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超重神グラヴィオンツヴァイ
| 放送年 | 2004年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | GONZO |
グラヴィオンが究極の攻撃を発動した後、ゼラヴァイアの脅威は一時的に止まったように見えた。しかし突然再び現れると、地球ガルトとその切り札である超ロボット・グラヴィオンが再び世界を守る必要に迫られる。一方、EFAはゼラヴァイアに対抗するための独自兵器グランドトルーパーの開発を計画していた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
グラヴィオンが究極の攻撃を放ち、謎の侵略者ゼラヴァイアの脅威がいったん収まったかに見えた。しかし敵は再び姿を現し、地球を守護する組織ガルトと超合体ロボット・グラヴィオンが再び立ち上がる。一方、地球連合軍EFAはゼラヴァイアへの対抗策として独自兵器「グランドトルーパー」の開発を進めており、戦いはこれまでにない新たな局面を迎えていく。みどころ・魅力
① 前作を超えるスケールの超合体バトル
前作の続篇として、グラヴィオンとEFAの新兵器グランドトルーパーが激突するバトルシーンは迫力が増している。合体シーケンスのダイナミズムや敵との死闘はスーパーロボットアニメならではのカタルシスを存分に味わえる仕上がりとなっている。② 笑いと熱さが共存するキャラクター描写
シリアスな戦闘の合間に挟まれるコメディパートが絶妙なテンポを生み出している。個性豊かなパイロットたちの掛け合いや恋愛模様が物語に軽快さを加えており、重厚なSFアクションと独特の笑いのバランスが本作の持ち味となっている。③ ゼラヴァイアの真相と物語の収束
前作から引き継いだ「ゼラヴァイアとは何者か」という核心的な謎が本作で明らかになっていく。EFAとガルトの思惑が複雑に絡み合いながら、壮大なスケールの物語が一気にクライマックスへ向かう展開は見応えがある。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 大張正己 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 江端里沙、うのまこと |
| 音楽 | 伊藤真澄 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | 「紅の牙」 |
| ED | ゆりあ「LA♪LA♪BYE (Honey Bee)」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「グラヴィオンのツヴァイ。2期ね。見てないけど。」というメモが手元に残っていた。自分で書いたやつだ。
1期を見たのは配信でさかのぼった2010年代。当時の印象は「あ、これ2004年のアニメだ」という感じ——昭和スーパーロボットのDNAを平成に移植したような、どこかタイムカプセル的な作品だった。大富豪の城、美少女たちとの共同生活、超合体、必殺技の叫び。全部わかってやっている感が漂っていて、それが妙に心地よかった。
ツヴァイを後回しにし続けたのは、1期がそれなりに満足できる着地をしていたからだ。続編は往々にして、前作の余韻をうまく上書きできないことがある。その怖さで先延ばしした。が、実際に見てみると、ツヴァイは1期の問題点を整理した上でさらに踏み込んでいた。EFAとガルトの対立軸が明確になって、シリアス回の密度が上がっている。2回目を見ると、その設計がかなり意図的だとわかる。
スーパーロボットを「恥ずかしがらずにやる」ことの難しさと、この作品がそれをやり切った話
2004年という時代を少し考える必要がある。エヴァ以降、ロボットアニメは「なぜ人型ロボットなのか」「パイロットの内面」「戦争の倫理」を問い続けてきた。そこに真逆のベクトルを持つグラヴィオンが来た。
グラヴィオンは超合体する。必殺技を叫ぶ。富豪がプライベートで地球を守る。これを「古臭い」と感じるか「これがロボットアニメだろ」と感じるかで、評価は真っ二つになる。ツヴァイはその路線をさらに徹底した。
