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ブレイブ・テン
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Saki Makura |
若き忍者・霧隠才蔵は人生の意味を探していた。逃げる女性・伊佐南美を救い、彼女のボディガードになることを引き受ける。真田の領地に到着した才蔵は、有名な忍者集団の指導者・猿飛佐助との運命的な出会いを果たす。
作品概要・あらすじ
あらすじ
時は戦国乱世。人生の意味を見失っていた若き忍者・霧隠才蔵は、追われる巫女・伊佐那美と出会い、彼女を守るボディガードを引き受ける。たどり着いた真田の領地で、才蔵は名高い忍者集団を率いる猿飛佐助と運命的な邂逅を果たす。やがて真田幸村のもとに、それぞれの宿命を背負った十人の精鋭たちが集結していく。伊佐那美が秘めた力をめぐり、彼女を狙う者たちとの戦いが幕を開ける。豪傑たちの絆と激闘を描く、真田十勇士の活劇譚。みどころ・魅力
① 真田十勇士を題材にした戦国アクション
真田幸村に仕えた伝説の精鋭「真田十勇士」をモチーフにした作品。霧隠才蔵や猿飛佐助といった歴史に名を残す豪傑たちが、個性豊かなキャラクターとして躍動します。史実と伝説を織り交ぜた世界観の中で繰り広げられる戦いは見ごたえ十分です。② 個性際立つキャラクターたちの集結
忍者・侍・武僧など、出自も能力もバラバラな十人が一堂に会していく過程が大きな魅力。それぞれが抱える事情や信念が交わり、ぶつかり合いながらも絆を深めていきます。仲間が増えるごとに変化していくチームの空気感も楽しめます。③ 伊佐那美の秘めた力をめぐる物語
物語の核となるのが、巫女・伊佐那美が宿す不思議な力。その力を狙う者たちとの攻防が緊張感を生み、戦いに一本筋を通します。才蔵と伊佐那美の関係性の変化も、ストーリーを追ううえで見逃せないポイントです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 佐山聖子 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 池田眞美子 |
| キャラクターデザイン | 番由紀子 |
| 音楽 | 長岡成貢 |
| 美術監督 | 渡辺幸浩 |
| 音響監督 | 本山哲 |
| OP | 小野大輔「精霊飛来」 |
| OP | 柿原徹也「天下を躍る」 |
| ED | ADAPTER.「艶男。-adeosu-」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、配信リストの消化だった。戦国武将もの、それも真田十勇士ときたら、なんとなく筋は読める——派手な技、暑苦しい忠義、最後はみんなで敵陣に突っ込む、みたいな。気が向いたら見るか、くらいの温度で再生したのを覚えている。ところが思っていたより乾いた主人公が出てきて、ちょっと座り直した。霧隠才蔵、強いのに、その強さの使い道がわかっていない男。2012年の作品だから、いま見るとテンポや作画に時代を感じる場面はある。それでも、逃げてきた女を理由もなく助けてしまう序盤のあのなまくらな判断——考える前に体が動く——あそこで、これは技の見せ合いじゃなくて「なぜ振るうのか」の話だな、と腑に落ちた。2回目に見たときは、もう才蔵の気だるさのほうばかり追っていた。
「強さ」だけ持って生まれた男が、振り回す理由を探す話
真田十勇士もの、と言われて身構えると、たぶん肩透かしを食う。この作品は単なる戦国アクションではなく、強さを持て余した人間たちが「何のためにそれを使うのか」を一人ずつ探していく話だ。中心にいる才蔵がそもそもそうで、彼は最初から強い。修行して強くなる物語ではない。むしろ逆で、最強クラスの腕を持っているのに、それを向ける先がないから生に張りがない。人生の意味を探していた、というあらすじの一行は、裏返せば「強さの使い道を探していた」と同じことだ。
そこに伊佐南美という、守られる理由のかたまりみたいな存在が転がり込んでくる。彼女を抱え込んだ瞬間から、才蔵の強さにようやく宛先ができる。守る相手ができると、振るう刃に重さが出る——その単純な構造を、十勇士という「はぐれ者の寄せ集め」の枠組みで反復しているのが面白い。真田の旗の下に集まる連中は、忠義で集まったというより、各々が持て余した力の置き場を探してたどり着いたように見える。だから幸村が彼らを束ねる場面は、号令というより「居場所の提供」に近い。
個人的には、戦国を舞台にしておきながら天下取りの大局をほとんど描かないところに、作り手の本音を感じた。城がどう動くか、どっちが勝つかはこの作品の関心事じゃない。関心があるのは、刃を持った個人が、その刃に意味を見つけられるかどうか。そこだけは妙に誠実で、2回目に見返したとき、序盤の気だるさが全部このテーマの伏線だったんだなと思い直した。
特に刺さったシーン
才蔵が伊佐南美のボディガードを引き受ける、あの腰の重い決断の場面がやっぱり効く。劇的な誓いを立てるわけじゃない。むしろ面倒くさそうに、半分ため息で背負い込む。小野大輔の声がここで絶妙で、熱くもなく投げやりでもなく、ちょうど「巻き込まれてしまった男」の温度に着地している。声を張らない芝居で人物の芯を出してくるから、才蔵の気だるさが演技ごと信用できる。あと地味に好きなのが、真田の領地で幸村が一同を迎える場面。森川智之の幸村が、押しつけがましくない包容力で場の空気を一段やわらげる。ここで才蔵の肩の力がふっと抜けるのが画面でわかって、寄る辺のなかった男に居場所ができる瞬間として、思わず巻き戻した。派手な殺陣より、こういう温度の変わり目のほうに手が伸びるタイプの作品だ。
読んで見たくなったら——『ブレイブ・テン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 真田十勇士・忍者・戦国の意匠が単純に好きで、史実の整合性より雰囲気を楽しめる人
- 最強キャラの「強くなる過程」より「強さの使い道に迷う過程」のほうに惹かれる人
- 小野大輔・森川智之・三木眞一郎あたりの声を、キャラの芯ごと味わいたい声優ファン
- 派手な殺陣より、人物の温度が変わる瞬間を拾うのが好きな人
合わない人
- 戦国ものに史実準拠の重厚な戦記を期待している人
- 2012年作のテンポ・作画の古さがどうしても気になってしまう人
- 主人公にわかりやすい熱血や成長曲線を求める人
次に見るなら
戦国の派手な意匠と勢いが気に入ったなら、戦国BASARA。史実そっちのけで武将たちを記号的に振り切らせる潔さがあって、ブレイブ・テンのケレン味を一段濃くした感じで楽しめる。忍者と、避けられない運命の重さに惹かれたならバジリスク 〜甲賀忍法帖〜。こっちは乾いた殺し合いの果てを静かに描く方向で、才蔵の気だるさが好きな人には刺さるはず。力の使い道に迷う主人公という芯が好きならどろろも。奪われた身体を取り戻す旅の中で「何のために斬るのか」を問い直していく構造が、テーマとして地続きだ。配信はいまのところdアニメストアくらいなので、入り口が限られるのが惜しいところではある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ブレイブ・テン」は、現在dアニメストアで視聴することができます。戦国時代を舞台にした忍者アクションをじっくり楽しみたい方は、dアニメストアでチェックしてみてください。真田十勇士の活劇を一気見できる環境が整っています。
