ジョジョの奇妙な冒険 (TV)

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2012ジョジョの奇妙な冒険 (TV)

ジョジョの奇妙な冒険 (TV)

★ 3.9 / 5.0アクション冒険超自然
放送年2012年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作漫画
制作David Production

19世紀のイギリスを舞台に、貴族の青年ジョナサン・ジョースターは、ジョナサンの父に拾われた身分の低いディオ・ブランドとの激しい対立に直面する。自らの身分に不満を持つディオは、すべてを支配する欲望から、ジョースター家にある古代アステカの石仮面の超自然的な力を求め始める。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

19世紀のイギリス。貴族の青年ジョナサン・ジョースターは、父に引き取られた少年ディオ・ブランドーと激しく対立する。貧しい出自ゆえに全てを支配しようとするディオは、ジョースター家が秘蔵する古代アステカの石仮面に目を付ける。その仮面が持つ超自然的な力が、二人の運命を決定的に変え、100年以上に及ぶジョースター家の血族と悪との戦いの幕を開ける。

みどころ・魅力

① 濃密な「波紋」バトルと独特の頭脳戦

銃や魔法に頼らない「波紋法」という特殊能力を軸にしたバトルが最大の特徴。敵の能力を逆手に取る知略と、緊迫感あふれる駆け引きが連続し、単純な力のぶつかり合いに終わらない深みのある戦闘が展開される。

② 時代を超えて受け継がれるジョースターの血統

第1部「ファントムブラッド」から第2部「戦闘潮流」へと舞台と主人公が引き継がれ、祖先から孫世代へと物語がつながっていく壮大な構成が魅力。各部ごとに雰囲気ががらりと変わり、新鮮な驚きが続く。

③ 個性爆発のキャラクターと名言・ポーズ文化

「無駄無駄無駄!」「俺は人間をやめるぞ!」など、強烈な台詞と決めポーズが文化として定着。ディオをはじめとする個性豊かな悪役たちの存在感も圧倒的で、初見でも強烈な印象を残すキャラクター造形が光る。

キャスト・声優一覧

ジョナサン・ジョースター
ジョナサン・ジョースター
メイン
›
興津和幸
ディオ・ブランドー
ディオ・ブランドー
メイン
›
子安武人
ジョセフ・ジョースター
ジョセフ・ジョースター
メイン
›
杉田智和
シーザー・アントニオ・ツェペリ
シーザー・アントニオ・ツェペリ
メイン
›
佐藤拓也
ウィル・A・ツェペリ
ウィル・A・ツェペリ
サブ
›
塩屋翼
エリナ・ペンドルトン
エリナ・ペンドルトン
サブ
›
川澄綾子
ロバート・E・O・スピードワゴン
ロバート・E・O・スピードワゴン
サブ
›
上田燿司
ジョージ・ジョースターI世
ジョージ・ジョースターI世
サブ
›
菅原正志
スモーキー・ブラウン
スモーキー・ブラウン
サブ
›
林勇
ルドル・フォン・シュトロハイム
ルドル・フォン・シュトロハイム
サブ
›
伊丸岡篤
リサリサ
リサリサ
サブ
›
田中敦子
ストレイツォ
ストレイツォ
サブ
›
飛田展男

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スタッフ

監督津田尚克
シリーズ構成小林靖子
キャラクターデザイン清水貴子
美術監督吉原俊一郎
音響監督岩浪美和
OP冨永”TOMMY”弘明「ジョジョ~その血の運命~」
OPコーダ「BLOODY STREAM」
EDイエス「Roundabout」
EDコーダ「BLOODY STREAM」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

友人に「波紋法のくだりだけでいいから見て」と言われて見始めたのが最初だった。その時点でジョジョというコンテンツ自体は知っていて、ポーズとかスタンドとかのミームは散々目にしていたけれど、1部はなんとなく後回しにしていた。19世紀イギリスが舞台、吸血鬼、石仮面——どれも「重い」印象があって、気軽に見るものじゃないと思っていた。

実際に見始めると、思っていたより全然違った。重いことは重いが、どこかケレン味があって、「シリアスなのに笑える」という独特のバランスがある。2回目に通して見たとき気づいたのは、1部の語り口がかなり丁寧で、ジョナサンとディオの関係性をじっくり積み上げていることだった。最初に見たときは「早くスタンドが見たい」と思っていたのに、2周目はむしろこのゆっくりした積み上げ方が好きになっていた。

「品格」という鎧を着た人間が、それでも折れない話

ジョジョ1部はよく「ディオが悪すぎて面白い」という文脈で語られる。確かにそうなのだが、2周目以降で見えてくるのは、この作品が本当に描きたいのがジョナサン・ジョースターという人間の「頑丈さ」なのだということだ。

ジョナサンは一見すると、貴族的な品格と正義感を持つ優等生キャラに見える。興津和幸の声がまたそういう「真面目で重厚な青年」を的確に体現していて、最初は少し古めかしく感じるくらいだ。ところがジョナサンという人物は、その品格を武器にも盾にもせず、ただ「そういう人間である」というだけで生きている。ディオに何度踏みにじられても、恨みではなく悲しみで返す。これが単なる聖人君子の話なら平板だが、ジョナサンの内側にはちゃんと怒りも痛みもある。それを表に出す前に品格というものが先に出てきてしまう人間なのだ。

