ディー・グレイマン

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2006ディー・グレイマン

ディー・グレイマン

★ 3.8 / 5.0アクション冒険ドラマファンタジー
放送年2006年
フォーマットTVアニメ
話数103話
原作漫画
制作TMS Entertainment

19世紀後期、アレン・ウォーカーは悪魔を滅ぼす組織「黒色聖堂」に正式に入団する。悪魔は千年伯爵が死者の苦しむ魂で作った機械兵器である。アレンは呪われた眼と腕に神聖な力「イノセンス」を宿す。これは神の使徒として与えられた力だ。アレンは同僚の祓い屋たちとともに、悪魔の脅威に立ち向かっていく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

19世紀後期のヨーロッパ。少年・アレン・ウォーカーは、悪魔「アクマ」を滅ぼすために戦う組織「黒色聖堂」に入団する。アクマとは、千年伯爵が死者を想う者の悲しみにつけ込み、死者の魂を機械に閉じ込めて作り出した兵器だ。アレンは左眼に宿った呪いの力でアクマを識別し、左腕には神から授かった神聖な武器「イノセンス」を持つ。同じくイノセンスを宿した「祓い屋(エクソシスト)」たちと共に、千年伯爵の野望に立ち向かっていく。

みどころ・魅力

① 重厚なダークファンタジーの世界観

19世紀ヨーロッパを舞台に、宗教・機械・呪いが複雑に絡み合う独特の世界観が最大の魅力。死者の魂が閉じ込められたアクマという設定は単なる「悪魔退治」を超えた深みを持ち、正義と悲しみが交差するシリアスなドラマが続く。少年マンガらしい熱さとダークな雰囲気の絶妙なバランスが癖になる。

② 個性豊かなキャラクターたちの成長と絆

主人公アレンをはじめ、クール系のユウ・クロウリー、陽気なラビ、神秘的な少女楓など、個性が際立つエクソシストたちが揃う。それぞれが孤独や過去のトラウマを抱えながらも仲間と共に戦う姿は感情移入しやすく、キャラクター同士の関係性の深まりが物語の大きな見どころとなっている。

③ イノセンスとアクマが激突するアクションシーン

各エクソシストが持つイノセンスはそれぞれ形状・能力が異なり、戦闘スタイルも多彩。進化を重ねるアクマや十三番目の使徒団「ノア一族」との戦いはスケールが大きく、見応えのあるバトルが展開される。特にアレンの「神の使徒」としての覚醒過程は、物語を通じた重要な軸となっている。

キャスト・声優一覧

ラビ
ラビ
メイン
›
鈴村健一
リナリー・リー
リナリー・リー
メイン
›
伊藤静
アレン・ウォーカー
アレン・ウォーカー
メイン
›
小林沙苗
神田ユウ
神田ユウ
メイン
›
櫻井孝宏
ララ
ララ
サブ
›
桑島法子
レロ
レロ
サブ
›
伊藤静
マナ・ウォーカー
マナ・ウォーカー
サブ
›
立木文彦
千年伯爵
千年伯爵
サブ
›
滝口順平
サブ
›
大林隆介
ティキ・ミック
ティキ・ミック
サブ
›
森川智之
チャオジー
チャオジー
サブ
›
宮野真守

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スタッフ

監督鍋島修
シリーズ構成吉田玲子
キャラクターデザイン守岡英行
音楽和田薫
OPaccess「INNOCENT SORROW」
OPアビングドンボーイズスクール「Brightdown」
OP玉置成実「Doubt & Trust」
OPUVERworld「Gekidou」
ED주현준「Snow Kiss」
ED北出菜奈「Pride of Tomorrow」
ED「夢の続きへ」
EDニルギリス 「Antoinette Blue」
EDステファニー「あなたがここにいる理由」
ED「Wish」
ED星村麻衣「Regret」
EDsurface「Changin」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

103話あると知った瞬間、そっとタブを閉じた。それが最初の出会いだった。2006年のアニメで、当時から「面白い」という声は耳に届いていた。でも103話は長い。体感では200話くらいの重さがある。

見始めたのはずっと後になってから。配信で見られるようになったタイミングで、気が向いたというより、他に見るものが尽きたという感じで1話を再生した。そうしたら止まらなかった。19世紀末ヨーロッパの退廃した空気、黒いコートを纏った祓い屋たち、千年伯爵の不気味な笑顔——最初の数話で世界観に飲み込まれた。

2周目では細部が変わって見える。アレン・ウォーカーの左目が呪われた眼である意味、仲間たちがそれぞれ何を背負っているか。初見では展開を追うだけで精一杯だったところが、2回目で初めて「ああ、ここがそういうことか」となるシーンが多い。長いのは事実だが、その長さが積み上げる密度がある。

「救う力」を持つことが、呪いである話

D.Gray-manを単純なダークファンタジーのバトルものとして見ていると、途中からどこかちぐはぐな感覚を覚える。主人公のアレンは強い。イノセンスという神から与えられた力を持ち、悪魔(アクマ)を祓う能力がある。でも彼が背負っているのは「勝てる主人公」の爽快感ではなく、もっと重たいものだ。

