ(徳間書店)で連載されており、アニメ放送後も続刊が刊行されています。
Q. 何話構成ですか?
A. 全12話構成です。2015年7月から9月にかけて放送されました。各話完結に近い形でモンスター娘たちとの日常エピソードが展開されます。
Q. 性的な描写はありますか?
A. ラブコメ・ハーレム系のお色気描写が多めのジャンルです。過激な表現はTV放送版では一定の配慮がされていますが、成人向けの雰囲気を含む作品のため、視聴環境に応じてご判断ください。

まとめ

『モンスター娘のいる日常』はdアニメストアおよびDMM TVで配信中のため、両サービスのいずれかに加入していれば全話視聴が可能です。dアニメストアはアニメ専門の豊富なラインナップが強みで、DMM TVはアダルトコンテンツも含む幅広い配信が特徴です。お好みのサービスからぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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