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アサルトリリィ ふるーつ
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Shaft |
「アサルトリリー」のシャフト制作のミニアニメーション作品です。この短編は、戦うヒロインたちの日常と戦闘をコンパクトに描いており、キャラクターたちの個性や関係性が魅力的に表現されています。通常版よりも気軽に楽しめる形式になっており、ファンや初心者を問わず、作品の世界観を手軽に体験できるコンテンツとなっています。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ヒュージと呼ばれる巨大外来種に立ち向かう少女たち「リリィ」の日常風景を、コミカルかつほのぼのとした短編形式で描いたスピンオフミニアニメーション。シャフト制作による本作は、戦闘シーン中心の本編とは一線を画し、キャラクターたちのゆるやかな掛け合いや個性があふれるエピソードが満載です。アニメ本編や舞台を楽しんだファンがさらにキャラクターへの愛着を深められる、ファンサービス色の強いコンテンツとなっています。みどころ・魅力
① シャフトならではのコミカル演出が炸裂
本編の緊迫感とは打って変わり、シャフト独特のカット割りや誇張された表情演出が全開になっています。ちょっとした日常のひとコマが笑いと可愛さを引き出す絶妙な間で描かれており、短い尺ながら確かな作画クオリティが詰まっています。② 戦うリリィたちの「素顔」が垣間見える
本編では凛々しい姿を見せるリリィたちが、力の抜けたほのぼの顔を見せてくれる貴重なコンテンツです。本編視聴済みのファンにとっては「このキャラにこんな一面があったのか」という再発見の楽しさがあります。③ アサルトリリィシリーズへの入門としても最適
短い尺で複数のキャラクターが登場するため、アサルトリリィの世界観を知る入口として機能します。お気に入りのキャラクターを見つけてから本編や舞台に進む、という楽しみ方もできます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 佐伯昭志 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 清水祐実 |
| 音楽 | 松田彬人 |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | 一柳梨里「Can’t Stop Fruity」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「ふるーつ」というサブタイトルを見て、正直なめてた。アサルトリリィの外伝ミニアニメで、しかもONA。制作はシャフト。普通に考えてファンサービス的な箸休めコンテンツで、10分も経たずに閉じることになるやつだと思って再生ボタンを押した。
結果としては、閉じなかった。むしろ「これ何話あるんだっけ」と確認してしまった。戦うヒロインたちが日常パートでどういう顔をするのか——そこへの引力が思ったより強かった。2回目を見たとき気づいたのは、シャフトがこのフォーマットのためにちゃんとテンポ設計をしていることで、コメディのリズムが単なる手抜き簡易版じゃない、ということ。「ふるーつ」がどこから来たかは、最後まで見てもよくわからなかった。
戦闘設定という重力から逃げるための、フルーツという名の脱力
アサルトリリィは設定として重い。人類が巨大な敵と戦うために少女たちが戦士として育てられる世界観で、バディシステムや命をかけた戦闘が本編の骨格にある。ふるーつはその同じキャラクターたちを使って、その重力を意図的にゼロにしようとしている作品だと読んだ。
タイトルの「ふるーつ」がどういう意味なのか、初見ではまったく掴めない。フルーツが出てくるのか、フルーティーな何かなのか、フルーツバスケットへのリファレンスなのか。でもそのわからなさ自体が、この作品の立ち位置を象徴していると思う。重い設定の中で、意味をあえて宙吊りにして、「ここでは何も深刻に考えなくていい」という宣言としての「ふるーつ」。
コメディ・日常系として機能させるために、キャラクターたちは本編とは別の顔を持つことになる。戦士としてではなく、日常の中でぶつかったりすれ違ったりするキャラクターとして。この分離が成功しているかどうかが、スピンオフとしての評価のすべてで、ふるーつはその点においてある程度の水準をクリアしている。本編を見ていなくても世界観の雰囲気は掴めるし、本編を見ていれば「あのキャラがここでこんな顔をするのか」という楽しみが乗っかる。
シャフトがこれをやることの意味も、ちょっと考えた。シャフトは日常系に見えて実は演出過多になりがちなスタジオで、ミニアニメですら「あ、シャフトだ」と気づかせるカット割りや画面設計がある。その癖が、日常のくだらなさをどこか映画的に見せる方向に働いていて、「フルーツ要素はどこから来たんだ」と突っ込みたくなる雑味も含めて、スピンオフとしての風通しがいい。単なるキャラ消費コンテンツでは終わらせない、という意志みたいなものが、短編の中にかすかに見えた。
特に刺さったシーン
富田美憂が定盛姫歌を演じているパートで、日常のふとした瞬間に見せる間の取り方が面白い。戦闘ヒロインとして凛としているキャラが、日常の些細なことでほんの少しテンポを崩す——その一瞬を、富田美憂はセリフというよりも「声のテクスチャ」で表現している。出演137本という積み重ねが、こういうミニアニメの短いカットにも出てくるのが地味にすごい。
終盤のあるシーンで、キャラクターたちが特に理由もなく集まって何かをしているくだり——意味のないやり取りが積み重なって笑いを作るタイプのコメディで、そういう場面に限ってシャフトの演出が微妙にシリアスな絵作りをしてくるのが好きだった。ギャップが笑いを増幅させる計算なのか、シャフトが日常を撮るとどうしてもこうなるのかは判断しかねるけど、結果として「これなんでこんなにおかしいんだ」という気持ちになった。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アサルトリリィ本編を見ていて、キャラクターの日常側が気になっている人
- シャフトのミニアニメ特有の演出リズムが好きな人
- 深く考えず10分を消費したいが、完全に内容がないとつまらないと感じるタイプ
- 富田美憂の声が刺さっている人
合わない人
- 本編未視聴でキャラ背景への引っかかりがない人(世界観が薄くなる)
- 「ふるーつ要素の答え」を求めて見る人(答えは出ない)
- ONA・ミニアニメ形式に対して制作規模への期待値を下げにくい人
- コメディに伏線回収や感情的な山場を求める人
次に見るなら
アサルトリリィ BOUQUETは当然として、本編を見ていなかった場合はそちらが先。ふるーつはあくまで補完コンテンツで、本編のキャラクターへの愛着があってはじめて日常側の面白さが倍になる構造をしている。
シャフトが作るコメディ・日常系という観点ではひだまりスケッチが参照点になる。4コマ原作の日常をシャフト演出でどう映像化するか、という問いへのひとつの回答で、ふるーつに感じた「なんかシリアスな絵作りで日常をやってる」感覚の源流がここにある。
戦うヒロインの日常コメディという軸なら魔法少女まどか☆マギカ〔新編〕叛逆の物語より前の、本編序盤の空気感——というのは少し乱暴だが、「シリアス設定のキャラが日常パートでどういう顔を見せるか」を丁寧に描いた作品としてストライクウィッチーズシリーズの日常回は近い感覚がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現在のところ、アサルトリリィ ふるーつは公式配信サービスでの視聴が確認されていない状況です。ディスク購入や動画共有サイトでの公開情報を確認されることをおすすめします。アサルトリリィシリーズのファンであれば、本編と合わせてぜひチェックしておきたい作品です。
