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ギャラクシーエンジェる~ん
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Satelight |
アプリコット・桜葉と4人の新しい少女たちが、新しいギャラクシーエンジェルとして配属された。彼女たちの使命は、失われたテクノロジーを探索し、惑星トランスバールの平和を守ることである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
新たなギャラクシーエンジェル部隊として任命されたアプリコット・桜葉と4人の少女たちが、宇宙に散らばった「失われたテクノロジー(ロストテクノロジー)」の探索任務に挑むドタバタSFコメディ。個性豊かなメンバーたちは時にトラブルを引き起こしながらも、トランスバール星系の平和を守るため奮闘する。笑いあり、ちょっぴり感動ありのエピソードが次々と繰り広げられる。みどころ・魅力
① 新生エンジェル隊が繰り広げるハチャメチャなドタバタ劇
アプリコットをリーダーに、個性が強すぎるメンバーたちが引き起こす騒動の数々が笑いを誘う。ミッションはほぼ毎回予想外の方向へ転がり、シュールなオチで幕を閉じる。前作シリーズのテイストを受け継ぎながら、新キャラクターならではのフレッシュな化学反応が楽しめる。② ロストテクノロジー探索というSF設定が生む奇想天外なエピソード
宇宙規模の大冒険のはずが、なぜかいつもとんでもない方向に発展するのがこのシリーズの醍醐味。回ごとに異なる「失われたテクノロジー」がテーマとなり、ギャグのネタも多彩。SF設定をあえてコメディの舞台装置として使い切る割り切りの良さが作品の個性を際立たせている。③ 前作ファンも初見でも楽しめる独立した作品構成
前作「ギャラクシーエンジェル」シリーズの知識がなくても問題なく楽しめる一話完結型の構成を採用。一方で、元祖シリーズへのオマージュや空気感の継承もあり、ファンには懐かしい笑いも届ける。2006年放送ながら、テンポ良く軽快に観られる点は今も色あせない。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| 音響監督 | たなかかずや |
| OP | 平野綾「宇宙で恋は☆ル〜ルンルン」 |
| ED | 富田麻帆「Happy Flight」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルを見て一瞬止まった。「ギャラクシーエンジェる~ん」。あのギャラクシーエンジェルに続きがあったのか、という話だ。ランファたちじゃなくて、新しいメンバーになっているらしい。そういう路線変更があったとは知らなかった。
正直なところ、最初は斜に構えていた。先代があれだけ独特のノリを完成させた後に新キャストでやり直す、というのは難しい判断だと思う。アプリコット・桜葉という「先代とのつなぎ役」的なキャラを軸に据えているのも、制作側の慎重さが透けて見える。でも2回目に通しで見ると、これはこれで別の動物として機能しているのがわかった。続編だと思って見るよりも、「同じ宇宙を舞台にした別の喜劇劇団」くらいの距離感で見たほうが楽しめる。
「失われたテクノロジー」は笑いを回収するための道具である
ギャラクシーエンジェる~んの核にあるのは、継承の問題だ。ただし「先代への敬意」とか「伝統を守る重み」みたいな重苦しいものじゃない。もっとシンプルな問いとして——新しいメンバーが同じフォーマットを使って笑いを作れるか? という実験として、この作品は成立している。
「失われたテクノロジー」という設定は、オリジナルから引き継がれたシリーズの核心的なギミックだが、る~んではこれがほぼ完全にコメディの起動装置として機能する。惑星トランスバールの平和を守るという建前は限りなく薄く、毎回なにか珍妙なものを掘り起こして収拾がつかなくなる、というパターンの繰り返しだ。この潔さはオリジナルと変わらない。
