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クラシカロイド 2
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
クラシカロイド第2シーズン。ビート・サン(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン)と気ままなモツ(ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト)、そして同居人のショパン、リスト、シューベルトが、普通の女子高生カナエの元に再び集う。これらの音楽の巨匠たちはすでに世界を救う力を持つことを証明している。
作品概要・あらすじ
あらすじ
音楽の巨匠たちが現代に転生した姿「クラシカロイド」が贈る、賑やかな音楽コメディの第2シーズン。ベートーヴェン(ビート・さん)やモーツァルト(モツ)、ショパン、リスト、シューベルトたちは、再び女子高生・カナエの家に集結。ムジーク(偉大な音楽の力)で様々な騒動を巻き起こしながら、今シーズンも予測不能な日常が幕を開ける。
みどころ・魅力
① クラシック名曲が現代アレンジで蘇る圧巻のムジーク演出
ベートーヴェンやモーツァルトの名曲が独自のポップアレンジで流れる「ムジーク」シーンは本作最大の見せ場。毎回異なる楽曲と映像演出が融合し、クラシック初心者でも思わず引き込まれる没入感を生み出している。
② 個性派クラシカロイドたちが繰り広げるドタバタ共同生活
自己中で暴走しがちな各クラシカロイドのキャラクターが、狭い一つ屋根の下で衝突し笑いを生む。第2シーズンでは新たな展開やキャラの掘り下げも加わり、前シーズンからのファンも新鮮に楽しめる構成になっている。
③ シュールな笑いとシリアスが同居するNHKらしからぬ独特の作風
NHKEテレ放送作品ながら、ギャグのテンポや世界観のシュールさは唯一無二。笑いの中に音楽の力や人間関係の温かみが織り交ぜられており、大人も子どもも楽しめる懐の深さが魅力となっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 馬引圭 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 土屋理敬 |
| 原案キャラデザ | 土林誠 |
| キャラクターデザイン | 橋本誠一 |
| OP | 「ClassicaLoid ~クラシカロイドのテーマ~」 |
| ED | 千里 feat. Miku「出発進行!!伝説へ ~新世界から第4楽章より~」 |
| ED | 布袋寅泰 feat. 西川貴教「無敵のソナタ~交響曲第7番より~」 |
| ED | tofubeats feat. 遠藤るか and 藤代リエ「ラブゲーム大作戦 ~フィガロの結婚より~」 |
| ED | エハミック「小犬のカーニバル ~小犬のワルツより~」 |
| ED | シューベルト「Life is beautiful ~ザ・グレートより~」 |
| ED | 楠雄幸「How to Win! ~トッカータとフーガより~」 |
| ED | 浅倉大介 feat. 石田 燿子「愛の矢の夢」 |
| ED | tofubeat feat. 星崎なな「アイネクライネ・夜のムジーク」 |
| ED | 布袋寅泰 feat. Jasmine Rodgers「Song for the moon ~月光より~」 |
| ED | 浅倉大介 feat. 高見 弘之「~愛の鐘 ~ラ・カンパネラより~」 |
| ED | CLASKEY:KLASKY「ソルティソルティ」 |
| ED | ワーグナー「make the revolution~ワルキューレの騎行より~」 |
| ED | 布袋寅泰 feat. 岸祐二「大宇宙音楽讃歌No.9 ~交響曲第9番より~」 |
| ED | 千里 feat. Shou「GOING SWEET HOME ~新世界から第2楽章より~」 |
| ED | 布袋寅泰 feat. 田中鮎子「豊穣の夢~エリーゼのためにより~」 |
| ED | 長谷川大輔「情熱について語るべき2、3の真実 ~田園より~」 |
| ED | 浅倉大介 feat. 玉置 成実「Mephisto Sheriff ~メフィスト・ワルツより~」 |
| ED | 蔦谷好位置 feat. 高津戸信幸「革命賛歌 ~ニュルンベルクのマイスタージンガーより~」 |
| ED | トーフビーツ「HAVE A NICE DAY! ~オーボエ協奏曲より~」 |
| ED | エハミック「ジャパニメーション英雄ポロネーズ」 |
| ED | CLASKEY:KLASKY「愛だけがすべてじゃない!」 |
| ED | 蔦谷好位置 feat. Naumi「闇を切り裂く光 ~ジークフリートの葬送行進曲より~」 |
