こすぷれCOMPLEX

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2002こすぷれCOMPLEX

こすぷれCOMPLEX

★ 2.8 / 5.0コメディセクシー
放送年2002年
フォーマットOVA
話数3話
原作オリジナル
制作TNK

東大泉学園のコスプレ同好会に所属するチャコと彼女の友人たちに会おう。日本で最もホットな新しいコスプレチームで、地元の大会での連勝から世界選手権を制覇しようとしている。しかし現実は、チャコたちはクラブを維持することさえ難しい状況にある。少ない部員数とスポンサーの不足により、彼らのコスプレ活動は終わりを迎えようとしている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

東大泉学園のコスプレ同好会に所属するチャコと仲間たちの奮闘を描いたOVA作品。地元の大会で連勝を重ねてきた彼女たちは、世界選手権への出場を夢見ている。しかし現実は厳しく、部員不足とスポンサーの欠如によってクラブの存続自体が危うい状況。夢と現実の間で奮闘する少女たちのコメディタッチな青春劇が展開される。

みどころ・魅力

① コスプレ文化を軸にした賑やかな青春コメディ

2000年代初頭のコスプレブームを背景に、衣装制作や大会への情熱をコミカルに描いた作品。コスプレという独自のテーマが生み出す個性豊かなキャラクターたちのやり取りが笑いを生み出し、テンポよく展開されるギャグシーンが随所に散りばめられています。

② 夢と現実のギャップが生む笑いとドラマ

世界大会を目指すという大きな夢を持ちながら、クラブの維持すら困難という現実のギャップが作品の核心。理想と現実の間でドタバタする様子がユーモラスに描かれており、笑いの中にも仲間たちの絆や情熱がにじみ出るドラマ性を持っています。

③ 2000年代初頭のアニメ美学を凝縮したOVA

当時のOVA作品ならではの艶やかな作画スタイルと、コメディ×セクシーという組み合わせが時代の空気を感じさせる一作。短編OVAながらも独特のテンションと雰囲気を持ち、当時の萌え文化・コスプレ文化を振り返る資料的な楽しみ方もできます。

キャスト・声優一覧

デルモ
デルモ
メイン
釘宮理恵
今井あてな
今井あてな
メイン
清水愛
メイン
渡辺明乃
今井まりあ
今井まりあ
メイン
千葉紗子
長谷川チャコ
長谷川チャコ
メイン
野川さくら
青島麗華
青島麗華
メイン
たかはし智秋
イケブクロウ
イケブクロウ
サブ
小野健一
鷹良蘭子
鷹良蘭子
サブ
井上喜久子
黒葉コーチ
黒葉コーチ
サブ
乃村健次
サブ
増田ゆき
ジルモ
ジルモ
サブ
佑希子広津
田宮耕介
田宮耕介
サブ
櫻井孝宏

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スタッフ

キャラクターデザイン平田雄三
美術監督永吉幸樹
音響監督高橋秀雄
OPSakura Nogawa, Rie Kugimiya, Saeko Chiba, Ai Shimizu, Akeno Watanabe, Chiaki Takahashi「萌えてこそ・コスプレ」
EDSakura Nogawa, Rie Kugimiya, Saeko Chiba, Ai Shimizu, Akeno Watanabe, Chiaki Takahashi「コスプレ音頭」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

釘宮理恵が出てるらしい、という一点だけで手を伸ばした。2002年のOVAというのは配信で気軽に見られる代物ではなく、結局TSUTAYAの宅配レンタルで取り寄せる羽目になった。届くまでの数日、「コスプレ同好会の話」という情報だけで頭の中にぼんやりイメージを作っていたら、実物はもう少しだけ乾いていた。部員数が足りない、スポンサーもいない、大会には出たい。その現実的なやるせなさが最初の10分でさらっと提示されて、「あ、これは単純にコスプレ礼賛の話じゃないんだな」と思った記憶がある。2回目に見たとき気づいたのは、そのスカスカ感が意図的だということだ。豪華なコスチュームも、輝かしい舞台も、手に入るかどうかわからない。それでも誰かがやらないと続かない。

「好き」だけでは回らない場所を、それでも回し続ける話

コスプレをテーマにした作品は、たいてい「情熱があれば届く」という方向に着地する。でもこのOVAが描いているのは、もう少し手前の話だ。部員が集まらない。お金がない。大会に出るにも、まず明日の活動費を誰かが出さないといけない。チャコたちが直面しているのは夢への階段ではなく、同好会を存続させるという地味な問題で、そこにリアリティがある。

好きなことを「好きなだけ」やれる場所は、誰かが維持コストを払い続けた結果として成立している。2002年という時代に、コスプレという文化がまだ「趣味の端っこ」として扱われていた文脈を考えると、この設定はかなり誠実だと思う。世界大会を目指すという大きな目標が物語を引っ張りながら、その足元にある「部室の蛍光灯代はどうする」みたいな問いが消えない。どちらかが嘘をついていない。