ディオはその対極で、品格を「使える道具かどうか」で判断する人間として描かれる。子安武人が演じるディオは、単なる悪役の大仰さではなく、どこか知性的な薄ら寒さがある。「この人間は本当に心から他者を蔑んでいる」という説得力が台詞の端々にあって、だからこそジョナサンとの対立が単なるバトルに見えない。

1部の核心は、この二人の「人間としての形」の違いが、最終的に何を生み出すか——という話だと思う。品格は強さではない。でもそれを持ち続けた人間が残したものが、2部以降のジョセフたちへと続いていく。その「受け継がれるもの」の重さを、1部は静かに仕込んでいる。

特に刺さったシーン

個人的にいちばん刺さったのは、ダービー兄弟ではなく(彼らは2部だが)、ストレイツォが絡む終盤の展開だ。飛田展男の演技が、「かつて波紋使いだった人間が吸血鬼になった」という複雑な背景を、台詞よりも声の質感で伝えてくる。正気と狂気の間を揺れているような、あの独特のトーンは、キャラクターに深みを与えていた。

それと、川澄綾子のエリナ。控えめに見えて、芯のある人物として丁寧に描かれているのだが、川澄綾子の声が「上品だけど折れない」という部分をきちんと出していて、ジョナサンの相手役として機能している。ここで安っぽい演技をされると物語の重さが崩れるのに、そうならないのはキャスティングと演技の両方の力だと思う。

杉田智和演じるジョセフが顔を出す終盤は、意図的にトーンが切り替わる感じがあって、「ああ、ここから別の話が始まるんだ」という切り替えが気持ちいい。2部への助走として完璧な位置づけだった。

読んで見たくなったら——『ジョジョの奇妙な冒険 (TV)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人:

  • 「少年漫画のケレン味」と「ちゃんとしたドラマ」が両立している作品が好きな人
  • 古典的な勧善懲悪よりも、「善人と悪人の人間としての対比」に興味がある人
  • 19世紀ヨーロッパの雰囲気やゴシックな美術が好きな人
  • 声優の演技を細かく聞きたい人(主要キャスト全員が仕事をしている)
  • 2部以降のジョジョを見る前に「源流」を押さえたい人

合わない人:

  • スタンドバトルのスピード感を求めている人(1部には一切ない)
  • 「古くさい」と感じる作画・演出が苦手な人
  • 主人公がひたすら正しい行動をとり続けるタイプのキャラクターが退屈に感じる人
  • テンポより密度を求める視聴スタイルに慣れていない人

次に見るなら

ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流——1部を見たなら当然の続き。ジョセフ・ジョースターというキャラクターが1部のジョナサンとどれだけ違うか、そのギャップが楽しい。同じ「ジョースター家の血筋」でこんなに方向性が変わるのかという驚きがある。

バジリスク 〜甲賀忍法帖〜——宿命的な対立構造と、どちらが「悪」とは言い切れない人物造形が好きなら刺さる。時代劇×超自然能力という組み合わせも1部のジョジョに近い感触がある。

Fate/Zero——「品格を持った人間が極限状況でどう振る舞うか」というテーマに惹かれたなら。1部ジョジョとは方向性が違うが、「信念と理念のぶつかり合い」を重厚に描く点で共鳴する部分がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ジョジョの奇妙な冒険』(2012年TVアニメ版)は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Huluの主要配信サービスすべてで視聴可能です。サブスク加入済みであれば追加料金なく楽しめる環境が整っているため、どのサービスを利用しているユーザーでもすぐに視聴を始められます。まずは無料トライアルを活用して第1話から確かめてみてください。

よくある質問

Q. アニメはどこから見ればいいですか?
A. 2012年放送の第1部「ファントムブラッド」から順に視聴するのがおすすめです。dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Hulu・Amazonプライムビデオのいずれでも第1話から配信されています。
Q. 原作漫画を読まなくてもアニメだけで楽しめますか?
A. はい、アニメ単体で十分に楽しめます。ストーリーの補足説明も丁寧で、原作未読でも世界観にすぐなじめます。アニメで気に入ったら原作漫画に進むとさらに深く楽しめます。
Q. 全部で何話ありますか?
A. 2012年放送のアニメ第1シーズンは全26話で、第1部「ファントムブラッド」と第2部「戦闘潮流」を収録しています。続編シリーズも各配信サービスで順次配信されています。
Q. グロ・暴力描写はきつめですか?
A. バトルシーンで流血や残酷な描写が一部含まれます。ただしテンポよくコミカルな演出も多く、ホラー作品ほどの強度ではありません。中学生以上であれば問題なく楽しめる方が多い印象です。

まとめ

『ジョジョの奇妙な冒険』(2012年TVアニメ版)は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Huluの主要配信サービスすべてで視聴可能です。サブスク加入済みであれば追加料金なく楽しめる環境が整っているため、どのサービスを利用しているユーザーでもすぐに視聴を始められます。まずは無料トライアルを活用して第1話から確かめてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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