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ぬらりひょんの孫 ~激闘 大フットサル大会!奴良組Wカップ!!~
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
ジャンプスーパーアニメツアー2010で放映された特別編。後に「ぬらりひょんの孫」Blu-ray Box 1の特典として収録された。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「ジャンプスーパーアニメツアー2010」にて上映された、TVアニメ『ぬらりひょんの孫』の特別編。奴良組の面々がフットサル大会に挑む、本編とは一味違う賑やかなスポーツ回。百鬼夜行の妖怪たちがグラウンドを駆け回り、笑いあり熱戦ありの特別エピソードが展開される。後に「ぬらりひょんの孫 Blu-ray Box 1」の特典映像として収録された。
みどころ・魅力
① シリアスとギャグが共存する異色のスポーツ回
普段は妖怪として戦う奴良組のキャラクターたちがフットサルに挑む、コメディ色強めの特別編。本編では見られない緩んだ表情やドタバタ劇が楽しめ、キャラクターへの愛着をより深めてくれる一作となっている。
② イベント上映限定の空気感をBlu-rayで再体験
もともとアニメツアーの会場でしか見られなかった幻の特別映像。Blu-ray Box 1の特典として収録されたことで、イベントに行けなかったファンも当時の熱気をそのままに視聴できる、コレクター的価値の高いエピソードとなっている。
③ 奴良組キャラクターの意外な一面が光る
百鬼夜行の妖怪たちがスポーツに真剣に取り組む姿は、本編のバトル回とはまた違うチームワークや個性を引き出している。普段クールなキャラクターが予想外の動きを見せる場面など、ファンサービス要素が随所に散りばめられている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| ED | 片手☆SIZE 「雷雷パレード」 |
|---|
感想・評価
最初に見たとき——「フットサル」という3文字への困惑
タイトルを読んで二度見した。「奴良組Wカップ」。妖怪がフットサルをしている。ジャンプスーパーアニメツアー2010というイベント上映用の特別編と聞いて、まあそういうものかと思いながら再生した。本編でリクオが百鬼夜行を率いて敵と戦っているのをあれだけ真剣に見ていたのに、こちらではグラウンドでシュートを蹴っている。最初は「えっ、これがスペシャルなの」と若干引いた。でも2回目で見方が変わった。これはギャグでも販促でもなく、「本編には入りきらないキャラ同士の関係性を、バカな文脈に放り込んだらどうなるか」の実験だった。
妖怪は格を捨てたとき、初めてキャラクターになる
本編の奴良リクオは「三代目」としての威厳と、普通の中学生としての揺らぎの間で動くキャラクターだ。福山潤の声がその二面性を巧みに切り替えていて、夜の姿になる瞬間のトーンの落とし方は何度聞いても精度が高い。だからこそ、このフットサル大会スペシャルで問われているのは「その威厳をオフにしたとき、このキャラたちは何者か」ということだと思う。
妖怪という存在は本来、序列と格式で動く。鴆(杉田智和)がどれだけ飄々とした口調であっても、本編では格の上下が常に透けて見える。それをフットサルというスポーツ文脈にぶち込むと、全員が一旦「チームの一員」としてフラットに並ぶ。杉田智和の声が持つ「真剣に不真面目な感じ」は、こういう崩し文脈で特に映える。能登麻美子が演じる羽衣狐が本編でまとう重さ・翳りは、このスペシャルでは意図的に薄められているが、だからこそ普段見えないキャラクターの別の面が出てくる。
下野紘の黒羽丸は本編でも動き回るポジションだが、フットサルという構造の中での「この人はこういうときにこう動く」という読みやすさが、コアファンへのサービスとして機能している。声優と夜あそびでのMC姿を知っていると、下野紘が演じる「ちょっとうるさいポジション」のキャラがどういうエネルギーで動いているか、また別の角度から読めて面白い。
堀江由衣の氷麗は本編でもコメディ寄りの役割を担うことが多いが、こういうスペシャルでその軽さが全開になるとき、それが単なる「笑い要員」ではなくキャラクターの核にあるものだとわかる。単なる番外編だと切り捨てるのは簡単だが、この30分足らずの中に「キャラクターが格を外したときにどう振る舞うか」という情報が詰まっている。それを読むのが、コアファン向けスペシャルを見る本当の楽しみ方だと思う。
特に刺さったシーン
奴良リクオがフィールド上で妖力を使いかけて周囲に制止されるくだり。本編なら絵になる「三代目の覚醒」が、スポーツルールという世俗的な文脈でコメディに変換される瞬間で、福山潤の声が真剣モードに入りかけて引き戻されるときのテンポが、声だけで笑えるレベルに仕上がっていた。「本気の声」を知っているから、それが場違いな場面に混入するだけでギャップとして効く。本編を何周かしていないとこの面白さは半分も伝わらないタイプのシーンで、ジャンプアニメツアーでリアルタイムに見た客が羨ましい。あの空間でこれを浴びたのは体験として別格だったはずで、Blu-ray特典に収録されただけでも残ってよかったと思う。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを2周以上した、キャラの声と演技のパターンを把握しているファン
- 本編の「重さ」が好きだが、たまにそれを崩した文脈でキャラを見たい人
- 杉田智和・下野紘が「真剣に変なことをしている」状態を愛でられる人
- ジャンプアニメイベントの空気感・時代感が好きな人(2010年の熱量がある)
合わない人
- TVシリーズを見ていない・途中離脱した人(文脈ゼロで見ても何も刺さらない)
- スペシャルに本編同等のクオリティと密度を求めてしまう人
- 「妖怪ものがスポーツやるな」という世界観純粋主義者
- 現在どの配信サービスでも見られないため、円盤を持っていない人はそもそも鑑賞経路がない
次に見るなら
ぬらりひょんの孫 千年魔京——スペシャルの軽さを楽しんだ後、本編2期でその同じキャラが本気の戦闘に入るギャップを再確認するのが一番効く順番。能登麻美子の羽衣狐がここで何をするか知った上でスペシャルを振り返ると見え方が変わる。
魔人探偵脳噛ネウロ——同じジャンプ原作×2000年代後半のダーク路線で、本筋のシリアスさとギャグパートの温度差の振れ幅が似ている。キャラの「格」と「崩し」の使い方が好きなら構造として近いものを感じるはず。
夏目友人帳——妖怪との共存・人間側の揺らぎというテーマが重なり、こちらは穏やかな方向に振れている。ぬらりひょんの孫のアクション軸に疲れたとき、同じ妖怪世界を別角度から見るための一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作は現在、定額制の動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴するには「ぬらりひょんの孫 Blu-ray Box 1」を購入またはレンタルするのが確実な方法です。ファンであればBlu-ray Boxごと手元に置いておく価値のある特典映像です。