あまえないでよっ!!

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2005あまえないでよっ!!

あまえないでよっ!!

★ 3.0 / 5.0コメディセクシーラブコメ超自然
放送年2005年
フォーマットスペシャル
話数1話
制作Studio DEEN

伊琥と西円寺の女の子たちはゲームショーに参加し、偶然にも秘境の旅館への旅を勝ち取った。旅館で伊琥は、女の子たちが皆夢遊病中に目覚めないという挑戦を与えられる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

伊琥と西円寺の女の子たちは、参加したゲームショーで見事優勝し、秘境の温泉旅館への旅行を勝ち取る。ところが旅館に到着すると、伊琥は思わぬ試練を課されることになる。夜中に次々と夢遊病状態で現れる女の子たちを、手を出さずに朝まで乗り切れるか——普段はヘタレな伊琥が、笑いと色気たっぷりの一夜に挑む特別編。

みどころ・魅力

① 温泉旅館という密室で繰り広げられる怒涛の夢遊病騒動

ゲームショーで旅行を勝ち取った一行が辿り着く秘境旅館が舞台。夜になると女の子たちが次々と無意識のまま伊琥の部屋に迷い込んでくるという設定が、コメディとドキドキ感を同時に生み出している。SP一本でテンポよく詰め込まれた展開が小気味いい。

② ラブコメ×超自然要素が生むユニークな笑い

西円寺の尼寺という設定由来の超自然的な力が、普通のラブコメに独特のスパイスを加えている。夢遊病という半ば不思議な現象と伊琥の必死なツッコミが噛み合い、ギャグとして機能している点が本作の個性。ジャンルの掛け合わせが面白い。

③ キャラクターそれぞれの個性が一話に凝縮

TV版で描かれた各ヒロインの個性が、SP形式ならではの凝縮感でテンポよく楽しめる。夢遊病状態のキャラクターたちが普段とは異なる一面を見せる演出も見どころで、ファンにとっては各キャラの魅力をまとめて楽しめるお得な一本となっている。

キャスト・声優一覧

為我井さくら
為我井さくら
メイン
七緒はるひ
南部千歳
南部千歳
メイン
中原麻衣
阿刀田結子
阿刀田結子
メイン
樋口智恵子
生稲雛美
生稲雛美
メイン
川上とも子
天川春佳
天川春佳
メイン
渡辺明乃
里中逸剛
里中逸剛
メイン
鈴木千尋
為我井陽
為我井陽
メイン
新谷良子
天川京
天川京
サブ
三石琴乃
河原浄徳,
河原浄徳,
サブ
杉山佳寿子

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スタッフ

監督元永慶太郎
音響監督蝦名恭範
OPAmae-tai!「溢れてゆくのはこの気持ち」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

TVシリーズを見終えたあと、「SPがある」と知って迷わず引っ張ってきた。2005年製の深夜ラブコメSPというと何が来るか大体わかる、あの時代特有の「テレビでは映せない追加分」みたいなやつだ。そういう前提で構えていたら、冒頭にゲームショー勝ち抜きで秘境旅館への旅という、わりと凝ったセットアップが来た。夢遊病チャレンジという縛りは、コメディとしての仕掛けとしてそれなりに考えられている。
2回目に見て気づいたのは、ここで描かれている「起こさないでどうにかする」という状況設定が、この作品のメインキャラたちの関係性をちゃんと逆手に取っているということだった。意識のある状態では成立しない距離感が、夢遊状態というワンクッションで可能になる構造。2005年当時のラブコメSPとしては、意外とちゃんと設計されている。

「あまえないでよ」と言いながら全員が甘えている話

タイトルが全部だ、と最初に書いた。これは本当にそうで、「あまえないでよっ!!」というタイトルは拒絶のように見えて、実際には甘えを許容している状態を指す言葉として機能している。誰かに「甘えないで」と言える関係は、すでに甘えていい関係だ。この逆転がこの作品の通底テーマになっている。

SP本編の旅館エピソードはその構造をさらに可視化する。夢遊病という設定は、意識的な選択を外した状態でキャラクターが動くということを意味する。南部千歳(中原麻衣)が眠りながらも主人公の周囲をうろつくのは、意識的には「甘えないでよ」と言いながら、無意識では求めているという二重構造を物理的に表現している。中原麻衣はこういう「建前と本音のズレ」を声のトーンで表現するのが巧みで、夢遊状態の千歳のセリフにかすかに残る「素」の質感が面白かった。

