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2014

鬼灯の冷徹
★ 3.7 / 5.0コメディファンタジー超自然
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WIT STUDIO |
鬼灯は閻魔大王の部下で、冷静かつ極度にサドな性格である。地獄で暴れ回る桃太郎とその仲間たちなど、様々な問題を解決しようと奮闘する。一方、休み時間には可愛い動物に癒されたり、「金魚花」を育てたりと、趣味に没頭することも好む。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
日本の地獄を舞台に、閻魔大王の第一補佐官を務める鬼灯の日常を描いた群像コメディです。冷静沈着でありながら極度のドSな鬼灯は、地獄で暴れ回る桃太郎一行や、個性豊かな獄卒・地獄の住人たちが巻き起こす騒動を、淡々と、しかし容赦なく片付けていきます。一方で休憩時間には可愛い動物に癒されたり、金魚草を育てたりと、意外な癒し系の一面も。和風の地獄観に日本神話や昔話のキャラクターを織り交ぜ、シュールで知的な笑いを届ける作品です。みどころ・魅力
① 唯一無二の「和風地獄」コメディ
日本古来の地獄観をベースに、閻魔大王や獄卒、八大地獄などが緻密に描かれます。そこへ桃太郎や乙姫といった昔話・神話のキャラが日常的に登場し、独特の世界観を構築。地獄なのにどこか牧歌的で、知的好奇心をくすぐる設定が大きな魅力です。② 冷徹ドSな主人公・鬼灯のキャラクター
何が起きても眉ひとつ動かさず、的確かつ容赦なく相手を追い詰める鬼灯。その圧倒的な有能さとブレない毒舌が爽快感を生みます。一方で金魚草を育て、可愛い動物に目を細めるギャップも、彼が愛される理由のひとつです。③ 豪華声優陣によるテンポの良い掛け合い
安元洋貴演じる鬼灯を中心に、個性豊かな地獄の住人たちが繰り広げる会話劇が見どころ。シュールなネタや日本文化の小ネタを散りばめた高速の掛け合いは、一時停止して楽しみたくなるほど密度が濃いのが特徴です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 鏑木ひろ |
|---|---|
| シリーズ構成 | 後藤みどり |
| キャラクターデザイン | 加藤寛崇 |
| 音楽 | |
| 美術監督 | 竹田悠介、ジョンスロク |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | 地獄の沙汰オールスターズ「地獄の沙汰も君次第」 |
| ED | 東京混声合唱団「大きな金魚の樹の下で」 |
| ED | Sadesper Record feat. 上坂すみれ「パララックス・ビュー」 |
| ED | ピーチ・マキ「キャラメル桃ジャム120%」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「地獄が舞台のアニメ」と聞いて、てっきり説教くさい因果応報モノだと身構えていた。蓋を開けたら、地獄の役所で淡々と書類仕事をこなす公務員たちの話で、いい意味で拍子抜けした記憶がある。鬼灯がトゲ付きの鉄球で唐瓜を殴る、その手つきがあまりに事務的で、笑っていいのか一瞬戸惑った。2回目に見て気づいたのは、この作品がボケもツッコミも一定の温度で回していること。誰も声を荒げないし、オチで力まない。地獄が舞台なのに、職場の空気だけが妙にリアルで、そこがじわじわクセになる。派手な事件が起きるわけでもないのに、気づくと次の話を再生している、そういう種類の安定感だった。地獄を、ちゃんと回っている”職場”として描いてしまった発明
地獄ものというと、罪人が責め苦を受ける場面を恐ろしげに見せて終わり、というのが相場だ。鬼灯の冷徹がやったのは、その地獄を「ひとつの組織」として裏側から眺めることだった。閻魔大王は気のいい上司で、鬼灯はその補佐官。亡者を裁く部署があり、責め苦には担当者がいて、新しい刑罰には稟議が回っているらしい。地獄は理不尽な場所ではなく、理不尽なほど整然と運営されている役所なのだ。この一点の発想転換で、作品全体の温度が決まっている。 面白いのは、鬼灯がサドなのに、その加虐がまったく感情的でないことだ。腹を立てて唐瓜を殴るのではなく、業務として殴る。怒りも快楽も乗せず、ただ淡々と鉄球を振るう。だから観ているこちらも安心して笑える。痛みが軽く扱われているというより、痛みすら職務の範囲内にきちんと収まっている。地獄の物騒さを抜かないまま、運営の手つきだけを前に出す——このバランスが崩れずに走り切ったのは、今思えば相当に難しいことをやっていた。 そしてこの設定が一番効いてくるのは、桃太郎たちのような「外部の闖入者」が現れたときだと思う。秩序立った地獄に、昔話の住人が現代的なノリで乗り込んでくる。整然とした制度と、無秩序な勢いがぶつかる。鬼灯はそれを慌てず、いつもの温度で処理していく。地獄コメディなんて誰も思いつかなかったジャンルを、勢いではなく「設定の堅さ」で成立させた。そこが何より新しかった。特に刺さったシーン
何より安元洋貴の声だ。鬼灯のセリフは本来かなりきついことを言っているのに、あの低く平らな声で読まれると、嫌味すら制度の一部みたいに聞こえてくる。唐瓜役の柿原徹也が情けない悲鳴を上げるたび、安元の動じなさが際立つ。あの二人の温度差だけで一本見ていられる。 個人的に好きなのは、鬼灯が趣味に没頭しているときだ。金魚草を愛でる手つきや、可愛い動物を前にしたわずかな表情の緩み——仕事中の無表情と地続きなのに、ほんの少しだけ角が取れる。あの緩急に、最初に見たときは気づかなかった。2回目で「この人、ちゃんと趣味の時間を死守してるんだな」と分かって、急に親近感が湧いた。 白澤役の遊佐浩二が出てくると場の空気が変わるのもいい。鬼灯が秩序なら白澤は享楽で、上坂すみれのピーチ・マキや種﨑敦美の芥子が周りで色を添える。誰かひとりが突出して暴れるのではなく、配役全体で温度を作っている。終盤の賑やかな展開でも、この座組みの安定感は最後まで揺れなかった。読んで見たくなったら——『鬼灯の冷徹』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手なオチより、一定の温度で続く会話劇を流し見したい人
- 和風の妖怪・昔話モチーフが小ネタで効いてくるのが好きな人
- サドな主人公の毒を、感情ではなく「事務処理」として楽しめる人
- 声優の演技の温度差そのものを味わいたい人
合わない人
- 毎話で大きな事件や感情の山場が欲しい人
- 明確な目的に向かって進むストーリーを求める人
- 痛い描写が事務的に流れること自体が苦手な人
次に見るなら
真顔でボケ続ける温度感が好きなら銀魂。深刻な顔で馬鹿をやる、あの抜けないテンションの低さは鬼灯と地続きで、ギャグとシリアスの切り替えも近い。 妖怪が日常の中に当たり前にいる手触りが好みなら繰繰れ!コックリさん。淡々としたツッコミと、人外との所帯じみたやり取りが鬼灯の職場感に通じる。 和風のあやかしを腰を据えて描く方向が欲しいなら有頂天家族。京都を舞台にした人間と狸と天狗の話で、賑やかさの奥にある共同体の温度が心地いい。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作「鬼灯の冷徹」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluの5つのサービスで視聴できます。アニメに特化したdアニメストアをはじめ、幅広いラインナップを誇るU-NEXT、総合系のNetflix・Huluでも配信されているため、普段お使いのサービスに合わせて選べます。選択肢が多いので、ご自身の環境に合った方法でじっくり楽しめます。



