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ジョジョの奇妙な冒険 (TV)
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 26話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | David Production |
19世紀のイギリスを舞台に、貴族の青年ジョナサン・ジョースターは、ジョナサンの父に拾われた身分の低いディオ・ブランドとの激しい対立に直面する。自らの身分に不満を持つディオは、すべてを支配する欲望から、ジョースター家にある古代アステカの石仮面の超自然的な力を求め始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
19世紀のイギリス。貴族の青年ジョナサン・ジョースターは、父に引き取られた少年ディオ・ブランドーと激しく対立する。貧しい出自ゆえに全てを支配しようとするディオは、ジョースター家が秘蔵する古代アステカの石仮面に目を付ける。その仮面が持つ超自然的な力が、二人の運命を決定的に変え、100年以上に及ぶジョースター家の血族と悪との戦いの幕を開ける。
みどころ・魅力
① 濃密な「波紋」バトルと独特の頭脳戦
銃や魔法に頼らない「波紋法」という特殊能力を軸にしたバトルが最大の特徴。敵の能力を逆手に取る知略と、緊迫感あふれる駆け引きが連続し、単純な力のぶつかり合いに終わらない深みのある戦闘が展開される。
② 時代を超えて受け継がれるジョースターの血統
第1部「ファントムブラッド」から第2部「戦闘潮流」へと舞台と主人公が引き継がれ、祖先から孫世代へと物語がつながっていく壮大な構成が魅力。各部ごとに雰囲気ががらりと変わり、新鮮な驚きが続く。
③ 個性爆発のキャラクターと名言・ポーズ文化
「無駄無駄無駄!」「俺は人間をやめるぞ!」など、強烈な台詞と決めポーズが文化として定着。ディオをはじめとする個性豊かな悪役たちの存在感も圧倒的で、初見でも強烈な印象を残すキャラクター造形が光る。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 津田尚克 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 小林靖子 |
| キャラクターデザイン | 清水貴子 |
| 美術監督 | 吉原俊一郎 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 冨永”TOMMY”弘明「ジョジョ~その血の運命~」 |
| OP | コーダ「BLOODY STREAM」 |
| ED | イエス「Roundabout」 |
| ED | コーダ「BLOODY STREAM」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
友人に「波紋法のくだりだけでいいから見て」と言われて見始めたのが最初だった。その時点でジョジョというコンテンツ自体は知っていて、ポーズとかスタンドとかのミームは散々目にしていたけれど、1部はなんとなく後回しにしていた。19世紀イギリスが舞台、吸血鬼、石仮面——どれも「重い」印象があって、気軽に見るものじゃないと思っていた。
実際に見始めると、思っていたより全然違った。重いことは重いが、どこかケレン味があって、「シリアスなのに笑える」という独特のバランスがある。2回目に通して見たとき気づいたのは、1部の語り口がかなり丁寧で、ジョナサンとディオの関係性をじっくり積み上げていることだった。最初に見たときは「早くスタンドが見たい」と思っていたのに、2周目はむしろこのゆっくりした積み上げ方が好きになっていた。
「品格」という鎧を着た人間が、それでも折れない話
ジョジョ1部はよく「ディオが悪すぎて面白い」という文脈で語られる。確かにそうなのだが、2周目以降で見えてくるのは、この作品が本当に描きたいのがジョナサン・ジョースターという人間の「頑丈さ」なのだということだ。
ジョナサンは一見すると、貴族的な品格と正義感を持つ優等生キャラに見える。興津和幸の声がまたそういう「真面目で重厚な青年」を的確に体現していて、最初は少し古めかしく感じるくらいだ。ところがジョナサンという人物は、その品格を武器にも盾にもせず、ただ「そういう人間である」というだけで生きている。ディオに何度踏みにじられても、恨みではなく悲しみで返す。これが単なる聖人君子の話なら平板だが、ジョナサンの内側にはちゃんと怒りも痛みもある。それを表に出す前に品格というものが先に出てきてしまう人間なのだ。
ディオはその対極で、品格を「使える道具かどうか」で判断する人間として描かれる。子安武人が演じるディオは、単なる悪役の大仰さではなく、どこか知性的な薄ら寒さがある。「この人間は本当に心から他者を蔑んでいる」という説得力が台詞の端々にあって、だからこそジョナサンとの対立が単なるバトルに見えない。
1部の核心は、この二人の「人間としての形」の違いが、最終的に何を生み出すか——という話だと思う。品格は強さではない。でもそれを持ち続けた人間が残したものが、2部以降のジョセフたちへと続いていく。その「受け継がれるもの」の重さを、1部は静かに仕込んでいる。
特に刺さったシーン
個人的にいちばん刺さったのは、ダービー兄弟ではなく(彼らは2部だが)、ストレイツォが絡む終盤の展開だ。飛田展男の演技が、「かつて波紋使いだった人間が吸血鬼になった」という複雑な背景を、台詞よりも声の質感で伝えてくる。正気と狂気の間を揺れているような、あの独特のトーンは、キャラクターに深みを与えていた。
それと、川澄綾子のエリナ。控えめに見えて、芯のある人物として丁寧に描かれているのだが、川澄綾子の声が「上品だけど折れない」という部分をきちんと出していて、ジョナサンの相手役として機能している。ここで安っぽい演技をされると物語の重さが崩れるのに、そうならないのはキャスティングと演技の両方の力だと思う。
杉田智和演じるジョセフが顔を出す終盤は、意図的にトーンが切り替わる感じがあって、「ああ、ここから別の話が始まるんだ」という切り替えが気持ちいい。2部への助走として完璧な位置づけだった。
読んで見たくなったら——『ジョジョの奇妙な冒険 (TV)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- 「少年漫画のケレン味」と「ちゃんとしたドラマ」が両立している作品が好きな人
- 古典的な勧善懲悪よりも、「善人と悪人の人間としての対比」に興味がある人
- 19世紀ヨーロッパの雰囲気やゴシックな美術が好きな人
- 声優の演技を細かく聞きたい人(主要キャスト全員が仕事をしている)
- 2部以降のジョジョを見る前に「源流」を押さえたい人
合わない人:
- スタンドバトルのスピード感を求めている人(1部には一切ない)
- 「古くさい」と感じる作画・演出が苦手な人
- 主人公がひたすら正しい行動をとり続けるタイプのキャラクターが退屈に感じる人
- テンポより密度を求める視聴スタイルに慣れていない人
次に見るなら
ジョジョの奇妙な冒険 第2部 戦闘潮流——1部を見たなら当然の続き。ジョセフ・ジョースターというキャラクターが1部のジョナサンとどれだけ違うか、そのギャップが楽しい。同じ「ジョースター家の血筋」でこんなに方向性が変わるのかという驚きがある。
バジリスク 〜甲賀忍法帖〜——宿命的な対立構造と、どちらが「悪」とは言い切れない人物造形が好きなら刺さる。時代劇×超自然能力という組み合わせも1部のジョジョに近い感触がある。
Fate/Zero——「品格を持った人間が極限状況でどう振る舞うか」というテーマに惹かれたなら。1部ジョジョとは方向性が違うが、「信念と理念のぶつかり合い」を重厚に描く点で共鳴する部分がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ジョジョの奇妙な冒険』(2012年TVアニメ版)は、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Huluの主要配信サービスすべてで視聴可能です。サブスク加入済みであれば追加料金なく楽しめる環境が整っているため、どのサービスを利用しているユーザーでもすぐに視聴を始められます。まずは無料トライアルを活用して第1話から確かめてみてください。














