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スペース☆ダンディ
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | bones |
ダンディは宇宙人ハンターで、未知の宇宙人を発見して報酬を得ることが仕事だ。銀河系を旅しながら、他の誰よりも早く新種を見つけることが目標。ポンコツロボットQTと、拾った間抜けな宇宙人ミューとともに、様々な新しい惑星や宇宙人に出会っていく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
宇宙人ハンターのダンディは、誰よりも早く未知の宇宙人を発見し、宇宙人登録センターに登録することで報酬を稼いでいる。相棒はポンコツロボットのQTと、ひょんなことから拾った間抜けな宇宙人のミュー。ダンディお気に入りのグルメバーガーチェーン「ボインズ」に入り浸りながら、宇宙の果てで新種の宇宙人を求め、今日も銀河を駆け抜ける。予測不能な星々で巻き起こるドタバタ劇と、宇宙規模のスケールで描かれる笑いと冒険の物語。みどころ・魅力
① 毎話リセットの自由なアンソロジー形式
各話が独立したエピソードとして完結するため、どこから見ても楽しめる構成になっている。シリアスな回あり、純粋なギャグ回あり、叙情的な幕切れあり、と話ごとに雰囲気が大きく異なる。前話の出来事が次話に引きずられないからこそ、毎回まったく異なる体験ができる。② 個性爆発のキャラクターと宇宙スケールのコメディ
ダンディのナンパ体質と謎の余裕、QTのツッコミ、ミューの脱力感が生み出すトリオのテンポが絶妙。宇宙規模の大ごとに巻き込まれながらも妙にゆるい空気感が続き、笑いのツボが絶えない。設定の大きさとキャラのしょーもなさのギャップが最大の持ち味。③ 豪華スタッフによる映像・音楽のクオリティ
渡辺信一郎監督のもと、様々な演出家・アニメーターが各話を担当し、回ごとに作画スタイルが変化する。音楽はSTEREO TOKYOが担当し、ジャズ・ファンク・エレクトロを融合させたサウンドトラックが世界観を彩る。映像実験的な試みも多く、アニメファンとして純粋に見応えがある。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 夏目真悟 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 伊藤嘉之 |
| 音楽 | 牛尾憲輔、高橋拓 |
| 美術監督 | 河野羚 |
| 音響監督 | はたしょうじ |
| OP | 岡村 靖幸「ビバナミダ」 |
| ED | 薬師丸エツ子「X次元へようこそ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
渡辺信一郎の名前を見て再生ボタンを押した。1話が終わった瞬間「……は?」と声が出た。主人公が爆発して死んで、次話では普通に生きてるやつ。そういうアニメだった。 最初はどう受け取ればいいかわからなくて、「コメディとして消費する」感じで見ていた。でも見続けているうちに、それが間違いだったと気づく。笑うとか感動するとか、そういう単一の受け取り方をこのアニメは想定していない。毎話ちがう演出家がちがうテイストで作っていて、ギャグ回かと思ったら急に切ない話が来て、SFとして本格的にやってみたかと思えばまた爆発して終わる。2周目に入って、それが意図的な設計だとようやくわかった。何度リセットされても、ダンディはずっとダンディのままでいる
このアニメを「バカっぽいSFコメディ」として片付けると、たぶん重要なことを見逃す。確かに表面はバカっぽい。宇宙人ハンターが未知の宇宙人を探してドタバタするだけの話で、毎話完結、前の話の続きは基本ない。ビービップが爆発しても次話では普通に飛んでいる。死んでも生き返る。そういうアニメだ。 でも、この「リセットが当たり前の宇宙」こそが、渡辺信一郎がやりたかったことの核心じゃないかと思っている。継続性がない、積み上がらない、やっても無駄かもしれない——そういう世界でも、ダンディはダンディとして存在し続ける。ポンコツのロボットQTも、吉野裕行が絶妙にしょうもなく演じるミャウも、毎話ちゃんとそこにいる。