ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

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2016ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

★ 4.2 / 5.0アクション冒険ドラマミステリー超自然
放送年2016年
フォーマットTVアニメ
話数39話
原作漫画
制作David Production

1999年、エジプトでDIOと戦ったジョタロから11年後。ジョタロは祖父ジョセフ・ジョースターの隠し子・東方仗助と出会う。仗助もスタンド能力を持つことが判明し、彼らは故郷モリオの町に浮上する新たな脅威に立ち向かうことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

時は1999年、舞台は日本の小さな港町・杜王町。エジプトでDIOを倒したジョタロ・空条は、祖父ジョセフの隠し子である東方仗助の存在を知り、単身日本へと向かう。16歳の高校生・仗助は「ブローリング・クレイジー・ダイヤモンド」というスタンド能力を持ち、破壊したものを修復できる力を持っていた。やがて仗助たちは、杜王町に潜む正体不明の連続殺人犯と、歪んだ欲望を持つスタンド使いたちと次々に対峙することになる。謎の弓と矢がもたらす新たなスタンド使いの出現が、静かな町を舞台にした命がけの攻防を生み出していく。

みどころ・魅力

① 日常と隣り合わせのミステリー──「誰が犯人か」を追う緊迫感

本作の核は、杜王町に潜む連続殺人鬼「吉良吉影」との攻防だ。前作までの「明確な敵組織」と異なり、普通の町人の顔をした殺人犯を追うサスペンス構造が新鮮。正体判明後も「逃げる敵を追う」という逆転した緊張感が最終話まで続き、一気に見させる推進力になっている。

② 個性爆発のキャラクターたちが織りなすチームのドラマ

仗助・億泰・虹村形兆・岸辺露伴・小林玉美など、一癖も二癖もあるスタンド使いが次々と登場し、時に衝突しながら関係を深めていく。特に岸辺露伴は敵対から始まりながら独自の立ち位置を確立。各キャラの掘り下げが丁寧で、単体エピソードでも見応え抜群だ。

③ 「修復」能力が生む、他とは一線を画すバトル演出

「壊すのではなく直す」という仗助の能力は、ジョジョシリーズ屈指の異色スタンドだ。その特性を逆手に取った奇想天外な戦術は毎話のように更新され、「どう使う?」という予測を毎回裏切ってくれる。頭脳戦と奇策の連続が、アクションシーンを単純な殴り合いに終わらせない。

キャスト・声優一覧

東方仗助
東方仗助
メイン
小野友樹
吉良吉影
吉良吉影
メイン
森川智之
空条承太郎
空条承太郎
メイン
小野大輔
広瀬康一
広瀬康一
メイン
梶裕貴
虹村億泰
虹村億泰
メイン
高木渉
岸辺露伴
岸辺露伴
メイン
櫻井孝宏
ジョセフ・ジョースター
ジョセフ・ジョースター
サブ
石塚運昇
山岸由花子
山岸由花子
サブ
能登麻美子
支倉 未起隆
支倉 未起隆
サブ
加瀬康之
虹村形兆
虹村形兆
サブ
志村知幸
杉本鈴美
杉本鈴美
サブ
原紗友里
矢安宮重清
矢安宮重清
サブ
山口勝平

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スタッフ

監督津田尚克
シリーズ構成小林靖子
キャラクターデザイン西位輝実
音楽菅野祐悟
美術監督吉原俊一郎、加藤恵
音響監督岩浪美和
OPザ・デュ「Crazy Noisy Bizarre Town」
OPザ・デュ「Crazy Noisy Bizarre Town ~EDM Arrange Ver.~」
OPバッタ「chase」
OPKaren Aoki, Daisuke Hasegawa「Great Days」
EDサヴェージ・ガーデン「I WANT YOU」
EDJO☆UNITED「Great Days -Units Ver.-」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

きっかけはわりと雑で、「3部まで見たし4部も一応」くらいの気持ちだった。ところが舞台が仗助の地元・杜王町に固定された瞬間、空気がまるで変わった。エジプトの砂漠でも吸血鬼との決戦でもなく、どこにでもある地方都市。コンビニがあって高校生がいて、ちょっと変なやつが住んでいる。その「地元感」が妙に引っかかって、1話から止められなかった。

2周目で気づいたのは、序盤のキャラクター紹介エピソードのテンポが意図的に緩いということ。最初は「なかなか本筋に入らないな」と思っていたのが、吉良吉影が本格的に動き始めてから「あの日常のベタ塗りが全部伏線だった」と腑に落ちる。ジョジョのシリーズで4部が一番好きだという人が多いのは、たぶんこの「日常」の積み上げ方が他の部と根本的に違うからだと思っている。

「静かに暮らしたい」という願いが、正義にも狂気にもなる話

ダイヤモンドは砕けないの核心は、単純に言うと「悪を倒す話」ではない。主人公・仗助の動機はずっと「杜王町を守りたい」という、ものすごくローカルで地に足のついたものだ。世界の危機でも人類の存亡でもなく、自分が生まれ育った町。その小さな半径が、この作品の全体を貫いている。

そして面白いのは、ラスボスである吉良吉影の動機も、根っこは同じだということだ。「静かな生活がしたい」——彼が繰り返すこの言葉は、聞きようによっては普通の願いに聞こえる。森川智之の声で語られる吉良は、怒鳴らないし威圧しない。淡々としていて、むしろ礼儀正しい。その「普通さ」の皮膚の下に殺意が完全に封じ込められているという設計が、歴代ジョジョヴィランの中でも群を抜いて不気味だった。2周目に見返すと、初登場シーンから既にあらゆる描写が「ずれている」のがわかって、背筋が冷える。

