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2008

俗・さよなら絶望先生
★ 3.9 / 5.0コメディ
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Shaft |
絶望先生こと糸色望は、世界一ネガティブな男だ。彼は2年H組の生徒たちに人生は絶望と闇に満ちていることを教えようとする。しかし生徒たちは普通ではない。最も前向きな少女、彼のストーカー、分裂した人格を持つ留学生など、想定外の課題ばかりだ。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
本作は、世界一ネガティブな高校教師・糸色望(いとしき のぞむ)と、彼が担任を務める2年へ組の個性的すぎる生徒たちが繰り広げるシュールなコメディの第2期です。何事も絶望的に捉えてしまう糸色望に対し、超ポジティブ少女の風浦可符香をはじめ、ストーカー気質の小森霧、複数の人格を持つ常月まとい、几帳面すぎる木津千里など、一癖も二癖もある生徒たちが集います。社会風刺やことば遊びをふんだんに盛り込んだ会話劇を軸に、毎回テーマを変えながら独特の世界観が展開されていきます。みどころ・魅力
① 言葉遊びと社会風刺が詰まった会話劇
タイトルや日常の出来事を起点に、時事ネタやことわざのもじり、毒のある社会風刺が高速で展開されます。一度では拾いきれないほど情報量が多く、繰り返し観るたびに新しい発見があるのが本作ならではの楽しみ方です。② シャフト×新房昭之の実験的な映像演出
黒板への書き込みや画面いっぱいの文字、独特なカット割りなど、制作スタジオシャフトと監督・新房昭之による前衛的な映像表現が冴え渡ります。背景や小ネタにまで遊び心が仕込まれており、画面の隅々まで見入ってしまいます。③ 強烈な個性を放つ2年へ組の生徒たち
極端な性格を持つ生徒たちが勢ぞろいし、糸色望との掛け合いが物語を彩ります。第2期では各キャラクターの魅力がさらに掘り下げられ、群像劇としての面白さが一層際立つ構成になっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 新房昭之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 東冨耶子、小黒祐一郎 |
| キャラクターデザイン | 守岡英行 |
| 音楽 | 長谷川智樹 |
| 美術監督 | 栫ヒロツグ |
| 音響監督 | 亀山俊樹 |
| OP | 大槻ケンヂ「Kuusou Rumba」 |
| OP | 野中藍「Lyricure Go Go!」 |
| ED | 野中藍「恋路ロマネスク」 |
| ED | 井上麻里奈「Marionette」 |
| ED | 小林ゆう「オマモリ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
前のシーズン、無印の『さよなら絶望先生』を先に見ていた。久米田康治のあの、世の中の小さな不愉快をぜんぶ箇条書きにして並べ、笑い飛ばす感じが好きで、その流れで二期にあたる本作にも手を伸ばした。最初は「続きなんだから同じノリだろう」と気軽に構えていたら、開幕から固有名詞と内輪ネタの密度が一段上がっていて、軽く身構えた。正直に言うと、ここから入る人にはきつい。糸色望というネガティブ教師がどういう男か、生徒たちの奇妙さがどう積み上がってきたか——その前提があって初めて転がる種類の笑いだ。二回目に見たとき、一期で素通りしていた黒板や背景の細かい文字が全部仕込みだと気づいて、そこでようやく腹から笑えた。一周目は情報を浴びるだけで終わる。そういう作りになっている。「絶望した!」と叫ぶことは、世界と折り合うための作法だった
この作品を、ただの言葉遊びコメディとして片づけるのはもったいない。糸色望は事あるごとに「絶望した!」と叫ぶ。携帯のマナーモードに絶望し、回りくどい言い回しに絶望し、世間の建前に絶望する。一見すると後ろ向きな男の愚痴の連発だ。でも何度か見ているうちに、あの絶望宣言は、世界を呪う言葉というより、世界を仕分けして手元に置くための作法なんじゃないかと思えてきた。名前のない不快はずっと胸に残る。けれど「これは絶望だ」とラベルを貼った瞬間、それは扱える対象になる。望がやっているのは、漠然とした不安を一個ずつ名指しして、笑いの形に変換する作業だ。 そう考えると、最も前向きな少女・風浪かふかの存在が効いてくる。彼女はどんな悲惨な出来事も無理やり明るい解釈に塗り替える。望の絶望と、かふかの希望。正反対に見えて、やっていることは同じだ。どちらも、ありのままの現実を直視せず、自分の語彙で上書きして耐えている。つまりこの作品が描いているのは、絶望そのものではなく、人がどうやって絶望と同居しているかという話だ。叫んで、名前をつけて、笑う。それは弱さじゃなく、生き延びるための小さな技術なんだと思う。だから本作のギャグは、軽いのにどこか沁みる。特に刺さったシーン
糸色家の兄弟が顔を揃えるくだりが、いちばん好きだ。望の家族はそろって名前が業を背負っていて、長兄の糸色景、双子のように対になる糸色命——絶望の連鎖がそのまま家系図になっている。ここで唸ったのが声の配置だった。神谷浩史が糸色望と糸色命を演じ分けていて、同じ声質の中にある温度差で「別人だけど血は同じ」を成立させてくる。望のあの湿った諦めと、命側に滲むわずかな違いを、台詞回しだけで区別してみせるのが見事だった。そこに子安武人の糸色景が入ると、画面の格がひとつ上がる。子安の声は存在しているだけで何か含みがあって、兄というだけで不穏になる。さらに杉田智和が一旧や青山として乾いた一言を差し込んでくる瞬間、空気がスッと締まる。初見では話の速さに飲まれて流したが、二回目にここで思わず巻き戻した。キャストの厚みで笑いの密度が変わる、いい例だ。読んで見たくなったら——『俗・さよなら絶望先生』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 一期を見ていて、久米田康治の毒と内輪ネタの密度に耐性がある人
- 一時停止して黒板や背景の小ネタを読むのが苦にならない人
- 社会への小さな苛立ちを、言葉にして笑い飛ばしたい人
- 神谷浩史・子安武人・杉田智和あたりの声の妙を楽しみたい人
合わない人
- シリーズ未見で、いきなりここから入ろうとしている人
- 明確なストーリーの起伏や、成長譚を求めている人
- 速い言葉遊びより、じっくりした会話劇が好きな人
- パロディや時事ネタを「説明されないと困る」と感じる人
次に見るなら
まずは順番としてさよなら絶望先生。本作の前提はすべてここにある。無印を飛ばして俗から入ると半分も笑えないので、未見なら遠回りでもこちらが先だ。キャラの奇妙さの土台を知ってから戻ってくると、本作の密度が一気に意味を持つ。 同じ久米田康治の空気を浴びたいならじょしらく。物語らしい物語はほとんどなく、女の子たちの楽屋トークだけで成立する怪作で、あの毒と脱線の心地よさは絶望先生と地続きだ。 映像のテンションと黒板ギャグのノリが好きならぱにぽにだっしゅ!。学校を舞台にした小ネタの洪水で、画面の隅々まで仕込まれた情報を読み解く楽しさは、絶望先生にハマった人ならまず外さない。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「俗・さよなら絶望先生」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TV、見放題作品が豊富なU-NEXTやHuluと、複数の選択肢がそろっているのが嬉しいポイントです。普段お使いのサービスや料金プランに合わせて、視聴環境を選んでいただけます。







