プラチナエンド

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2021プラチナエンド

プラチナエンド

★ 2.9 / 5.0ドラマミステリーサイコロジカルラブコメ超自然
放送年2021年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作漫画
制作Signal.MD

人生に絶望した未来は自殺を図るが、守護天使ナッセに救われる。彼女は未来に新しい神になるチャンスを提供する。999日以内に他の12人の候補者と対戦する必要がある。底辺にいた未来は超能力を手に、最高の地位を懸けたバトルロワイアルへ挑むことになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

人生に絶望し、自ら命を絶とうとした高校生・結崎未来。しかし守護天使のナッセに救われた彼は、神の候補者として選ばれたことを告げられる。候補者は全部で13人。999日以内に神を決める戦いに勝ち残った者が、次の神として君臨する権利を得る。天使から授けられた「翼」と「矢」を手に、底辺の生活から一転して命がけのサバイバルへ巻き込まれていく未来の物語。

みどころ・魅力

① 「神になる」という壮大な命題が生む緊張感

デスノートの大場つぐみ×小畑健コンビによる原作だけあり、知略と心理戦が随所に盛り込まれている。13人の候補者それぞれが異なる思想や動機を持ち、「神とは何か」「生きる意味とは何か」という哲学的問いが物語全体に通底している。頭脳戦好きにはたまらない展開が続く。

② 天使の能力を巡るバトルロワイアルの緊迫感

「赤い矢」「白い矢」「翼」といった天使固有の能力がルールを形成するバトルは、デスノートのルール構築を彷彿とさせる。能力の制約と使い方の駆け引きが毎話の見どころで、誰が次の一手を打つのかという予測不能な展開がサスペンスを高める。

③ ラブコメ要素と命がけの戦いが交錯する異色の組み合わせ

過酷なバトルロワイアルでありながら、未来とヒロイン・花澤サキの関係を軸にしたロマンス描写が差し込まれる。絶望の淵から始まった主人公が「誰かのために生きる」ことを見出していく過程は、シリアスな世界観の中に温かみをもたらしている。

キャスト・声優一覧

架橋明日
架橋明日
メイン
›
入野自由
ナッセ
ナッセ
メイン
›
小倉唯
花籠咲
花籠咲
メイン
›
市道真央
ルベル
ルベル
メイン
›
花江夏樹
生流奏
生流奏
サブ
›
石川界人
メイザ
メイザ
サブ
›
井上喜久子
ロドリゲス 頓馬
ロドリゲス 頓馬
サブ
›
杉田智和
ルタ
ルタ
サブ
›
子安武人
畠山省吾
畠山省吾
サブ
›
平川大輔
田淵 三郎
田淵 三郎
サブ
›
吉野裕行
中矢間知代
中矢間知代
サブ
›
杉浦しおり
ジャミ
ジャミ
サブ
›
芳野由奈

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スタッフ

シリーズ構成猪爪慎一
原作大場つぐみ
原案キャラデザ小畑健
キャラクターデザイン大舘康二
音楽得田真裕
音響監督濱野高年
OPバンドメイド「Sense」
ED宮下ゆう「降伏論」
ED空白ごっこ「ラストストロウ」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「大場つぐみ×小畑健」のクレジットを見て、ああデスノートの人か、と思って手を伸ばした。それだけが動機だった。デスノートみたいな頭脳戦を期待していたら、1話から天使が出てきて赤い矢を放って、なんかずいぶん毛色が違うな、というのが正直な第一印象だ。バトルロワイアルはバトルロワイアルなんだけど、心理的な駆け引きよりも「どうやって生きたいか」という問いのほうに重心がある。

2回目に見たとき、ナッセの台詞の一つひとつが初見とは全然違う重さで響いた。彼女が「幸福」と呼ぶものがどれほど歪んだ形をしているか、1話の段階ですでに丁寧に仕込んであって、それに気づいてからは別の作品を見ているような感覚になった。ノリはデスノートと全然違う。でもそれは欠点じゃなく、最初からそういう設計の話なんだと理解するのに、2周必要だった。

「生きたい理由」を持てなかった人間が、神候補になっても変わらないという話

プラチナエンドは「神を決めるバトルロワイアル」という外殻を持っているが、核心にあるのはそこじゃない。主人公・蓑世未来が問い続けるのは、要するに「なぜ生きなければならないのか」であって、それは序盤の屋上から最終話まで一度もぶれない。天使に救われて超能力を手に入れても、彼の根本的な問いは解決しない。力を得れば生きる意味が生まれるわけではないことを、この作品はかなり正直に描いている。

石川界人が演じる未来は、意外なほどに「決断できない」キャラクターだ。強さを与えられても戸惑い、幸せになる権利を与えられても怖がる。その弱さは、視聴者によっては苛立たしく映るだろう。でも個人的には、そのグズグズした感じこそがこの作品の誠実さだと思っている。生きることへの意志は、力や目的を与えられたからといって自動生成されるものじゃない。