面白いのは、コメディとシリアスでトーンを明確に切り替えていることだ。日常パートのバカっぷりは本物のバカで、戦闘パートの緊張感はそれなりに本物だ。このジャンルでよくある失敗——コメディとシリアスが中途半端に混ざって両方が薄くなる——をツヴァイは避けている。ギアの入れ替えが1期より丁寧になっていて、「単なる雑なロボットアニメ」と思って見ると、後半で意外と殴られる。
EFAがグランドトルーパーを独自開発する流れも、1期の「個人が世界を守る」構造への問い直しとして機能している。国家対個人の兵器開発、という古典的な緊張感を2004年の文脈で動かしていて、これはそんなに単純な話ではない。ゼラヴァイアという脅威に誰がどう対抗するべきか——その問いに、この作品なりの答えを出してくる。
スーパーロボットというフォーマットを「恥ずかしがらずに信じてやっている」作品は、実はそんなに多くない。2000年代はとくに、どこかで照れが入るか、逆に過剰なメタ視点が入るかして、純粋にやり切れない作品が多かった。ツヴァイはその照れがない。馬鹿はちゃんと馬鹿として、熱さはちゃんと熱さとして、それぞれ機能させている。そういう確信を持って作られた作品は、時代を超えてちゃんと残る。
特に刺さったシーン
福山潤の天空侍斗牙について少し書いておきたい。2004年当時、福山潤はまだキャリアの序盤だった。あの時期特有の荒削りな全力投球感が、斗牙というキャラに合っている。「体当たりで叫ぶ主人公」はシンプルに見えて、実は「どこまで叫んでも嘘にならないか」のコントロールが難しい仕事だ。この人はそれが自然にできていた。
鈴村健一の紅エイジとの掛け合いも見どころで、2人の立場や考え方の違いが声のトーンで表現されている。序盤の対立から中盤以降の変化まで、鈴村健一の「クールだが感情がある」という使い方が上手い。
緑川光のレイヴンは、このキャストの中でアクセントとして効いている。核心に触れながらも飄々としている役で、緑川光がこういう立ち位置の役を演じるとき独特の「遠さ」が出る。近いけど遠い、という空気感。
終盤の、主要キャラ全員が一点に集約されていく展開——あのあたりで桑島法子のリィルと中原麻衣のエィナの芝居が印象に残った。2人が違う角度の感情を背負っていて、声の重なり方がある場面でちょうどよく機能していた。このキャストを揃えた時点で、相当の密度は保証されていたということだと思う。
読んで見たくなったら——『超重神グラヴィオンツヴァイ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 昭和〜平成初期のスーパーロボットアニメが好きで、その文法で動く作品を求めている人
- コメディとシリアスの落差を楽しめる、むしろ好んでいる人
- 福山潤・鈴村健一・緑川光のキャリア初期の演技を聴いたことがない人
- 「大富豪が世界を救う」という設定をツッコまずに乗れる人
- 2クールで完結する整理された物語を好む人
合わない人
- ハーレム要素・ファンサービスシーンが苦手な人(この作品はかなりはっきりある)
- エヴァ・ガンダム系のリアル寄り・心理描写重視のロボットアニメが好きな人
- 世界設定の整合性や科学的な説得力を重視する人
- キャラクターの内面をじっくり掘り下げる作品を求めている人
次に見るなら
フルメタル・パニック!——ミリタリーメカ×コメディの組み合わせという点で近い。こちらはリアル寄りのメカ設定だが、日常パートのギャグとシリアス回の落差がグラヴィオンに似たリズムを持っている。コメディ部分が気に入ったなら入りやすい。
勇者王ガオガイガー——スーパーロボットの「熱さと必殺技と合体」を純粋に楽しむならこちら。1997年の作品でグラヴィオンより古いが、スーパーロボットという形式を信じて突き詰めた結果の密度が高い。グラヴィオンツヴァイが何を参照しているのかが見えてくる。
マジンカイザー——マジンガーZの再解釈OVA。古典的なスーパーロボットのエッセンスが5話に凝縮されていて、グラヴィオンの「元ネタ」を確認するには手頃な長さだ。見ると、ツヴァイの演出の引用元がいくつか見えてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『超重神グラヴィオンツヴァイ』はdアニメストアで配信されています。前作から続く濃密なストーリーと迫力のメカアクションをそのまま引き継ぎ、完結編として見ごたえ十分な内容です。スーパーロボット作品が好きな方は、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。
