※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

鬼灯の冷徹 2
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
鬼灯の冷徹 第2期 第2クール 閻魔大王の補佐役である鬼灯は、相変わらず地獄の日常業務に奔走している。獄卒たちの不祥事処理から、獄門疥癬患者の対応、さらには地獄の四季折々のイベント対応まで、鬼灯の仕事は絶えることがない。地獄内での様々な騒動や、人間界との関わりを通じて、ダークでコミカルな物語が展開される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
閻魔大王の第一補佐官・鬼灯が、地獄の日常業務に奔走するブラックコメディの第2期第2クール。獄卒たちのトラブル対応や季節ごとのイベント運営、人間界との関わりなど、地獄を舞台に繰り広げられる騒動が満載。容赦ない鬼灯の”冷徹”な采配と、個性豊かなキャラクターたちのやり取りが絶妙なテンポで描かれる。みどころ・魅力
① 地獄の”ブラック職場”をコメディで描く独自の世界観
地獄の行政・労務問題をリアルな職場環境に見立てたシニカルなギャグが本作最大の特徴。過労・パワハラ・クレーム対応など現代社会への風刺がちりばめられており、笑いながら共感できる作りになっている。② 鬼灯の”冷徹さ”が生む緊張感とテンポの妙
主人公・鬼灯の無慈悲なキャラクターが、賑やかな脇役陣との対比で際立つ。感情を乱さないからこそ生まれるツッコミと沈黙の間が絶妙で、ギャグのテンポを一貫して支えている。③ 日本神話・民話を下敷きにした豊富な知識量
地獄の構造や閻魔信仰、鬼の種族など日本の伝承・民俗学をベースにしたネタが随所に登場。作品を楽しみながら日本古来の世界観に触れられる、知的好奇心を刺激する一面も持っている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 米田和弘 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 後藤みどり |
| キャラクターデザイン | お祭似郎 |
| 音楽 | |
| 美術監督 | 春日礼児 |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | 地獄の沙汰オールスターズ「拝啓、地獄より」 |
| ED | 上坂すみれ「地獄でホットケーキ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期が好きだったので2期の存在を知ってすぐ見た、はずが、正確には配信サービスのサムネで「あ、2期あったんだ」と気づいたのがきっかけだった。軽い気持ちでクリックしたら1話で居直っていた。この作品のリズムは一度体に入ると戻りやすい。地獄の残業、閻魔大王のポンコツ感、永遠に終わらない業務——全部そのままで続いてくれていた。
2回目に見返したとき、気づいたのは安元洋貴の「間」の作り方だった。最初はセリフの速さと情報量に慣れるのに手いっぱいで、あの半笑いで圧力をかけてくる感じまで届いていなかった。繰り返してやっと、鬼灯さんの声がどれだけ精密に組まれているか分かってきた。
誰もかなわないキャラクターが全員を制圧し続けるだけの話が、なぜ面白いのか
鬼灯の冷徹は、基本的に鬼灯さんが全員に勝つ話だ。例外がない。部下が失敗しても、妖怪が暴れても、ベルゼブブ(小西克幸)がいくら対抗しようとしても、最終的には鬼灯さんの側が詰めて終わる。「鬼灯さんはどうなるんだろう」という緊張感は存在しない。
それでも面白いのはなぜかというと、この作品が「主人公が勝つかどうか」ではなく「どうやって制圧するか」に全振りしているからだと思う。鬼灯さんの武器は腕力でも魔法でも何でもなく、圧倒的な知識量と、それを相手に合わせて使い分ける冷静さだ。芥子(種﨑敦美)が懸命に絡んでくるシーンでも、お香(喜多村英梨)が場を乱そうとする場面でも、鬼灯さんは怒鳴らない。ただ、正確に、静かに、詰める。あの「詰め方」のバリエーションを楽しむ作品だ。
2期でより感じたのは、このキャラクター設計が持続可能かどうかという問いだった。1期の時点で鬼灯さんは完成されすぎていて、「この人がどう変わるか」という物語には永遠にならない。だから2期は、脇のキャラクターの掘り下げに少し重心が移っている。滝夜叉姬(悠木碧)が絡むエピソードは、悠木碧の声が鬼灯さんとの温度差を面白くしていて、あれは1期より好きかもしれない。重心の違う二人が絡むとき、悠木碧の声だけが熱を持っていて、安元洋貴の声はどこまでも冷えたまま——そのコントラストが、このシリーズの笑いの核心に近い。
単なるコメディではなく、「強すぎるキャラクターを主軸に置いたときにドラマはどこに生まれるか」という問いへの一つの回答として見ると面白い。答えは「周辺から湧いてくる」で、鬼灯さん自身は変わらないが、まわりが少しずつ動くことで起伏が生まれる。日本の地獄・仏教的世界観を通じて描かれる「職場の生態系」として見ると、妙にリアルで乾いた笑いがある。1期で他のキャラの名前を全部忘れてしまっても、それはたぶん作品の欠陥ではなく、そういう設計なんだと思う。
特に刺さったシーン
ベルゼブブ(小西克幸)が「西洋地獄の代表」として張り合いにくる回を何度か見返した。小西克幸の声はどこか力の抜けた自信があって、鬼灯さんと並べると「格」が違うのが声だけで伝わる構造になっている。鬼灯さんが返す一言が短ければ短いほど、ベルゼブブが小さく見えていく——あの残酷さは地味に好きなところだ。
もう一つは、芥子(種﨑敦美)が懸命に絡んでくる場面の積み重ね。種﨑敦美の声は軽さの中に必死さがあって、芥子という存在の「報われなさ」がそのまま声に出ている感じがする。最初に見たときはただ面白かっただけなのに、2回目以降はあの必死さが少し切なくなってきた。笑いの構造は変わっていないのに、受け取り方が変わる——繰り返し見るとそういうことが起きる。
読んで見たくなったら——『鬼灯の冷徹 2』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 日本の民話・仏教的世界観・地獄の意匠が好きで、それがコメディになっても喜べる人
- 「強すぎる主人公が淡々と制圧する」展開に安心感を覚える人
- 声優の演技を細かく聴く癖がある人(安元洋貴・種﨑敦美・悠木碧の温度差が楽しい)
- 職場コメディとして読める人(地獄の管理職の話として見ると妙にリアル)
合わない人
- ストーリーが積み上がっていく展開を期待する人(基本一話完結で積み重ならない)
- ゆるいデザインから癒し系を期待した人(鬼灯さんは威圧的です)
- 毎回似たような構造だと飽きやすい人
次に見るなら
有頂天家族は、京都を舞台に狸・天狗・人間が入り混じる世界を描いた作品で、鬼灯の冷徹と似た「異界の生態系コメディ」の文脈にある。世界観の密度が高く、知識欲を満たしながら笑える構造が近い。感情が動く場面も多いので、鬼灯さんで物足りなかった人にも届く。
昭和元禄落語心中は、一人の「圧倒的な存在」が全体を支配する構造が近い。ジャンルは全然違うが、鬼灯さんの圧に安心感を覚えた人は、菊比古という別種の「制圧」も面白いと思うはず。見終わった後の感触が似ている。
モノノ怪は、日本の怪異・民話をベースにした独特の世界観が鬼灯の冷徹と重なる。コメディ成分はないが、「この世界観が好き」なら次の候補になる。映像の密度が高く、一話一話を丁寧に見る癖がある人向け。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『鬼灯の冷徹 2』は現在、U-NEXT・Netflix・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも第1期から続けて視聴できる環境が整っていますので、第2クールからでも遡って楽しめます。各サービスの無料トライアル期間を活用するのもひとつの方法です。