ブレイク ブレイド 第四章 惨禍ノ地

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2010ブレイク ブレイド 第四章 惨禍ノ地

ブレイク ブレイド 第四章 惨禍ノ地

★ 3.8 / 5.0アクションファンタジーメカ
放送年2010年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Production I.G
目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

クリシュナ王国とアテネス共和国の戦争は激化の一途をたどる。不術士でありながら古代ゴライアス「デルフィニア」を操るライガット・アローは、戦場の残酷な現実と向き合いながら戦い続ける。親友ホッゲムとの再会、そして戦いがもたらす取り返しのつかない代償が、ライガットの心を揺さぶる第四章。

みどころ・魅力

① 激化する戦場と圧倒的な戦闘作画

劇場版クオリティの枠組みでさらに磨きをかけた機甲戦。デルフィニアとアテネス精鋭部隊のぶつかり合いは迫力満点で、重量感あるゴライアス同士の戦闘描写はシリーズ最高峰と評価されています。

② 戦争が突きつける喪失と代償

単なるロボットアクションにとどまらず、戦争の非情さと人間の弱さを丁寧に描くのがこのシリーズの真骨頂。第四章では特に「何かを守るために何かを失う」テーマが深く掘り下げられ、感情的な重みが増します。

③ 親友との絆と敵対という矛盾

かつての友人が敵として戦場に立つという構図が、本作の核心的な悲劇性を生み出しています。ライガットとホッゲムの関係性の変化は、シリーズ全体を通じて視聴者の心に刺さる要素です。

キャスト・声優一覧

ライガット・アロー
ライガット・アロー
メイン
›
保志総一朗
シギュン・エルステル
シギュン・エルステル
メイン
›
斎藤千和
トゥル
トゥル
サブ
›
緒方賢一
エルザ
エルザ
サブ
›
柳沢真由美
ナイル・ストライズ
ナイル・ストライズ
サブ
›
白石稔
バデス
バデス
サブ
›
林和良
ジルグ
ジルグ
サブ
›
鳥海浩輔
サブ
›
白石涼子
ゼス
ゼス
サブ
›
神谷浩史
ロギン・ジー・ガルフ・エンサンス
ロギン・ジー・ガルフ・エンサンス
サブ
›
河相智哉
ボルキュス
ボルキュス
サブ
›
中井和哉
レト
レト
サブ
›
喜多村英梨

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スタッフ

監督羽原信義
音楽平野義久
音響監督鶴岡陽太
OPコキア「Fate」
ED飛蘭 「SERIOUS-AGE」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

第一章から順番に劇場へ足を運んでいたので、第四章はもう「義務」に近い気持ちで見に行った。続きもの6部作の真ん中あたりで、正直ここまで来ると離脱するほうが難しい。最初はロボットと魔法石を組み合わせた世界観に「よくある設定の組み合わせだな」と思っていたのが、気づけば登場人物の関係性のほうが気になって仕方なくなっている。第四章はその転換点で、戦争の「規模」が人間の話に食い込んでくるタイミングだった。戦場の空気がじわじわ重くなっていく感覚は、前の章を連続で見ていないとたぶん伝わらない。それが配信なしの現状ではひどく追いにくいシリーズになっているのが、正直もったいないと思う。

かつての友人と、正しいことをしている敵と戦う話

ブレイク ブレイドを単純なロボットバトルものとして見ていると、第四章あたりで足元をすくわれる。この作品が積み上げてきたのは「敵も正しいことをしている」という構造で、第四章でそれが最も鮮明になる。

神谷浩史が演じるゼスは、かつての友人であり今は交戦国アテネの将軍だ。神谷の声はもともと「理性的に狂気を押し込めている人間」を演じさせると異様に上手いのだが、ゼスはまさにそのタイプで、正論を言いながら戦場を歩いている。対するライガットは「戦えないはずの人間がなぜか一番強いゴレム(ロボット)に乗っている」という歪な立ち位置で、その非対称性が第四章でかなりぶつかってくる。

さらに厄介なのが中井和哉演じるボルキュスの存在で、純粋に「戦うことが目的」の人間がいることで、正義と悪の軸が完全に崩れる。ボルキュスは悪役というより戦争という構造の具現化に近く、中井の低音が場面に張り付いてくる感覚がある。鳥海浩輔が演じるジルグもその側にいる人間で、「強さ」の定義が人によってまるで違うことをこの二人の声だけで理解させられる。