面白いのは、新キャラたちのキャラクター造形が「ギャグのベクトルが先代と違う」という意識のもとに作られているらしい点だ。カルーア・マジョラムとテキーラ・マジョラムの双子に平野綾を起用して両方やらせるという判断は、シリーズの「どうせツッコミとボケは誰でもいい」という自覚の表れだと思う。声優の演じ分けを楽しませながら、でもキャラの区別が最終的にあんまり意味をなさない笑いにする。それがこのシリーズのルールだ。
ナノナノ・プディング役の明坂聡美は、当時まだキャリアの序盤に近い段階で、この作品でかなり独特のポジションを担わされている。マスコット寄りの役回りでありながら、ギャグの破綻に巻き込まれていく際の反応のテンポが他のメンバーと微妙にずれていて、それが独特の間を生んでいる。
クーヘン・バーム役の小西克幸は、ギャグアニメにおける「まともな顔をしながらおかしなことを言う」大人キャラの典型で、320本以上のキャリアで培った「素で乗っかる技術」がちゃんと活きている。
特に刺さったシーン
序盤の、部隊全員で失われたテクノロジーの回収に向かって、回収できたはいいが使い方がわからないまま誰かが触って取り返しのつかないことになる、という流れ。ここで平野綾がカルーアとテキーラを切り替えながら会話している場面の、自分でツッコんで自分でボケ返す構造が面白かった。双子を一人の声優がやることで生まれる「会話のテンポが微妙に内輪すぎる」感じが、狙ってやっているのかどうかわからない不思議な笑いになっている。2回目で聞いた時に、あ、これはわざとこのテンポにしてるんだな、と気づいた。
ナツメ・イザヨイ役の榎本温子は、終盤の展開で感情を乗せる場面があって、そこで急にシリアスなトーンになるギャップが来る。ギャグアニメに突然まともな声の演技が入ってくる瞬間の居心地の悪さ、でもそれが笑いに転換されるあの感覚は、オリジナルシリーズから一貫したこのシリーズの得意技だ。
読んで見たくなったら——『ギャラクシーエンジェる~ん』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- オリジナルの「ギャラクシーエンジェル」を途中まで見てそのまま止まっている人
- ストーリーより「キャラが騒いでいるだけ」の空気感が好きな人
- 平野綾のキャリアを追っていて、当時の仕事を掘りたい人
- 2000年代前半のコメディアニメのテンポを懐かしいと感じる世代
- 15分前後の短尺で気軽に見たいとき
合わない人
- SF設定に整合性と真剣な世界観構築を求める人
- キャラクターの成長や感情変化をドラマとして楽しみたい人
- オリジナルメンバーへの愛着が強すぎて新キャストを受け入れにくい人
- ギャグのパターンが一周したら飽きる人(同じ構造が繰り返されるので)
次に見るなら
まずはギャラクシーエンジェル(2001年〜)を見ていないなら先にそちらを。る~んの笑いの構造がどこから来ているかがわかるし、「これはあのシリーズの流儀だ」と理解した上で見ると受け取り方が全然変わる。先代キャストのノリに慣れてからる~んに戻ると、新世代のキャラの立ち位置がはっきり見えてくる。
コメディSFという軸で見るならケロロ軍曹も近い。宇宙規模の建前と日常スケールのギャグのギャップ、毎回リセットされるドタバタ、というフォーマットが共通していて、同じ時期の「ゆるい宇宙もの」として並べると面白い。真剣にSF要素を積み上げる気はゼロ、という点で同じ種類の作品だ。
声優つながりで探すなら、平野綾が同年代にやっていた涼宮ハルヒの憂鬱(2006年)を見るのも一手。同じ2006年のシリーズで、こちらはほぼ正反対の熱量と視聴者への要求度を持っている。るーんとハルヒを並べると、平野綾というキャストの振れ幅の広さが改めてわかる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ギャラクシーエンジェる~ん』は、U-NEXTおよびDMM TVで現在配信中です。どちらのサービスでも視聴できますので、気軽にチェックしてみてください。新生エンジェル隊のドタバタ宇宙コメディを、ぜひお好みのプラットフォームでお楽しみください。