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2009

あきそら
★ 2.6 / 5.0セクシーラブコメ
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Hoods Entertainment |
兄妹の秋仁と蒼良は幼い頃から深い絆で結ばれていた。成長するにつれ、二人は互いへの愛の深さに気づき、その愛を秘密裡に実行する。蒼良の双子の妹・波美は、兄妹の新しい関係について知らされていない。波美は起きている出来事に気づかないまま…
目次
作品概要・あらすじ
キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 高橋丈夫 |
|---|---|
| 音楽 | 彰 浅野 |
| 音響監督 | 高桑一 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
配信を一通り当たって、どこにも無い。dアニメにもU-NEXTにもABEMAにも、ない。残っているのはAmazonでディスクを買う道だけ。この時点で大体わかる。配信に乗らない作品には、乗らないだけの事情がある。そういう系ね、と思いながら一応取り寄せた。最初に再生したときの感想は、正直に言えば「居心地が悪い」だった。題材が題材なので身構えていたし、身構えたまま終わった。ただ、何年か経って二度目を流したとき、最初に感じた居心地の悪さが、作品の失敗じゃなくて作品の狙いそのものなんじゃないか、という見方に少しだけ傾いた。好きになったわけではない。見方が変わっただけだ。「誰にも言えない」という一点だけで、世界はここまで狭くなる
この作品を、兄妹がどうこうという一語で片付けると、たぶん本当に見るべきところを取りこぼす。あきそらが描いているのは、関係そのものよりも、その関係を「誰にも言えない」という事実が二人をどう囲い込んでいくか、のほうだと思う。秘密は人を近づける。共有している秘密が重いほど、外の世界との距離は開く。秋仁と蒼良の二人だけにしか通じない空気が画面に充満していて、それは甘さというより、息苦しさに近い。 象徴的なのが、双子の妹・波美の存在だ。彼女は何も知らない。同じ家にいて、同じ食卓を囲って、それでも蚊帳の外に置かれている。この「知らない人がすぐ隣にいる」という構図が、二人の世界がいかに閉じているかを残酷なくらい可視化する。秘密は二人を結ぶと同時に、すぐ手の届く距離にいる人間を他人にしてしまう。 だから僕はこの作品を、ラブコメでもセクシー系でもなく、「閉じていくことの怖さ」を描いた話として見た。誰にも言えないものを抱えた人間が、外を捨てて内側に内側にと潜っていく。その先に幸福があるのか破滅があるのかを、作品は最後まで言い切らない。言い切らないことの後味の悪さこそが、たぶんこの短い尺で唯一ちゃんと残るものだ。題材の刺激で売る作りに見えて、芯にあるのは閉塞の話だった——少なくとも二度目の僕はそう受け取った。特に刺さったシーン
刺さったのは、二人が近づく場面そのものよりも、波美が何も気づかないまま日常を回している場面のほうだった。葵ナミを演じる植田佳奈の芝居が、ここで効いてくる。明るく、屈託なく、家族として当たり前に振る舞う声。その「健全さ」が、知らないという一点だけで成立していることに気づくと、急に背筋が冷える。植田佳奈は波美を疑いのない人間として真っ直ぐ鳴らしていて、だからこそ観ているこっちが「この子は知らないんだ」という事実を一人で抱える羽目になる。 序盤、波美が兄と姉に普通に話しかける何でもないやり取りがある。本人にとっては日常でしかないその数秒が、事情を知って観ている側にはまるで違う温度で届く。同じ台詞が、立場によってここまで意味を変える。声の演技ひとつで、無邪気が刃物になる瞬間だった。直接的な場面より、この「知らない側」の芝居のほうが、僕にはずっと長く残った。読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 題材のショッキングさより、その奥にある「閉塞」や「秘密の重さ」を読み解くのが好きな人
- 後味を綺麗に処理しない、居心地の悪い作品をあえて選びにいくタイプ
- 配信に乗らない作品を、自分で取り寄せてでも確かめたいコアな視聴者
合わない人
- 題材そのものに強い拒否感がある人(無理に通る必要はまったくない作品です)
- 気持ちよく終わるラブコメや、後味のいい物語を求めている人
- 短い尺で物語が綺麗に決着することを期待する人
次に見るなら
題材の刺激ではなく、「閉じていく関係」「言えない秘密の重さ」のほうに惹かれたなら、次の二本が近い。惡の華は、二人だけの秘密の共有が外の世界を遠ざけていく息苦しさを、これでもかと描く青春劇で、あきそらの閉塞感に覚えがある人ほど刺さる。もう一本、School Daysは、後味を一切きれいにしない作りという一点で同じ棚に置ける。心地よく終わらない物語が平気な人向け。どちらも「観たあとに気分が軽くなる」種類ではないので、そこは覚悟して。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
あきそらの配信状況は変動するため、最新情報は各サービス公式サイトでご確認ください。
まとめ
残念ながらあきそらは現在サブスク・レンタルともに配信なし。配信開始の際はこのページを更新します。