喜多村英梨のレト、斎藤千和のシギュンはどちらも「戦場の外側で意思決定をする立場」で、その重さが男性キャラの暴力的なシーンと交互に切られるとき、見ているこちらの感情の置き場所がなくなる。これはメカアクションのアニメではなく、「選択の重さ」を映像にした作品だと思っている。

特に刺さったシーン

終盤の大規模戦闘で、ライガットのゴレムが限界を超えて動いている場面。整備士たちが「もう動かないはず」と言っているのに動いているのは、整備の話ではなくライガット自身の話で、そこの演出の刻み方が好きだった。機械と人間の限界が重なる瞬間の描き方として、かなり誠実だと思う。

それと、ゼスとライガットが交戦する前の、短い間(ま)のシーン。台詞がほとんどないまま神谷浩史の低い呼吸だけが続く数秒間があって、「ここに昔の友人関係がある」ということを説明なしで理解させられる。音響の話をすると、劇場の大音量でこのシーンを体験できたのは貴重で、自宅の小さいスピーカーではたぶん同じ密度にならない。ゴレム同士がぶつかる金属音の低域は映画館でこそ効いてくるタイプで、これは劇場で見てよかったと思った数少ない体験だった。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 第一章から順番に見ていて、キャラクターの関係性がどこへ向かうか気になっている人
  • ロボット同士の戦闘より「なぜ戦うのか」の部分に興味が向く人
  • 神谷浩史・中井和哉の声を劇場音響で体験したい人
  • 戦争ものの重さを丁寧に積み上げた作品が好きな人

合わない人

  • 第一章から見ていない人(この章単体では文脈が全く成立しない)
  • 配信で気軽に追いたかった人(現時点では実質不可)
  • メカ戦闘のカタルシスを期待している人(この章は特に溜め回の色が強い)
  • 1本で完結する映画が好きな人

次に見るなら

「正しい側と正しい側が戦う」構造が気に入ったなら、機動戦士Zガンダムは外せない。連邦とジオンの話が終わったはずなのに新たな対立が生まれる構造で、「善悪がない戦争」を描く作品として今も基準になっている一本。

キャラクターの関係性が戦場で壊れていく重さが刺さったなら、天元突破グレンラガンも意外と合う。表層はスーパーロボットアニメだが、後半になるにつれて喪失とその先の選択の話になっていく。テンションは全然違うが、「失いながら前へ進む」という芯は近い。

もう少し重厚な世界観とキャスト陣の演技で攻めたいなら、銀河英雄伝説(リメイク版Die Neue These)。「どちらも正しい」「どちらも滅びゆく」という構造をここまで真剣に描いた作品はほかにあまりない。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ—¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix—¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu—¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+—¥1,250〜(税込)なし500+
現時点で「ブレイク ブレイド 第四章 惨禍ノ地」は国内主要サブスクリプションサービスでの配信は確認されていません。視聴にはBlu-rayやDVDなどのパッケージ購入、またはレンタルサービスの利用が主な手段となります。劇場版全6章として完結しているため、第一章からまとめて入手して通して観るのがおすすめです。

よくある質問

Q. ブレイク ブレイドは第一章から観る必要がありますか?
A. はい、第四章は前作の出来事を踏まえた続きの物語です。人物関係や世界観を理解するために、第一章から順番に視聴することを強くおすすめします。
Q. 劇場版は全部で何章ありますか?
A. 全6章で構成されており、2010年から2011年にかけて公開されました。後にテレビ版も制作されており、映像は共通ですが編集が異なります。
Q. ブレイク ブレイドはどんな人に向いていますか?
A. リアルなロボット戦闘と重厚なドラマを好む方に特におすすめです。ガンダムシリーズのような戦争の悲哀を描く作品が好きな方には特に刺さる内容になっています。
Q. テレビ版と劇場版はどちらを観ればいいですか?
A. 映像素材は同じですが、劇場版は1章ごとに完結感があり初見に向いています。一方テレビ版は尺が長くテンポがゆっくりめです。初めて観る場合は劇場版からがおすすめです。

まとめ

現時点で「ブレイク ブレイド 第四章 惨禍ノ地」は国内主要サブスクリプションサービスでの配信は確認されていません。視聴にはBlu-rayやDVDなどのパッケージ購入、またはレンタルサービスの利用が主な手段となります。劇場版全6章として完結しているため、第一章からまとめて入手して通して観るのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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