花江夏樹が声を当てるルベルという存在は、この作品における「正しい欲望を持てている側」の代表として機能している。彼と未来の対比は、善悪というより「生へのスタンスの差」として読んだほうがしっくりくる。子安武人のルタ、杉田智和のロドリゲス頓馬という、それぞれ別の「神になる理由」を持つキャラクターたちが絡むことで、「生きたい理由は人の数だけある」という多様性が浮かび上がる構造になっている。ただし、その多様性の中に「理由を持てない人間」も含まれている——それが未来の立ち位置だ。

一言で言えば、これは生きる理由を外部から与えようとしたときの限界を描いた話だ。デスノートが「力を持った人間が世界をどう変えようとするか」の話だとすれば、プラチナエンドは「力を持っても自分を変えられない人間の話」で、テーマの向きがほぼ逆を向いている。

特に刺さったシーン

序盤、ナッセが未来に「あなたを幸せにするのが私の仕事」と告げる場面は、2回目に見て初めてぞわっとした。彼女の言う「幸せ」が、未来の望む幸せと一致していない可能性を初見では流してしまっていたからだ。井上喜久子の声が、あの透明感のある柔らかさで「幸福」を語るほど、その言葉の中に潜む危うさが際立つ。善意と歪みが同居しているキャラクターの怖さを、声だけでここまで表現できるのかと思った。

終盤、未来が神候補たちとの対峙の中でついに「自分の答え」を出す場面は、石川界人の抑えた演技が効いていた。叫ばない。そこが良かった。ずっとグズグズしていたキャラクターが静かに決断するとき、大声で泣いたら安っぽくなる。あの静けさを選んだのは正解だったと思う。

読んで見たくなったら——『プラチナエンド』はDMM TVで視聴できる(14日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • デスノートよりキャラクターの内面を掘り下げた作品が見たい人
  • バトルロワイアルの「戦い方」より「なぜ戦うのか」に興味がある人
  • 生死・欲望・幸福といった哲学的なテーマが好きな人
  • 超自然的な設定の中にリアルな人間の弱さを求める人

合わない人

  • デスノートのような緻密な頭脳戦を期待している人(構造がまったく異なる)
  • 主人公に強さや決断力を求める人(未来はかなり長い間ゆれ動く)
  • バトルロワイアルとして純粋にスピーディな展開を楽しみたい人
  • 結末に「きれいな答え」を期待している人(そういう作品ではない)

次に見るなら

生死と欲望を巡るバトルロワイアルが好きなら、未来日記は外せない。「日記」という形式で運命を書き換えながら神になる競争を描いた作品で、心理的な圧迫感とキャラクターの壊れ方はこちらのほうが激しい。プラチナエンドの後に見ると、「生きたい理由」の違いが鮮明に対比できておもしろい。

「力を与えられた人間が何をするか」というテーマで続けるなら、デスノートをあえて見直すのも手だ。同じ原作チームの作品をあとから比べると、大場つぐみが「欲望の使い方」というテーマをどう変奏してきたかが見えてくる。プラチナエンドを経由して見ると、ライトの異様な確信が余計に際立つ。

天使・神・死後の世界という設定で哲学的な問いを掘り下げたいなら、Angel Beats!も選択肢に入る。「死んだ後の世界で、それでも生きようとすること」の意味を問う構造が、プラチナエンドと通じる部分がある。こちらのほうが感情的なカタルシスは強め。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『プラチナエンド』はDMM TVで配信中です。全話まとめて視聴できるので、神候補者たちの行方を一気見するのにおすすめの環境が整っています。デスノートファンや心理サスペンス好きはぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. プラチナエンドは全何話ですか?
A. 全24話(2クール)構成です。2021年10月から2022年3月まで放送されました。原作漫画全14巻のストーリーがアニメ化されています。
Q. デスノートと同じ原作者・作画ですか?
A. はい、原作・脚本は大場つぐみ、作画は小畑健によるコンビ作品です。デスノートやバクマン。と同じ黄金コンビのため、心理戦や独特の緊張感が好きな方にも刺さる作品です。
Q. どこで視聴できますか?
A. DMM TVで配信中です。全話視聴可能なので、まとめて一気見したい方にも向いています。
Q. グロ・暴力描写はありますか?
A. 殺し合いを含むバトルロワイアルのため、血や死の描写があります。15歳未満や刺激の強い表現が苦手な方は注意してご視聴ください。

まとめ

『プラチナエンド』はDMM TVで配信中です。全話まとめて視聴できるので、神候補者たちの行方を一気見するのにおすすめの環境が整っています。デスノートファンや心理サスペンス好きはぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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