天川京役の三石琴乃は、このシリーズで安定した「先輩感」を出し続けていた声優で、SPでも落ち着いたトーンの中に崩れる瞬間を差し込んでくる。天川春佳役の渡辺明乃は、逆にコメディ場面での崩れ方が早くてテンポが良い。生稲雛美役の川上とも子は、2005年という時点で既にこの手の役を相当数こなしており、安定感が違う。為我井陽役の新谷良子は元気系の役割を担っており、旅館の混乱場面では一番動きが多い。

単なるファンサービスSPとして処理することもできるが、「甘え」という行動原理を軸にキャラクターを配置しているという点で、TVシリーズから地続きの読み方ができる。コアなファン向けのSPとして正直によくできている。

特に刺さったシーン

旅館の廊下でのやりとり——夢遊状態の千歳と主人公が鉢合わせて、起こさないようにしながら何とかしようとするシーン——ここが一番好きだった。コメディとしての「動けない」状況を丁寧に作ってあって、中原麻衣の眠りながらしゃべる声のトーンがちゃんとおかしい。「眠ってるのに主張が強い」という矛盾を声で表現できる人はそんなに多くなくて、千歳というキャラクターの核がここに凝縮されていると思った。
2回目に見たとき、笑いながらも気づいたのは、この場面の主人公の「何もできない」状態が、TVシリーズ全体の彼の立ち位置と重なっているということだった。囲まれていて、動けなくて、でもその中心にいる。SPとしての一発ネタ以上の読み方ができる場面だった。

読んで見たくなったら——『あまえないでよっ!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズを見終えて「もう少しだけこのキャラたちと居たい」と思った人
  • 2000年代中盤のラブコメアニメのテイストに馴染みがある人
  • 夢遊病という縛りをコメディとして楽しめる人
  • 中原麻衣川上とも子渡辺明乃あたりの声優が好きな人
  • 旅館×ハプニング系のラブコメフォーマットに抵抗がない人

合わない人

  • TVシリーズ未視聴でキャラ関係を把握していない人(SPとして作られているため前提知識が必要)
  • 2005年当時のファンサービス路線のノリが厳しい人
  • ストーリーの進展や感情の深掘りを期待している人(そういう作りではない)
  • 超自然・夢遊病設定をシリアスに受け取ってしまう人

次に見るなら

みつめてナイトは同時期の深夜ラブコメOVAで、複数ヒロインと主人公の距離感の詰め方がよく似ている。「あまえないでよっ!!」のSPで「旅館での騒動」パターンが好きだったなら次に合う。

ぽてまよは打って変わってほのぼの路線だが、2006〜07年あたりのキャラクター作品として中原麻衣の演技を追いたい人にちょうどいい。テイストは全く違うが、声優つながりで見ると面白い比較になる。

ラブひなは2000年代初頭のラブコメの源流として位置づけられており、「あまえないでよっ!!」が好きなら必ず通っていると思うが、もし未見なら旅館・温泉・複数ヒロインというフォーマットの原型がここにある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『あまえないでよっ!!』のSP作品は、現在**dアニメストア**および**DMM TV**で視聴できます。どちらのサービスも対応デバイスが幅広く、手軽に楽しめます。気になる方はぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 『あまえないでよっ!!』のSPはTV版を見ていなくても楽しめますか?
A. SP単体でも笑えるコメディとして楽しめますが、キャラクターへの愛着はTV版を先に見ておくとより深まります。TV版と合わせての視聴がおすすめです。
Q. どこで視聴できますか?
A. dアニメストアとDMM TVで配信中です。どちらも月額サブスクで視聴可能なので、すでに加入中のサービスからチェックしてみてください。
Q. 作品の尺はどのくらいですか?
A. SP(スペシャル)作品のため、通常のTV話数より長めの単話構成です。一本完結のストーリーなので、隙間時間にまとめて視聴するのに向いています。
Q. ジャンル的にどんな人に向いていますか?
A. コメディ・ラブコメ・ちょっとドキドキ系が好きな方に向いています。2000年代ラブコメアニメが好きな方や、ゆるく笑えるSPものを探している方にもおすすめです。

まとめ

『あまえないでよっ!!』のSP作品は、現在**dアニメストア**および**DMM TV**で視聴できます。どちらのサービスも対応デバイスが幅広く、手軽に楽しめます。気になる方はぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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