桑島法子のスカーレットとの関係も、竹達彩奈演じるマミタスとのやりとりも、何も積み上がらないのに何か確かなものがある。 各話を異なるスタッフが担当するオムニバス形式は、当時のアニメ業界では異例の試みだった。ある回はポップアートみたいな画面で、ある回はほとんどミュージカルで、ある回は実験映像に近い。それでも「スペース☆ダンディ」としての統一感が崩れないのは、諏訪部順一のダンディという存在が軸として機能しているからだ。どんな演出の中でも「このキャラクターの重力」みたいなものを保っている。 結果的にこの作品が描いているのは、「意味のないことを一生懸命やることの肯定」に近い。ダンディは稼げない。目標を達成しない。宇宙最高の宇宙人ハンターには程遠い。でも毎話、あのテンションで生きている。それが見ていてなぜか気持ちいいのは、現実での積み上げ疲れみたいなものへの解毒剤として機能しているからかもしれない。単なるバカアニメじゃなく、バカアニメの形をした哲学みたいなものが、26話分ずっと流れていた。特に刺さったシーン
諏訪部順一の芝居が特に面白いのは、ダンディが「かっこつけながら盛大に失敗する」シーンで、声のトーンが全然崩れないところ。どれだけみっともない状況でも、あの低くゆったりしたボイスは揺るがない。それがキャラクターの自己肯定感の高さを体現していて、2回目に見ると「最初からそういう設計だったのか」と気づく。 個人的に記憶に残っているのは、いかにもシリアスに見えた展開が一話の中でまるごとひっくり返された回。「あ、そういうことか」という瞬間が毎話あって、それがこのアニメの中毒性になっている。どの話も30分で完結するから、次の一話を見ても罰は当たらないだろうという気持ちになる。なった。全話見た。 音楽もいい。オープニングのノリと、各話の劇中BGMのテイストが毎回微妙に違うのに、どれもちゃんと「宇宙の冒険」として機能している。音で宇宙の広さを感じさせる仕事が丁寧にされていた。特に宇宙をぼんやり眺めるような間の取り方と、そこに差し込まれる音楽の組み合わせが、2周目で改めてじわじわくる。読んで見たくなったら——『スペース☆ダンディ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 毎話完結で気楽に見たい、続きが気になって眠れなくなりたくない
- 渡辺信一郎の他作品(カウボーイビバップ等)が好き
- SF設定は軽めでいい、雰囲気だけあれば十分という人
- アニメーションの実験的な表現に興味がある、毎話の画面の違いを楽しめる
- 諏訪部順一のあの声を26話分浴びたい人
合わない人
- 話の続きがないと気が済まない(本当に積み上がらない)
- SF設定を真面目に追いたい(宇宙の物理法則や設定整合性は期待しないこと)
- 主人公のチャラさ・鈍感さにイライラするタイプ
- ギャグの密度が高すぎると疲れる(テンションは高め)
次に見るなら
カウボーイビバップ:同じ渡辺信一郎の代表作。こちらは一話完結の中にちゃんとした積み上げと感情の蓄積がある。スペース☆ダンディで「渡辺信一郎の宇宙」が好きになったなら、次はこっちに行くのが自然な流れ。全26話。
トライガン:荒野を旅しながら一話完結で進む、ゆるい共通点がある。主人公のキャラクター性が物語の中心にある点も似ている。スペース☆ダンディのようなバカっぽさはないが、同じ種類の「このキャラクターと一緒にいたい」感がある。
プラネテス:宇宙を舞台にしたSFで、こちらはシリアス寄り。ダンディの軽さに慣れたあとに見ると、宇宙の重みと仕事の意味みたいなものが別の角度から刺さってくる。全26話、見終わったあとに少し疲れる、いい意味で。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『スペース☆ダンディ』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TVで配信中のため、各サービスの契約があればすぐに全話視聴できる。主要な定額見放題サービスで広くカバーされており、新たに契約を追加しなくても視聴できる可能性が高い。気になる方はまず加入中のサービスから確認してみてほしい。