ジャンルとしてはコメディ寄りで、セクシー要素もふんだんにある。その点でシリアスな作品として売り出してはいない。ただ、笑いの構造の中に「好きなことを続けるためのコスト」という問いが埋まっていて、それが2回目3回目に見たとき急に重くなる。笑えているあいだはいい。笑いが引いたあとに残るものが、この作品の芯だと個人的には思っている。

釘宮理恵が声を当てるデルモというキャラクターは、その構造のど真ん中に置かれている。コミカルな存在感でありながら、どこかシリアスな役割を担っている。釘宮理恵は2002年時点でまだキャリアの序盤で、後年の「ツンデレ女王」的な文脈とは違う使われ方をしているのが聴いていて面白い。

特に刺さったシーン

終盤、チャコたちが大会に向けて準備を進める場面で、千葉紗子演じる今井まりあが一瞬だけ真顔になる。それまでコメディのテンポで動いていた話が、ふっと止まるような瞬間がある。何かを諦めかけて、でも諦めなかったという事実だけが画面に残る感じ。千葉紗子の声はああいう「笑いと本気の境界線」を自然に渡れる人で、このシーンはその使い方が上手かった。

あと、井上喜久子演じる鷹良蘭子の台詞回し。部の顧問か、それに近い立場のキャラクターだと思うが、落ち着いた声の中に「この人もかつては同じ側にいた」という匂いがある。井上喜久子はこういう、年齢を感じさせつつ厳しくない役を演じさせると独特の品が出る人で、2002年時点でそれが既に完成されていた。

コスプレのディテール描写——衣装の生地感や着替えの手際——は、当時の作画クオリティの限界はあるにしても、作り手が「本物らしさ」に気を遣っているのが伝わる。コスチューム=記号として扱っていない。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 2000年代初頭のOVA文化に愛着がある人(あの時代特有の空気感が好きな人)
  • 釘宮理恵千葉紗子の初期キャリアを追っているコアな声優ファン
  • コスプレ文化が「まだサブカルの端っこだった時代」の雰囲気に興味がある人
  • セクシーコメディにある種の郷愁を感じられる人(攻撃性のない古典的なやつ)
  • 「部活・同好会の存続問題」という地味な設定が逆に刺さる人

合わない人

  • 現代的な作画クオリティを期待している人(2002年OVAなりの水準)
  • 配信で気軽に見たい人(TSUTAYA宅配レンタルかAmazonでDVD購入のみ)
  • コスプレ作品にリアルなコスプレ描写・コミュニティ考証を期待する人
  • セクシー要素がまったく合わない人(ジャンルの構成要素として組み込まれている)

次に見るなら

コスプレ戦士ラブリーポップ♡夢天使が好きなら、同時代のコスプレ×コメディの文脈として参照できる。2000年代初頭の「コスプレを題材にしたOVA」の系譜をたどるなら外せない一本で、こすぷれCOMPLEXとほぼ同時期に作られた雰囲気の近さがある。

げんしけんは、こすぷれCOMPLEXが描いた「オタクコミュニティの存続問題」を正面からドラマとして描いた作品だ。コスプレだけでなくオタクサークル全般の話になるが、「好きなことを続ける場所を誰かが維持している」という視点が共鳴する。TVシリーズなのでOVAより腰を据えて見られる。

こみっくパーティーは同人活動をテーマにした同時代の作品で、「趣味と現実の折り合い」を2002年前後のアニメがどう描いていたかという比較として面白い。櫻井孝宏が主人公を演じており、こすぷれCOMPLEXとの声優つながりで続けて見ると声の変化も楽しめる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『こすぷれCOMPLEX』は現在、国内主要の定額配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にはDVDやパッケージソフトを入手する方法が主となります。レンタルサービスや中古市場での取り扱いを確認してみるのがおすすめです。

よくある質問

Q. 『こすぷれCOMPLEX』はどんな作品ですか?
A. 2002年に発売されたOVA作品で、コスプレ同好会の女子たちが世界大会を目指す姿をコミカルに描いたコメディです。セクシー要素を含むギャグ路線の作風で、全数話構成のパッケージ作品です。
Q. どこで視聴できますか?
A. 現時点では主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。DVDパッケージや中古ショップ、レンタルサービスでの入手が現実的な視聴方法となります。
Q. どんな人に向いている作品ですか?
A. 2000年代のコスプレ文化や当時のOVA作品の雰囲気が好きな方に向いています。コメディ重視で気軽に楽しめる内容なので、重いストーリーより明るい笑いを求める方にもおすすめです。
Q. 原作はありますか?
A. 本作は漫画を原作とするOVA作品です。コスプレをテーマにしたオリジナリティある設定が特徴で、原作漫画もコメディ路線の内容となっています。

まとめ

『こすぷれCOMPLEX』は現在、国内主要の定額配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にはDVDやパッケージソフトを入手する方法が主となります。レンタルサービスや中古市場での取り扱いを確認してみるのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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