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ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | David Production |
世界中を30日間旅してきたジョジョと仲間たちは、ついにエジプトに到着した。カイロへの最終決戦を前に、最強のスタンド使い「九柱神」が立ちはだかる。彼らはディオの最も忠実な僕たちだ。ジョースター家はこの怪物吸血鬼に滅ぼされるのか、それともジョジョはディオを倒し、母の命を救えるのか。
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配信状況まとめ
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| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
長い旅路を経てついにエジプトへと辿り着いたジョースター一行。カイロに潜むDIOとの最終決戦を前に、彼らの前に「九柱神」と呼ばれる強力なスタンド使いたちが次々と立ちはだかる。それぞれが個性的な能力を持つ刺客たちとの激闘を繰り広げながら、承太郎たちはDIOのもとへと歩みを進める。そしてついに迎える宿命の対決——ジョースターの血統とDIOの因縁に、決着の時が訪れる。みどころ・魅力
① 個性的すぎる「九柱神」との濃密なバトル
エジプト編最大の魅力は、DIOの刺客「九柱神」との連戦だ。ダービー兄弟のゲーム対決、ホル・ホースの再登場、そしてヴァニラ・アイスの圧倒的な恐怖感など、各バトルは単なる能力の戦いに留まらず、心理戦・駆け引き・仲間の絆が絡み合う濃密な展開を見せる。② 承太郎 vs DIO——シリーズ最大の決戦
第3部の集大成として描かれるDIOとの最終決戦は、シリーズ屈指の名シーンだ。「ザ・ワールド」対「スタープラチナ」の時間停止能力をめぐる攻防は緊張感の極致。長きにわたって積み上げられてきた因縁が一気に収束する演出と作画は圧巻のクオリティで描かれる。③ 仲間たちの覚悟と犠牲が生む熱い感動
エジプト編では仲間たちの命をかけた奮闘が随所に描かれ、感情を揺さぶるシーンが続く。イギーやアヴドゥルら個性豊かなキャラクターたちの活躍と決断は、長旅を共にしてきた視聴者の心に深く刻まれる。単なるバトルアニメを超えた人間ドラマとしての魅力がここにある。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 津田尚克 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 小林靖子 |
| キャラクターデザイン | 小美野雅彦 |
| 音楽 | 菅野祐悟 |
| 美術監督 | 吉原俊一郎 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 橋本仁「ジョジョ その血の記憶〜end of THE WORLD〜」 |
| ED | 「ラスト・トレイン・ホーム」 |
| ED | 木内秀信「アク役♢協奏曲〜オインゴとボインゴ〜」 |
| ED | くまいもとこ「アク役◇協奏曲~ホル・ホースとボインゴ~」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「やれやれだぜ」が口癖のキャラクターがいるらしい、というところからジョジョに入った人間なので、エジプト編はある意味「本丸」だった。3部の序盤から追いかけてきて、ようやくここまで来たか、という感覚。最初に見たときは正直、バトルの密度よりも「DIOの館に入るまでの長さ」が気になった。九柱神との戦いがこれだけ続くのか、と。でも2周目になると、あのテンポの意図がわかる。一戦ごとに承太郎たちの「消耗」が積み重なっていくのを、作り手はちゃんと見せようとしていた。小野大輔の演じる承太郎の声がじわじわ疲弊していくような、あの微妙な変化に気づいたのも2回目のことだ。
「意志の継承」ではなく、「呪いとしての血」の話
ジョジョという作品をよく「友情と勇気」で語る人がいるが、エジプト編を見ていると、それだけじゃないと思う。むしろここで描かれているのは、血筋が人間をどこまで縛るか、という話だ。
