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ブラスレイター
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | GONZO |
架空のドイツを舞台に、死体から蘇る生体機械生物「デモニアック」の発生が描かれます。彼らは無差別に人間を襲撃し、自動車やバイクなどのテクノロジーと融合して乗っ取り、性能を大幅に向上させることができます。これに対抗するのがXAT(異種生成兵器対策部隊)という組織です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
架空のドイツを舞台に、死体から蘇る謎の生体機械生物「デモニアック」が突如として出現する。彼らは無差別に人々を襲い、バイクや自動車といったテクノロジーと融合することで、その性能を飛躍的に向上させていく。この脅威に立ち向かうのが、異種生成兵器対策部隊「XAT」だ。物語は、デモニアックの力を宿しながらも人間の心を失わない青年ジョセフをはじめ、それぞれの正義と過去を抱えた者たちの運命が交錯しながら進行していく。絶望と再生、そして人間の業を重厚に描いたダークアクションSF作品。みどころ・魅力
① CGと作画が融合した迫力のメカアクション
GONZOが手がける本作は、フルCGによるデモニアックの変形・融合シーンが大きな見どころ。バイクや車両と一体化して暴走するクリーチャーの異形のデザインと、スピード感あふれるバトル描写が、独特の緊張感を生み出しています。② ドイツを舞台にした重厚でダークな世界観
舞台となる架空のドイツの街並みや組織描写は、退廃的で重く沈んだ空気に満ちています。安易な救いを描かないシリアスな展開と、人間と異形の境界を問うテーマ性が、作品全体に骨太な手応えを与えています。③ 交錯する登場人物たちの群像ドラマ
デモニアックと化した者、対策部隊XATの隊員、それぞれの思惑を抱えた人々——。複数の視点が絡み合いながら進む群像劇としての構成が魅力で、終盤に向けて伏線が収束していく展開からは目が離せません。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 板野一郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 板野一郎、虚淵玄 |
| 原案キャラデザ | Niθ |
| キャラクターデザイン | 恩田尚之 |
| 音楽 | 日比野則彦 |
| 美術監督 | 佐野秀典 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | グランロデオ「デタラメな残像」 |
| OP | 栗林みな実「unripe hero」 |
| ED | 美里アキ「sad rain」 |
| ED | 美里アキ「Separating moment」 |
| ED | 伊藤かなこ「A Wish For The Star」 |
| ED | 伊藤かなこ「sweet lies」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、ブラスレイターというタイトルは長いこと記憶の隅で埃をかぶっていた。2008年は似た顔のダークアクションが量産されていた時期で、配信のサムネで見かけても「あー、なんかあったな」くらいの距離感。最初に見始めたのも、深夜に他に見るものがなかったから、という不純な動機だった。ところが冒頭、死体がバイクと一体化してこっちへ突っ込んでくる絵面で眠気が一気に飛んだ。1回目は勢いだけで通り過ぎたけれど、2回目に腰を据えて見ると、この作品が「化け物が暴れる話」の顔をして、もっと地味で陰気なことを延々考えていると気づく。覚えていなかったのが惜しい、とまでは言わないが、忘れるには少し惜しい。そういう座りの悪さが残る一本だった。死体から蘇った“異形”を、人間はどう線引きするのか
ブラスレイターは表向き、デモニアックという生体機械が街を襲い、XATがそれを撃つ、というだけの話に見える。バイクや車と融合して性能を跳ね上げる怪物、それを狩る対策部隊。アクションの体裁としては分かりやすい。でも何度か見返して残るのは、撃ち合いの派手さよりも、「誰が人間で、誰がもう人間じゃないのか」をめぐる、じめっとした線引きの感触のほうだ。デモニアックは死体から生まれる。つまり、昨日まで隣にいた誰かが、ある日いきなり“こちら側じゃないもの”になる。物語はその転落を、外側からの恐怖としてだけでなく、なってしまった本人の側からも描く。理性を保ったまま異形になった者がいて、彼らは「化け物として処分される側」と「人間として守られる側」の、どちらにも入れない宙吊りの場所に立たされる。ここで効いてくるのが、人間側の視線の冷たさだ。脅威だから殺す、というより、得体が知れないから線を引いて外へ出す——その手つきの容赦のなさを、この作品はわりと正面から映す。
だからこれは、単なるメカ怪獣バトルではなく、「異物になった者をコミュニティがどう扱うか」という、もっと普遍的で気まずい話になっている。差別、排除、それでも残ってしまう情。蘇りという派手な設定を、人間の狭量さを照らす照明として使っているところに、このアニメのしぶとさがある。救いは安く配られない。誰かが線の向こうへ落ちていくのを、こちらはただ見ているしかない場面が、何度もやってくる。
特に刺さったシーン
何度見ても効くのは、味方だったはずの人物が、自分の意志とは無関係に異形へ傾いていく中盤の流れだ。最初は頼れる先輩面で出てきた人間が、じわじわと“こちら側”じゃなくなっていく。三宅健太が演じるヘルマンの、低く落ち着いた声が、状況が壊れていくほど逆に効いてくる——叫ぶより、抑えた声のほうが怖い、というのを地でいっている。XATの一員として動く伊藤静のアマンダも、勇ましさと迷いの配分が絶妙で、任務として銃を向ける相手が、ついさっきまで仲間だった人間かもしれない、という瞬間の声の震えに、こっちまで喉が詰まった。序盤の派手な襲撃シーンより、こういう「撃つ側の顔」をじっと映す場面のほうが、後からずっと残る。花澤香菜、諏訪部順一、中原麻衣といった面々の声も、それぞれの“もう戻れなさ”に少しずつ重さを足していて、画面の陰気さを支えている。読んで見たくなったら——『ブラスレイター』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 怪物バトルの皮をかぶった、陰気で重い人間ドラマが好きな人
- 「人間と化け物の境界」というテーマをじっくり噛みたい人
- 2000年代後半のダークなSFアクションの空気が懐かしい人
- 救いの少ない展開でも、最後まで付き合える人
合わない人
- スカッと爽快なアクションだけを求めている人
- 登場人物が次々と追い詰められていく話が苦手な人
- テンポの速い起伏を期待している人(中盤はかなり沈む)
次に見るなら
人間と異形の境界、差別の気まずさが刺さったなら東京喰種トーキョーグール。ある日“食う側”になった青年が、人間にも喰種にも振り切れないまま宙吊りで生きていく話で、ブラスレイターの「どちら側にも入れない」感触と地続きだ。
化け物になるのは人間のほうかもしれない、という反転が好きならDEVILMAN crybaby。悪魔より人間の狭量さのほうが醜い、という殴り方が容赦なくて、後味の悪さまで含めて似た筋肉を使う一本。
組織が異形を狩る、その任務の重さごと味わいたいなら喰霊-零-。仲間に銃を向けざるを得ない瞬間の痛さは、アマンダたちXATの構図とよく響き合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
2008年に放送されたダークアクションSF『ブラスレイター』は、現在dアニメストアで配信されており、見放題で視聴することができます。重厚な世界観とメカアクションをまとめて楽しみたい方は、dアニメストアでチェックしてみてください。アニメ作品が豊富に揃っているサービスなので、あわせて他作品も探してみるのもおすすめです。
