※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

鬼灯の冷徹 OVA
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WIT STUDIO |
『鬼灯の冷徹』のOVA3本が限定版として発売される。第17巻は2015年2月23日、第18巻は5月22日、第19巻は8月21日にそれぞれリリースされる予定である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、地獄という独特の舞台でさまざまなキャラクターたちと繰り広げる日常を描いたOVA作品。コミックス限定版として第17巻(2015年2月)・第18巻(5月)・第19巻(8月)の計3本がリリース。アニメシリーズではおなじみのブラックユーモアと個性豊かな地獄の住人たちが織りなす笑いが、OVAならではの濃密なエピソードで楽しめる。みどころ・魅力
① コミックス購入者への”ご褒美”エピソード
各巻の限定版に同梱されたOVAは、TVアニメとは一線を画す濃密な内容。コアなファン向けに丁寧に作られたエピソードが揃っており、原作ファンが特に喜ぶシーンや設定が随所に盛り込まれている。② 鬼灯の”毒舌×有能”キャラの真骨頂
冷徹でありながら地獄の業務をこなす鬼灯の姿は、本作最大の魅力。OVAでは彼の仕事ぶりや周囲とのやり取りがコンパクトにまとまっており、キャラクターの魅力をぎゅっと凝縮して堪能できる。③ 地獄ならではのシュールな世界観
地獄を舞台にしながらも恐怖ではなくコメディとして成立させる独特の世界観が本作の真骨頂。OVAでも妖怪・動物・神話キャラたちが入り乱れるカオスな地獄日常を、クオリティの高いアニメーションで楽しめる。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 鏑木ひろ |
|---|---|
| シリーズ構成 | 後藤みどり |
| 音楽 | |
| OP | 地獄の沙汰オールスターズ「地獄の沙汰も君次第」 |
| ED | 上坂すみれ「閻魔大王に訊いてごらん」 |
| ED | 地獄の沙汰オールスターズ「地獄の沙汰も君次第」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——TVシリーズの続きとして、OVAを手に取った
前提として言っておくと、このOVAはTVシリーズ(2014年放送・第1期)のファン向け補完コンテンツだ。原作コミックスの第17〜19巻の限定版に付属する形で2015年に順次リリースされた全3本で、本編の外伝というよりは「いつもの世界の短編集」という位置づけが近い。初見の人が手を出しても楽しめるとは思うが、鬼灯さんのあの目つきに慣れていない人間には、この乾いた笑いのテンションは伝わりにくいかもしれない。
TVシリーズをひと通り見たあと、何となく余韻が欲しくて手を伸ばしたのがこれだった。最初は「巻特典OVAか、まあ短いし」くらいの気持ちで再生したら、30分もしないうちに普通に笑っていた。2回目に見たとき気づいたのは、ショートフォーマットゆえにかえって本作の「コメディとしての密度」が浮き彫りになるという点だ。無駄がない、というよりも、端から余計なものを入れる気がない。
地獄でも「仕事のデキる人間」は損をする、という普遍の話
鬼灯の冷徹というシリーズの核心は、地獄という荒唐無稽な舞台を使って「有能な人間が組織の中で抱える消耗」をコメディに落とし込んでいることだと思っている。鬼灯さんは閻魔大王の第一補佐官として地獄の行政を実質的に回しており、上はポンコツ、周囲はどこか間が抜けており、それでも粛々と仕事をこなす。これ、現世でいくらでも見たことのある構図だ。
OVA3本はその縮図が非常によく出ている。長尺で描かれていたキャラクター関係の機微が、短編形式に圧縮されることでかえって輪郭がはっきりする。鬼灯さんが鬼灯さんである理由——それはデキるからではなく、デキることを疑わない人間だからで、そこに安元洋貴さんの声が乗ると、威圧感と可笑しさが絶妙な塩梅で同居する。感情をほとんど動かさないまま状況を制圧していくあの声の質感は、TVシリーズ越しに聞いてきたファンにこそ刺さる。
一方で白澤(遊佐浩二さん)との絡みがあると、このシリーズのもう一つの軸——「対等にやりあえる相手がいる、というのが実は贅沢なことだ」という話——も滲み出てくる。お互いがお互いを認めているからこそ張り合える、あの関係性の可笑しさと微妙な温度は、短編でもちゃんと機能していた。単なる地獄コメディと思って見始めると、後から妙に引っかかるものが残る作品だ。
特に刺さったシーン
OVAという短いフォーマットの中で、上坂すみれさん演じるピーチ・マキが絡んでくる場面の「テンション差」が毎回楽しい。明るくてやや空気を読まないキャラクターを、上坂さんが妙に真剣な声質で演じているところに独特の可笑しさがあって、2回目に見たとき初めてそのギャップに気づいて笑った。
細谷佳正さんの檎(りんご)と柿原徹也さんの唐瓜(からうり)のやりとりも、TVシリーズ越しに聞いてくると息のあい方がはっきりわかる。どちらも下っ端ポジションとして機能するキャラクターだが、OVAの短い尺の中でもちゃんと個性が立っていて、単なる賑やかし以上の仕事をしている。特に細谷さんの、ちょっと要領悪そうな声のトーンの使い方は細かいところで効いている。
シリーズ全体を通じて「鬼灯さんが本当に何を考えているかわからない」という不気味さがあるのだが、OVAでのある序盤のやりとりで、ほんの一瞬だけそれが緩む瞬間があった。そこだけ安元さんの声のトーンがわずかに変わる。見逃しがちだが、気づいたときに「ああ、このシリーズはこういう細部を見せるために地獄という舞台を使っているんだな」と腑に落ちた。
読んで見たくなったら——『鬼灯の冷徹 OVA』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズ第1期をひと通り見て、世界観にすでに愛着がある人
- テンション低めの乾いたコメディが肌に合う人(ギャグで盛り上がるより、静かに笑うタイプ)
- 声優の演技の細部まで聞き込む習慣がある人
- 日本の民俗・地獄観・妖怪系の設定が好きな人
- 30分以内で完結するエピソードが気軽に見られる人
合わない人
- TVシリーズを未視聴の人(キャラクターの背景がわからないと笑いどころが半減する)
- ストーリーの起伏や感情的なカタルシスを求める人(OVAは基本ギャグの短編集なので)
- 笑いのテンポが速いコメディや、わかりやすいボケツッコミを好む人
- 地獄・閻魔・妖怪などのモチーフへの関心がまったくない人
次に見るなら
地獄コメディの後に、別の「非日常舞台の日常系」が見たくなるなら「ハクメイとミコチ」はいい選択肢だ。スケールと舞台は全然違うが、ファンタジー世界の細部を丁寧に積み上げてコメディと生活感を両立させる作り方に共通するものがある。
安元洋貴さんの声でキャラクターを追いたくなった人には「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズを改めて見直すのも面白い。声質の幅と、感情のない台詞に感情を宿らせる技術がよく見える。
「有能な主人公が組織の中で淡々と仕事をこなすコメディ」というラインで探すなら「働く魔王さま!」が近い。舞台は現世・現代日本で、こちらは熱量が高めだが、デキる人間の「デキ方」の笑いという軸では共鳴する部分がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『鬼灯の冷徹 OVA』は、U-NEXT・Netflix・Huluの3サービスで視聴できます。主要な動画配信サービスに対応しているため、普段ご利用のプラットフォームからすぐに視聴を始められます。TVアニメシリーズと合わせてOVAもあわせてチェックしてみてください。