承太郎がエジプトまで来たのは、「母を救うため」だ。自分で選んだというより、ジョースターの血を引いて生まれたことで、この戦いに引き込まれた。DIOも同様で、肉体的にはジョナサンの体を乗っ取り、精神的にはジョースター家と切り離せない存在になっている。敵も味方も、「血」によって運命を決定されている。
九柱神との戦いが特徴的なのは、DIOの「忠誠」の形がそれぞれ違うことだ。恐怖で従っているわけじゃない者もいる。諏訪部順一が声を当てるダービーには、ゲームへの執着という独自の動機があった。あの静かな確信のある喋り方が、「DIOのために死ぬ」という忠誠心とは別の怖さを出していた。子安武人のDIOは、そういう多様な「信者」を束ねる存在として、終盤になるほど実体感を増してくる。
承太郎の「やれやれだぜ」という口癖も、2周目で見ると違って見える。あれは感情を表に出さないための鎧だ。母が死にかけているという事実を、ずっと抱えたまま戦い続けている。その重さを小野大輔は声の「薄さ」で表現していた。感情を乗せすぎず、でも無機質でもない、あの演技の塩梅がエジプト編全体のトーンを作っている。
血が人を縛り、でもその縛りの中で人は選択する。承太郎がDIOを倒す瞬間は、「呪いを断ち切る」というより、「呪いごと引き受けて立っている」に見えた。それがジョジョという作品の誠実さだと思う。
特に刺さったシーン
ヴァニラ・アイスとポルナレフの戦いは、見るたびにしんどい。アヴドゥルとイギーが消えていく流れの速さと、ポルナレフが一人で立っていることの孤独感が、あの狭い空間の中に詰まっている。速水奨のヴァニラ・アイスは、狂信的な静けさがあって、単純な「強い敵」として怖いわけじゃない。DIOへの忠誠が壊れた機械みたいに動いていて、そこが一番気持ち悪かった。三宅健太のアヴドゥルは出番が多いキャラクターではなかったけれど、声の重さがあったから退場の重さも出た。「あ、本当にいなくなったんだ」と思ったのはアヴドゥルの声が聞こえなくなってからだ。
終盤のDIO戦は、子安武人の存在感が圧倒的で、セリフの一つひとつが「台詞」じゃなく「宣言」として聞こえた。あの芝居の密度は、386本の出演作があるキャリアで培ったものだと思う。ただセリフを読んでいるのではなく、DIOという存在を降ろしているような感覚があった。
読んで見たくなったら——『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バトルに「理屈」が欲しい人。スタンド能力の駆け引きは、力と力のぶつかり合いではなく知恵比べに近い
- キャラクターの「死に方」に重みを求める人。退場の演出は安くない
- 声優の芝居を聞き込む習慣がある人。子安武人・小野大輔・諏訪部順一と、聞きどころが多い
- 長い旅路の「終着点」を見届けたい人。3部をここまで追ってきた人間には、エジプト編は報酬になる
合わない人
- テンポを重視する人。九柱神との連戦はある種の我慢を要求してくる
- バトルより人間関係のドラマを求める人。感情的なやり取りは少なく、戦いが中心
- エジプト編から見始めようとしている人。1部・2部・3部前半を飛ばすと、キャラクターへの愛着が全然違う
次に見るなら
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない——同じジョジョシリーズの4部。舞台は日本の地方都市に変わり、空気感はガラッと変わるが、スタンド能力の駆け引きという軸はそのまま。3部の旅路の緊張感が好きだった人は、4部の「日常と非日常の境界」の気持ち悪さにもはまる。
幽☆遊☆白書——霊界探偵という設定から始まり、気づけばトーナメントバトルになっているという流れは、ジョジョと同世代の少年漫画的な骨格を持つ。能力バトルの「ルールをどう使うか」という思考の快楽が好きなら間違いなく合う。
鬼滅の刃——ジョジョとは作風が違うが、「家族を守るために戦う主人公」と「組織の忠実な幹部たちを一人ずつ倒していく構造」は近い。エジプト編のカタルシスを別の形で体験したい人に。
よくある質問
まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編』は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Huluの5サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに視聴を始められます。第3部の後半にあたる本作は、前半のエピソードと合わせて一気見するのがおすすめです。













