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ディー・グレイマン ハロー
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | TMS Entertainment |
アクマの最近の攻撃にもかかわらず、黒の教団のメンバーたちは新しい基地への移転に向けて意気消沈していない。しかし、アレン・ウォーカーが到着するとすぐに、中央機関に呼ばれて腕を無理やり封印される。その後、彼の師であるクロス・マリアン将軍との驚くべき会見へ導かれ、謎めいた何かについての衝撃的な秘密が明かされる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
アクマによる攻撃が続くなか、黒の教団のメンバーたちは新たな基地への移転を進めていた。そんな折、戻ってきたエクソシスト・アレン・ウォーカーは中央庁に呼び出され、その左腕「神の道化師(クラウン・クラウン)」を無理やり封印されてしまう。さらに彼は、師である元帥クロス・マリアンとの思いがけない再会へと導かれ、自らの出自にまつわる衝撃の秘密を知らされることになる。アクマと千年伯爵をめぐる戦いが新たな局面を迎えるなか、アレンと教団の運命が大きく動き出す。みどころ・魅力
① 約8年ぶりに動き出した黒の教団の物語
前作から長い時を経て再びアニメ化された続編で、原作の人気エピソードを映像で追える貴重な作品です。キャストも一新され、新たな雰囲気で世界観が描かれます。原作ファンも初見の人も入りやすい構成になっています。② アレンの出自に迫るシリアスな展開
腕の封印やクロス元帥との再会など、アレン・ウォーカー自身の秘密が次々と明かされていきます。アクマと千年伯爵をめぐる謎が深まり、物語の核心へと踏み込んでいく緊張感が見どころです。キャラクターの内面描写も丁寧に描かれます。③ ダークファンタジーとアクションの融合
重厚で退廃的な世界観のなかで繰り広げられるエクソシストたちの戦いは迫力満点です。シリアスな空気のなかにコメディ要素も挟まれ、独特のバランスが楽しめます。スタイリッシュな戦闘シーンも本作の魅力のひとつです。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 芦野芳晴 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 椛島洋介 |
| 音楽 | 和田薫 |
| 美術監督 | 甲斐政俊 |
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | Lenny code fiction「Key -bring it on, my Destiny-」 |
| ED | 綾野ましろ「Lotus Pain」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ハローって何年ぶりだよ、というのが正直な第一声だった。前のアニメが終わったのが2008年あたりで、こっちは2016年。8年も空けば前の話なんてほとんど覚えていない。覚えていたのは「左腕がヤバいやつ」と「歩き続けろ」というフレーズくらいで、肝心の話の筋はきれいに抜け落ちていた。それでも続きが作られたと知れば見る。そういう作品だ。
見始めて最初に面食らったのは声だった。アレンの声が村瀬歩に替わっていて、最初の数分は「これ誰だ」と画面を二度見した。ところが不思議なもので、序盤の腕を封印されるあたりまで来ると、もうこの声で記憶が上書きされている。2回目に見直したときには、むしろ最初からこの声だったような気さえした。ブランクのある続編を、声優を一新して仕切り直す——その潔さに、見る前の身構えはほどけていった。
死者を悼んだことが化け物を生む——「歩き続けろ」が背負っている重さの話
ディー・グレイマンという作品の根っこにあるのは、悲しみが兵器に変わるという、わりと救いのない仕組みだ。大切な人を亡くした人間が、もう一度会いたいと願う。その願いにつけ込まれて、死者の魂が鎧に縛りつけられ、アクマという化け物にされる。つまりこの世界の敵は、もとをたどればすべて「誰かを心から愛した人間」から生まれている。アレンが戦っているのは怪物ではなく、悲しみそのものの成れの果てだ。
この続編が改めて突きつけてくるのは、その構造の中でアレンが背負わされた立場の歪さだと思う。彼はアクマの中に閉じ込められた魂が見える。だから倒すたびに「救った」のか「殺した」のか、はっきりした答えをもらえないまま次へ進むしかない。中盤以降で明かされる彼自身の出自に関わる秘密は、その曖昧さをさらに底なしにしていく。味方であるはずの組織からも腕を封じられ、敵か味方かという二択そのものが意味を失っていく。
そこで効いてくるのが、養父マナの「止まるな、歩き続けろ」という言葉だ。最初に見たときはただの励ましの台詞だと思っていた。2回目で気づいたのは、あれは励ましではなく呪いに近いということだ。答えが出ないまま、誰かを救えたか確かめられないまま、それでも止まることだけは許されない。前に進む以外の選択肢を奪われた人間に向かって「歩き続けろ」と言うのは、優しさであると同時に、相当に酷だ。この作品は単なる退魔バトルではなく、答えの出ない問いを抱えたまま動き続けることの重さを、ずっと描いている。だからアレンの歩みは、見ていて勇ましいというより、どこか痛々しい。
特に刺さったシーン
序盤、組織に呼び出されて腕を強引に封印される一連の展開がやはり一番こたえた。村瀬歩のアレンが、抵抗するでもなく、かといって納得しているわけでもない、あの飲み込めなさを声だけで出してくる。叫ぶより、声を低く殺している瞬間のほうが効くタイプの芝居で、ここで「ああ、この声でいいんだ」と腹に落ちた。中盤の師匠クロス・マリアンとの再会と、そこで明かされる秘密のくだりも、情報の重さに対して画面が妙に静かで、その温度差に背筋が冷えた。
キャラ単位で言うと、花江夏樹のラビが出てくると場の空気が一段ほどける。軽口の奥にちらつく醒めた賢さが、この陰気な世界では救いになっている。加隈亜衣のリナリーは、強さと脆さの切り替えが速くて、戦闘より日常の小さな表情のほうに惹かれた。あと保志総一朗のワイズリイ、敵側なのに声に妙な人なつこさがあって、嫌いになりきれない厄介な魅力がある。低めのテンションで進む作品だからこそ、こういう声の手触りの差がやたら記憶に残る。
読んで見たくなったら——『ディー・グレイマン ハロー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 退魔・エクソシストものの、湿り気のある世界観が好きな人
- 敵にも事情があって、勝っても素直に喜べない後味が好きな人
- 声優の入れ替わりを「裏切り」ではなく「仕切り直し」として楽しめる人
- 前作の記憶があやふやでも、雰囲気から入り直せるタイプの人
合わない人
- 1話完結のスッキリした勝ち負けが欲しい人
- 前作を全く知らず、説明をきっちり最初から積み上げてほしい人
- 13話で話が完結しないと気が済まない人(これは続きの途中だ)
- 明るくテンポの速いバトルを求めている人
次に見るなら
青の祓魔師——悪魔と祓魔師、組織と少年という骨組みがそのまま近い。アレンの曖昧な立場に惹かれたなら、自分の出自と戦うこっちの主人公にも刺さるはず。
鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST——失ったものは戻らない、その上で歩き続けるという主題が地続き。代償と前進というテーマを、もっと骨太に描いた一本として。
黒執事——退魔とは毛色が違うが、ゴシックで陰のある西洋風の空気が好きなら相性がいい。湿った世界観を浴びたい夜に。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ディー・グレイマン ハロー」は、dアニメストアとNetflixで視聴することができます。アニメ専門のdアニメストアでは作品をじっくり楽しめますし、Netflixでも配信されているため普段使っているサービスでそのまま視聴できます。どちらかに加入していれば、すぐに本作の世界を楽しめます。