アクマは死者の魂でできている。千年伯爵は、愛する人を失った人間の「生き返ってほしい」という願いを利用して、魂を機械の体に封じ込める。アレンの左目はそのアクマの中に囚われた魂が「見える」。つまり彼は、戦いながら、倒しながら、同時に相手が何者であったかを見続けなければならない。

これは「救う力」が「見てしまう力」とセットになっているという話だ。見えないほうが楽なこと、知らないほうが割り切れること、それでも見てしまい、知ってしまい、それでも剣を振るわなければならない——アレンが抱えている重さの正体はそこにある。

神田ユウというキャラクターも対照的な存在として機能している。櫻井孝宏の声が実に合っていて、感情を削ぎ落としたような無機質な語り口の中に、時折覗く何かが引っかかる。神田は「感じないようにする」ことで戦い続けている。アレンは「感じながら」戦い続ける。この対比が、長尺の物語を通じてじわじわと効いてくる。

2周目で気づいたのは、リナリー・リーの存在がこの作品の「感情の錨」になっているということだ。伊藤静の演技は、声だけで表情が見える類の仕事をしている。強さと脆さが同居するリナリーが画面にいるだけで、物語の温度が変わる。

特に刺さったシーン

序盤、アレンがアクマと対峙する場面で、倒した後に一瞬だけ表情が止まるカットがある。戦闘の興奮でも安堵でもない、静かに何かを見ている顔。あそこで「ああ、この主人公は単純に強さで解決する話じゃないな」と思った。

ティキ・ミック役の森川智之の芝居も印象に残っている。敵側の人物として登場するのだが、薄気味悪いのに妙に人間くさいという、難しいバランスのキャラクターを、声だけで成立させている。何を考えているのかわからない笑い声の中に、かすかに乗っている感情の揺れ。2周目で改めて聴くと、初見では読めなかったものが見えてくる。

チャオジー役の宮野真守は、この時期の宮野真守らしいエネルギーの乗り方で、重い空気を引き受けながら場面の流れを変える役割を担っている。ああいう「救いになるキャラクター」が機能しているかどうかで、ダークな作品の視聴体験は大きく変わる。D.Gray-manはその配置が上手い。

読んで見たくなったら——『ディー・グレイマン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ダークファンタジーのバトルものが好きだが、「主人公が無敵で爽快」より「主人公が何かを背負いながら戦う」ほうが好きな人
  • 19世紀末ヨーロッパ風の退廃した世界観に惹かれる人
  • 長編でキャラクターが積み上がっていく感覚を楽しめる人
  • 声優の演技で作品への没入度が変わると感じている人

合わない人

  • 100話超の長さに心理的なハードルがある人(正直に言う:長い)
  • 序盤の数話で世界観に引き込まれなかった場合、中盤まで持たない可能性がある
  • アニメオリジナル展開や原作との差異が気になる人は途中でノイズを感じるかもしれない
  • スピーディーな展開を求めている人には、テンポが重く感じられる回がある

次に見るなら

青の祓魔師——祓魔師(エクソシスト)という組織に属しながら、出自に秘密を抱えた主人公が戦うという構造が近い。こちらは全体的に明るめのトーンで、D.Gray-manの重さに疲れた後の口直しにも、逆に入口としても機能する。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST——「力を持つことのコスト」「失ったものと向き合いながら戦う」というテーマの近さで選んだ。世界観の作り込みや長編を通じたキャラクターの変化を楽しめるなら、これも確実に刺さる。

地獄少女——バトルではなくホラー寄りだが、「死者の魂」「人間の業と憎しみ」を正面から描く姿勢がD.Gray-manと通底している。1話完結なのでテンポは全く違うが、似た後味を持つ作品として。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ディー・グレイマン』は現在、dアニメストアおよびNetflixで視聴可能です。重厚な世界観とダークなストーリーが好みの方はもちろん、王道少年バトルを楽しみたい方にも幅広くおすすめできる作品です。お好みの配信サービスでぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ディー・グレイマンはどこで視聴できますか?
A. dアニメストアとNetflixで配信中です。どちらのサービスも全話視聴が可能ですので、ご利用中のサービスからお楽しみください。
Q. アニメは何話まであるのですか?
A. 2006年放送の第1期TVアニメは全103話です。続編として『ディー・グレイマン HALLOW』(2016年)も制作されており、あわせて楽しむことができます。
Q. 原作マンガとアニメはどちらから楽しむのがおすすめですか?
A. どちらから入っても楽しめますが、アニメは映像・音楽・声優の演技で世界観に没入しやすいため、初めて触れる方にはアニメからの視聴がおすすめです。
Q. 子どもでも視聴できるアニメですか?
A. ダークなテーマや残酷な描写を含む場面があるため、小さなお子様には不向きな場合があります。中学生以上を目安に、ダークファンタジーや本格バトルが好きな方に向いている作品です。

まとめ

『ディー・グレイマン』は現在、dアニメストアおよびNetflixで視聴可能です。重厚な世界観とダークなストーリーが好みの方はもちろん、王道少年バトルを楽しみたい方にも幅広くおすすめできる作品です。お好みの配信サービスでぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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