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映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
作品概要・あらすじ
あらすじ
全国各地のB級グルメが一堂に集まる大会に、野原一家が巻き込まれていく。しんのすけはいつも通りのマイペースぶりを発揮しながらも、食への純粋な情熱で数々のグルメバトルを勝ち抜いていく。家族の絆と笑いを軸に展開する、2013年公開の劇場版クレヨンしんちゃん。ご当地グルメが随所に登場し、大人も子どもも楽しめる作品です。
みどころ・魅力
① B級グルメをテーマにした個性的なバトル展開
餃子・焼きそば・たこ焼きなどおなじみのB級グルメが次々と登場し、料理対決という形でスリリングな展開が続きます。食べることに全力なしんのすけの姿が笑いを生みつつ、ストーリーをぐいぐいと引っ張ります。
② 野原家ならではのチームワークと家族の笑い
ひろし・みさえ・ひまわり・シロも巻き込んだ家族総出の大騒動が見どころです。それぞれのキャラクターの個性がぶつかり合い、クレヨンしんちゃんらしいドタバタ感と温かみが両立しています。
③ 子どもから大人まで楽しめるユーモアとテンポ
しんのすけの天真爛漫なボケと周囲のリアクションが絶妙なテンポで繰り広げられます。子ども向けのギャグだけでなく、大人が思わずニヤリとするシーンも随所に散りばめられており、家族で鑑賞するのに最適な一作です。
キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 橋本昌和 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 末吉裕一郎、原勝徳 |
| 音楽 | 多田彰文、荒川敏行、サワグチカズヒコ |
| 美術監督 | 高橋佐知、沖吉真由美 |
| 音響監督 | 大熊昭 |
| ED | セカイノオワリ「RPG」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「B級グルメサバイバル」というタイトルだけで、なんとなく内容が読めそうで、でも全然読めなかった。B級グルメ、サバイバル、クレヨンしんちゃん。この三つを頭の中で組み合わせると、脳が処理を諦める。とりあえず見てみるか、という気持ちで再生ボタンを押したのが最初だった。
しんちゃん映画はある程度の年月が経つと記憶が混ざりはじめる。あのシーン、どの映画だったっけ?となることが多い。この作品はタイトルの語感が突出して変なおかげで、そこだけは混ざらなかった。「あ、B級グルメのやつ」と即座に区別できる、というのは実は地味にすごいことだと思っている。2回目に見たとき気づいたのは、食べるという行為がこれほど野生に直結している話だということ。序盤のテンポがよくて、気づいたら飲み込まれていた。
「食欲」は人間をどこまで本気にさせるか——B級の旗の下に宿る、生々しさの話
クレヨンしんちゃんの映画は、毎回どこかに「野原家が守るもの」が設定されている。ガチャガチャしたコメディの外皮の中に、ちゃんとした核がある。この作品でその核を担っているのが「食べること」だと思う。
B級グルメというのは、もともと面白い概念だ。高級でもなく、でも安っぽくもない。「本当においしいもの」と「分かりやすく豪華なもの」は違う、という価値観の話でもある。B級グルメサバイバルという設定はその矛盾をそのままゲームにしていて、笑いながら「食べる喜び」をどこかで考えさせられる構造になっている。
しんちゃん映画には大人向けの文脈が随所に埋め込まれているが、この作品はそれが「食欲」という、誰でも持っている欲求を入口にしているぶん、妙に庶民的な温度がある。ヒーローでも戦士でもなく、うまいものを求める人間の話。それがサバイバルにまで発展するという飛躍が、このシリーズ特有の過剰さで成立している。
単なる食べ物コメディではなく、人間が何かを「おいしい」と感じる瞬間の、あの少し動物的な感じをちゃんと描こうとしている作品だと思う。子ども向けに見えて、野原広志が藤原啓治さんの声で「うまい」と言う瞬間の重さはたぶん大人の方が拾える。
特に刺さったシーン
藤原啓治さんが演じる野原広志の、食べているときの演技が好きだった。広志は基本的にちょっとダメな父親として描かれることが多いが、食への反応だけは本物の喜びがある。あそこでの短い台詞回しに、藤原さんの独特の「中年男性の体温」みたいなものがのっていて、笑えるんだけど妙にリアルだった。
矢島晶子さんのしんのすけは、終盤にかけて一段と自由度が増す印象がある。ピンチの場面でも一切空気を読まないあのテンションは、何度見ても「この子は本当に大丈夫か」と思わせてくれる。劇場のスクリーンサイズで見ると、その表情の細かいところまで追えて、思ったより繊細な表情変化があることに気づく。
こおろぎさとみさんのひまわりは、本筋からは少し離れたところでちゃんと存在感を発揮していて、台詞が多くない中で「ここにいる」という空気を作っている。ああいう細かいところにキャスティングの誠実さがある。
読んで見たくなったら——『映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- しんちゃん映画を「シリーズのひとつ」として気軽に楽しめる人
- 食べることに対して素直に喜べる人(グルメ知識とは関係なく)
- 藤原啓治さんの広志が好きで、その演技を劇場規模の音響で味わいたい人
- コメディが「バカバカしさを全力でやっている」ものであることを好む人
- 子ども時代にしんちゃん映画を見ていて、大人になってから見直している人
合わない人
- クレヨンしんちゃん映画に毎回泣ける感動を期待している人
- 食べ物系のコメディに「うるさい」と感じるタイプ
- シリーズの中でも「大人帝国」「戦国大合戦」路線が好きで、そちらを基準にしている人
- ストーリーの必然性やキャラクターの動機をきっちり追いたい人
次に見るなら
映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年)は、同じしんちゃん映画でも「大人が見て刺さる構造」を極限まで突き詰めた作品。B級グルメサバイバルの笑いの温度が好きな人が見ると、同じシリーズでの振れ幅の大きさに驚くはず。食から昭和ノスタルジーへ、という対比として見るのも面白い。
劇場版 名探偵コナンシリーズ(特に2000年代以降)は、B級グルメサバイバルと同じく「アニメ映画の年1サイクル」を長期間続けているシリーズとして比較しやすい。しんちゃん映画のように各作品で雰囲気がガラっと変わることはないが、安定したクオリティと劇場体験の重さがある。
映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年)は、B級グルメサバイバルから時代が離れているにもかかわらず、「しんちゃん映画としての勢い」という点で系譜が近い。コメディ色が強く、シリーズ内の笑い優先路線が好きなら。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
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よくある質問
まとめ
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