| ED | 布袋寅泰 feat. 橋本聡「運命、崩れ落ちる。 ~交響曲第5番より~」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「クラシカロイドってNHKでやってたやつか」くらいの認識で1期を流し見して、それで2期まで追ったのは半分惰性みたいなものだ。クラシック音楽を擬人化してドタバタコメディにする、という企画の時点で「ああ、子ども向けか」と油断していた。ところが1話終わってみると、杉田智和のベートーヴェンと梶裕貴のモーツァルトがコンビとして妙にはまっていて、気づいたら2周目に入っていた。最初は音楽的な「教養コンテンツ」として構えて見始めたのに、実際には二周目で「このふたりのやり取りを追うコメディ」として楽しんでいた。そのズレが、この作品の正体に近い。
天才は「一緒にいる人間」を選ばない——クラシカロイドが描く、才能と日常の奇妙な共存
この作品を「クラシック音楽の入門コンテンツ」として見ると、たぶん途中で飽きる。実際はそうではなく、「圧倒的な才能を持つ存在が、普通の人間の生活に無理やり混入したらどうなるか」という一点だけを、2クールかけてひたすら転がしているコメディだ。
ベートーヴェンは言うまでもなく音楽史上の巨人だが、劇中では同居人の家事を無視して作曲に没頭したり、気まぐれに近所を歩き回ったりする。モーツァルトはそれに輪をかけて奔放で、「天才」という言葉が持つ社会的な重さをまったく気にしない。彼らの「ムジーク」が発動する瞬間の派手さと、日常パートの脱力感のギャップが、このアニメの基本構造だ。
面白いのは、女子高生のカナエが「普通の人間代表」として機能することで、天才たちの異常さがくっきりと浮かび上がる点だ。カナエが振り回されながらもどこか馴染んでいく過程は、「才能のある人間は一方的に周囲を巻き込むが、それでも人は共存の形を見つけてしまう」という、地味に普遍的なテーマを含んでいる。
石田彰が演じるパッド君という存在が、このバランスをうまく引き締めている。2期では彼のポジションが微妙に変化していて、天才と凡人の橋渡し役というより、システム全体の観察者に近い。石田彰の声が持つ独特の「含み」が、コメディの中にかすかな不穏さを差し込んでいて、それが単純な明るさに終わらない理由のひとつだと思う。
能登麻美子のリストと諏訪部順一のドヴォルザークが加わることで、2期のアンサンブルはかなり豪華になっている。能登麻美子のリストは見た目の華やかさと中身の落差がきつくて笑える。諏訪部順一のドヴォルザークは低音の安定感で妙な説得力を出していた。このキャスティングはかなり意図的で、「声だけで作曲家のイメージを想起させる」という音楽アニメとしての遊びが入っている。
特に刺さったシーン
終盤、ベートーヴェンが他のクラシカロイドたちと正面から向き合う展開があって、そこで杉田智和の演技がひとつ段階を上げる瞬間がある。普段のベートーヴェンは傲岸不遜に見えるが、あの場面だけは「この人間、実はずっと何かを背負っていた」という重さがじわっと滲み出てきた。コメディのテンションで進んでいた物語が急に等身大になる感覚で、思わず巻き戻した。
ムジークが発動する演出も2期では洗練されていて、クラシック曲が現代的なアレンジで流れてくるあの独特の感触——「ああ、この曲か」と思った瞬間に映像と音が噛み合う体験は、2周目で受け取る情報量が明らかに増える。初見では流れとして追っていたものが、2回目には「このタイミングでこの曲を選んだのか」と構造として読めるようになる。その解像度の変化が、この作品を繰り返し見る理由になっている。
読んで見たくなったら——『クラシカロイド 2』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- クラシック音楽に漠然とした興味はあるが、真面目に向き合うほどではない人
- 豪華声優陣のアンサンブルコメディが好きな人(杉田智和×梶裕貴のコンビが許容できること前提)
- 日常系の脱力感と、突発的なシリアスが同居するテンション感を楽しめる人
- NHKアニメの「子ども向けだけど大人も観られる」バランス感覚が肌に合う人
合わない人
- クラシック音楽の知識が深すぎて、擬人化の解釈に耐えられない人
- 一貫したストーリーラインを求める人(2期は特にエピソード単位の連続で、大きな縦軸は薄め)
- 「ギャグ→シリアス→ギャグ」のテンポの切り替えが苦手な人
次に見るなら
昭和元禄落語心中が好きなら、この作品の「伝統芸能と現代の衝突」という軸に共鳴できるかもしれない。落語という文化芸術を背景に人間を描く構造は、クラシカロイドとアプローチが似ていて、ただしこちらは圧倒的にシリアスで重い。コメディの口直しに、あるいは先に観てから戻るのもあり。
ピアノの森は、クラシック音楽そのものの演奏シーンに正面から向き合いたいなら迷わず選んでほしい。クラシカロイドでアレンジされた原曲を聴いて「元の曲を知りたい」と感じた人に、実際の演奏の緊張感と感動がある。
アクタージュ act-age(原作漫画)——アニメ化は未完だが、「才能を持つ人間が日常に混在することの摩擦と魅力」を描く点でクラシカロイドと問題意識が近い。読める環境があれば原作で。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『クラシカロイド 2』はdアニメストアおよびDMM TVで配信中です。クラシック音楽×ドタバタコメディという唯一無二の組み合わせを、手軽にお楽しみいただけます。第1シーズンと合わせて一気見するのもおすすめです。