仗助サイドの「守る」と吉良サイドの「隠す」が、同じ「平穏な日常」をめぐって衝突する構図。この作品が単なるバトルアニメではなく、見終わった後も引っかかり続けるのはこの対称性のせいだと思う。梶裕貴が演じる広瀬康一が視聴者の目線に一番近い存在として機能していて、彼のナレーションが「これは杜王町で起きた出来事の記録だ」という温度を最後まで保ってくれる。物語の幕引きに至ってもその語り口は変わらない。そこに妙な誠実さがあった。

岸辺露伴のエピソードが本筋と並走する形で差し込まれるのも、この部の独特な味になっている。櫻井孝宏の露伴は、傲慢で自己中心的なのに不思議と憎めない。「面白ければそれでいい」という創作者の業が、ギャグに見えて実は杜王町の「人間観察」として機能している。この町には変なやつしかいない、でも変なやつほど魅力的だ——そういうメッセージを露伴がひとりで体現している。

特に刺さったシーン

吉良吉影の正体が明かされる中盤以降、彼が「別人として生き直す」パートに入ってからの空気の変わり方が忘れられない。それまで「どこかにいる謎の殺人者」だったものが、急に名前と顔と生活を持った人間として画面に映り始める。森川智之の演技がここから一段ギアが上がっていて、「普通の隣人」を完璧に演じながらも、ほんの一瞬だけ滲み出る「本性」の間合いが絶妙だった。何気ない日常会話のシーンで、声のトーンがほんの少し揺れる瞬間がある。2回目で確認して、ゾッとした。

能登麻美子が演じる山岸由花子の存在も、見るたびに印象が変わるキャラクターだ。初見では「怖いキャラ」で終わっていたのが、2周目では彼女なりの誠実さと不器用さが見えてきて、単純には笑えなくなった。終盤で彼女が動くシーンは、このシリーズの中で個人的に一番「よかった」と思っている場面のひとつだ。小野大輔の承太郎が4部では一歩引いた立ち位置にいるのも、仗助と仗助の仲間たちを主役として成立させるための計算だったと、改めて気づく。

読んで見たくなったら——『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「地元」や「日常」が物語の舞台になっていると安心する人
  • 派手な世界征服より、小さな町の小さな事件の積み重ねが好きな人
  • 悪役に「納得できる論理」を求める人——吉良吉影は動機が理解不能ではなく、むしろ理解できてしまうところが怖い
  • ジョジョシリーズを1〜3部で挫折した人(4部は別の入り口として機能する)
  • キャラクター数が多くてもひとりひとりに愛着が持てる群像劇が好きな人

合わない人

  • テンポ重視で、序盤のキャラクター紹介フェーズがもどかしく感じる人
  • バトルの爽快感を主軸に求めている人——4部のバトルは「謎解き」に近く、拳で殴って解決する話ではない
  • ジョジョ特有の大げさな演出・台詞回しが肌に合わない人(これはシリーズ全体に言えるが)
  • ホラー的な不気味さが苦手な人——吉良吉影の描写は、ゾンビや怪物より「生活感のある狂気」として描かれるので、そっちの怖さが強い

次に見るなら

4部の「日常×異常」という構造が好きだったなら、寄生獣 -セイの格率- は間違いなく刺さる。人間に擬態した寄生生物が隣にいる恐怖と、「人間とは何か」という問いが静かに同居している。吉良が「普通の隣人」として生き続ける怖さと、どこか共鳴する感覚がある。

仗助たちの「町を守る」という動機のローカルさが好きだったなら、ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース を見ていないならぜひ。小野大輔の承太郎が主役として全力で動いている3部で、4部での「落ち着いた先輩」との温度差を逆方向に楽しめる。

群像劇としての完成度に惹かれたなら、91Days がおすすめだ。禁酒法時代のアメリカを舞台に、復讐を軸に複数の人間が絡み合っていく話で、テンポや語り口が4部に近い落ち着きを持っている。派手な超能力はないが、それぞれのキャラクターの「事情」が積み重なっていく密度は似ている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluといった主要な動画配信サービスで幅広く視聴できる。サブスクに加入済みであればすぐに全話視聴できる環境が整っており、まだ観ていない方は今すぐ配信で確認してみてほしい。

よくある質問

Q. ジョジョを初めて見るのに「ダイヤモンドは砕けない」から始めても大丈夫ですか?
A. 第4部から視聴する方も多く、本作単独でも十分に楽しめます。ただし第3部「スターダストクルセイダーズ」を先に視聴しておくと、ジョタロの登場シーンや世界観の背景をより深く理解できます。
Q. 全何話ですか?一気見できますか?
A. 全39話です。1話あたり約24分なので、総視聴時間は約15時間ほど。週末2〜3日で一気に見通せるボリュームで、中盤以降は犯人追跡の緊張感からなかなか止め時が見つからなくなります。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. アニメオリジナルの場面追加や一部エピソードの順序変更はありますが、ストーリーの根幹は忠実に再現されています。原作既読者にとっても映像と音楽で改めて楽しめる仕上がりです。
Q. 子どもと一緒に見ても大丈夫ですか?
A. 連続殺人やグロテスクな描写が含まれるシーンがあるため、小さなお子さんとの視聴には注意が必要です。中学生以上であれば問題なく楽しめる内容ですが、保護者の判断でご確認ください。

まとめ

「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Huluといった主要な動画配信サービスで幅広く視聴できる。サブスクに加入済みであればすぐに全話視聴できる環境が整っており、まだ観ていない方は今すぐ配信で確認してみてほしい。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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