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これはゾンビですか?オブ・ザ・デッ ド はい、身の丈に合ってます
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
「これはゾンビですか?」の未放映OVA。第11話で、漫画第6巻に同梱されました。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「これはゾンビですか?」のTVシリーズ第11話に位置づけられる未放映OVA。コミックス第6巻に同梱された特別エピソードで、ゾンビとして蘇った少年・相川歩と、彼を取り巻く個性豊かな少女たちの賑やかな日常をコミカルに描きます。死を司るネクロマンサーのユー、魔装少女のハルナ、吸血忍者のセラといったお馴染みの面々が、いつも通り騒がしくも笑える騒動を巻き起こします。本編では描かれなかった番外編として、シリーズファンに向けたサービス精神あふれる一編に仕上がっています。みどころ・魅力
① TVシリーズの空気感をそのまま味わえる番外編
本編の流れを汲んだ番外編として、シリーズ特有のテンポの良いギャグとシュールな掛け合いを存分に楽しめます。物語に深く踏み込むというより、見慣れたキャラクターたちが繰り広げる脱力系のドタバタを気軽に味わえる、ファンへのご褒美のような一編です。② 個性豊かなヒロインたちの賑やかな共演
ネクロマンサーのユー、魔装少女のハルナ、吸血忍者のセラなど、クセの強いキャラクターが一堂に会して織りなす会話劇が魅力です。それぞれの距離感や絡みが本編同様にテンポよく描かれ、キャラクターを好きになったファンほど刺さる作りになっています。③ OVAならではのコメディとサービス要素
放送枠の制約にとらわれないOVA作品ならではの、はじけたコメディとサービスシーンが見どころです。アクション・コメディ・超自然要素を併せ持つ本作らしいテイストで、肩肘張らずに笑って楽しめる尺感にまとめられています。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 原案キャラデザ | こぶいち |
|---|---|
| OP | 野水伊織「***パショナート」 |
| ED | 山口理恵「恋のビギナーなんです(T_T)」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「タイトルにタイトルが乗っかってる」という、その一点だけで再生した。これはゾンビですか?オブ・ザ・デッド、の、はい、身の丈に合ってます。サブタイトルにサブタイトルが生えている。この時点でもう、作品が自分のことをどう思っているかが透けて見える。
本編は見ていた——はずだ。歩がチェーンソーを握って、なぜか魔装少女の格好をさせられて、家には喋らないネクロマンサーと吸血忍者がいる、あの家。記憶はかなり断片的で、だからこのOVAを「続き」として見るとちょっと迷子になる。これは漫画6巻に同梱された未放映の第11話、本編の地続きにある外伝というより、本編のすき間に落ちていた一日を拾い上げたような補完エピソードだ。最初は軽い口直しのつもりで見て、2回目で「あ、この尺の短さこそがネタなんだな」と気づいた。
ふざけ倒したギャグの底に、ずっと「もう死んでる」が沈んでいる
このシリーズの笑いは、突き詰めると全部ひとつの事実の上に立っている。相川歩は、もう死んでいる。生き返ったのではなく、ゾンビとして「死んだまま動いている」。だから何度ぶっ飛ばされても、海に沈められても、致命傷を負っても帰ってくる。普通なら緊張が走るはずの場面で、誰も本気で心配しない。痛がるだけだ。この「死んでいるから安心してひどい目に遭わせられる」という構造が、コメディの安全装置になっている。
そのうえでこのOVAのサブタイトル、「身の丈に合ってます」が効いてくる。本来これは作中のやり取りから来たフレーズだけれど、作品そのものの態度宣言にも読める。歩は世界を救うわけでもなく、過去の大きな喪失を抱えながら、それでも友紀やユー、セラフィムやハルナのいる小さな家の日常に収まろうとする。死んでいる人間が選ぶのが「壮大な復活」ではなく「身の丈の暮らし」だというのが、このシリーズの妙に優しいところだ。
そして同梱OVAという形式自体が、まさに身の丈に合っている。30分の劇場版を背負うわけでも、新シーズンの伏線を撒くわけでもない。漫画のおまけとして、本編のキャラがいつものテンションでひと暴れして終わる。大きくなろうとしない潔さ。複数回見ると、この「あえて広げない」判断が、死んだ主人公の生き方とちゃんと韻を踏んでいることに気づく。単なる水着回・サービス回として消費される尺の中に、シリーズの芯がさりげなく置いてある。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手なアクションより、ユーの「間」だった。小林ゆうが演じるユークリウッド・ヘルサイズは、言葉を発すると力が暴走するから基本的に喋らない。声優にとっては地獄みたいな役だ。台詞でなく、わずかな息遣いと無言の表情だけで感情を運ぶ。序盤のなんでもないやり取りで、ユーが文字や仕草で気持ちを返すたび、歩の側の慌てっぷり——間島淳司の早口ツッコミ独白——が転がり出す。この一方通行の会話のテンポが、何度見ても気持ちいい。
日笠陽子のセラフィムも相変わらず容赦がなくて、終盤のドタバタで歩が一番ひどい目に遭う流れになると、ああこの家のヒエラルキー何も変わってないなと笑ってしまう。乾いた毒の効いた声で淡々と歩を蹴落とす、あの温度の低さがこのシリーズの味だ。本編の記憶が薄れていても、声を聞いた瞬間に「この家だ」と戻ってこられる。声優の演技が一番のあらすじになっている。
読んで見たくなったら——『これはゾンビですか?オブ・ザ・デッ ド はい、身の丈に合ってます』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編「これはゾンビですか?」を見終えて、あの家の住人ともう少しだけ一緒にいたい人
- 設定の重さ(死・喪失)を、軽いギャグの下に隠す構造が好きな人
- 小林ゆう・日笠陽子・間島淳司の掛け合いを、台詞そのものより「間」で味わえる人
- 30分弱で完結する、身の丈サイズのおまけ回を肯定できる人
合わない人
- 本編未見で、ここから入ろうとしている人(前提知識が要る補完話なので迷子になる)
- OVA単体に物語の進展や明確なオチを求める人
- セクシー寄りのサービス描写やお約束のドタバタが苦手な人
- キャラより筋立ての強度で評価したい人
次に見るなら
バカとテストと召喚獣——身の丈サイズの学園で繰り広げられる、テンポ重視のギャグが好きならこっち。大きな事件は起きないのに、キャラの掛け合いだけで最後まで持っていく作りが「これゾン」のおまけ回と地続きだ。
To LOVEる -とらぶる-——賑やかな同居ハーレムとサービス描写、そのうえでキャラそれぞれの輪郭がちゃんと立っている作品が見たいなら。お約束を全力でやり切る潔さの先輩格として。
ゾンビランドサガ——同じ「死んでるのに日常を生きる」題材を、まったく別の温度で料理した一本。歩の身の丈の暮らしにグッときたなら、こちらの死者たちの再起動も刺さるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本OVAは、dアニメストアで視聴することができます。「これはゾンビですか?」シリーズの番外編を気軽に追いかけたい方は、配信をチェックしてみてください。お馴染みのキャラクターたちの賑やかな掛け合いを、いつでも楽しむことができます。