※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | J.C.STAFF |
隔離から生まれる幻獣「スパイラル」を倒す者は「ピリオド」と呼ばれる世界が舞台。修習生ハルはアークエンド8支部に所属していた。しかし謎の盗難事件により経済が崩壊し、本部は8支部を見捨てる。ハルを含む3人のピリオドだけが残される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人間の負の感情から生まれる幻獣「スパイラル」を倒す戦士「ピリオド」たちが活躍する世界。見習いのハルはアークエンド8支部に所属し、仲間とともにスパイラル討伐に励んでいた。しかしある日、謎の盗難事件によって支部の資金が根こそぎ奪われ、本部からも見捨てられてしまう。仲間の多くが去るなか、ハルら3人だけが残り、再起をかけて奮闘する姿を描くファンタジーアドベンチャー。
みどころ・魅力
① 笑いとシリアスが絶妙に混ざるギャップの面白さ
コメディタッチな日常パートと、スパイラルとの緊迫した戦闘が交互に描かれ、テンポよく飽きさせない構成が特徴。ギャグが刺さるシーンほど、その後のシリアスな展開が際立つ。笑えるのに熱い、独特の作風を楽しめる一作。
② 逆境から始まる「ゼロからの再出発」ストーリー
資金ゼロ・仲間なし・本部からも見捨てられた最悪のスタート地点から物語が始まる。そこからハルたちが知恵と絆で状況を打開していく展開は王道でありながら熱量が高く、応援しながら見続けられる作りになっている。
③ ゲーム原作ならではのキャラクターの多彩さ
スマートフォンゲームを原作とする本作は、個性豊かなキャラクターが多数登場する。それぞれに背景や掛け合いがあり、メインの3人以外にも魅力的な人物が次々と現れるため、誰かしら推しキャラを見つけやすい点も魅力のひとつ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岩崎良明 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 白根秀樹 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 花江夏樹「欲張り Dreamer」 |
| ED | 真野あゆみ「ワイズマンのテーマ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけは知ってた。ゲーム原作のアニメ、スマホRPGの展開作品、そういうカテゴリで記憶の隅に引っかかったまま放置していたやつ。「どうせキャラを動かしてみました系でしょ」という偏見込みで積んでいたんだけど、花江夏樹が主人公のハルを演じると聞いて少し気になり始めた。
見てみたら、思っていた作品と全然違った。ガチャ課金・サービス終了・運営の横暴といったスマホゲームの「業」をそのまま作中でネタにするメタコメディで、笑いの出どころがいちいちジャンルの内側にある。アニメを見ながら「これ自分たちの原作をいじり倒してるじゃないか」と気づいたときの奇妙な感覚は、2回目の視聴でも変わらなかった。むしろ2周目のほうが、ギャグの合間にある妙にしみったれた感情の機微が見えてくる。
見捨てられた3人が「それでもやる」という話
コメディの皮をかぶっているけど、この作品の芯にあるのは「捨てられた者が、捨てた側の論理の外で生きていく」という話だと思う。8支部が本部に見捨てられるくだりは、あまりにあっさりしていて笑えるほどなんだけど、その笑えるあっさりさが逆に痛い。組織というのはそういうものだ、という冷笑が作中に流れていて、ハルたち3人はそれを真正面から受け取りながらも特に恨まない。
花江夏樹が演じるハルはとにかく真っ直ぐで、その「真っ直ぐさ」が物語の中でほとんど武器として機能している。花江さんの芝居は熱量を制御するのがうまくて、叫ばずに芯を通す感じがある。大げさな義侠心ではなく、ただ目の前の人を助けたい、という低温の真剣さ。その温度感がこの作品のコメディと奇妙に合っている。
茅野愛衣のイオナは、ポジション的に「常識人ツッコミ」なんだけど、茅野さんのちょっと疲れた声質が絶妙で、諦め半分で付き合っている感じが出ている。田村ゆかりのちょこは逆に全力で世界観に乗っかっていて、田村さんの独特のテンション管理が発揮された役だった。村瀬歩のガジェルは作中でも独特の立ち位置で、村瀬さんらしいとぼけた味が効いている。
「この作品は単なるゲーム原作コメディではなく、スマホゲームというジャンルへの愛憎を内包したメタフィクション」という読み方もできるし、単純に「ひどい目に遭い続ける仲間たちの連帯」を描いた話として見てもいい。どちらで見ても成立する構造になっているのが、この作品のちょっとした誠実さだと感じた。
特に刺さったシーン
終盤、ウィズマンの面々が絡んでくるくだりが好きだった。敵として登場しているはずなのに、彼らの動機があまりに所帯じみていて、市道真央が演じるカンパネルラの芝居に変な生活感があった。市道さんは真剣な場面でも微妙に生々しい質感を出せる人で、「こいつ、ちゃんと地に足ついて生きてる」という感じがするんだよな。そこがこのアニメの悪役観と合っていた。
もうひとつ、序盤の経済崩壊後に3人だけ残された場面。あそこの花江さんの芝居は力が抜けていて良かった。悲嘆するわけでも奮い立つわけでもなく、ただ「まあやるか」みたいな間がある。台詞より沈黙のほうが饒舌な場面というのは、声優の技量が出るところで、花江さんはそういうところが安定している。最初に見たときは流してしまったけど、2回目でそこに気づいてから、この作品への評価が少し変わった。
読んで見たくなったら——『ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- スマホゲームのガチャ・サービス終了・課金圧力といった「業」に笑える程度に疲れている人
- コメディの中に意外と真剣な感情が混ざっているアニメが好きな人
- 花江夏樹・茅野愛衣・田村ゆかりの声が好きで、キャスト目当てで見られる人
- 1クールをサクサク消化したい、肩の力を抜いて見たい人
合わない人
- ゲーム原作のパロディ文脈が分からず「何が面白いの?」となりそうな人
- ストーリーに一本筋の通ったシリアスな展開を求めている人
- メタネタ・自虐ネタのノリが肌に合わない人
- 映像クオリティや作画枚数にシビアな人(2018年のソシャゲ原作枠の水準)
次に見るなら
ゲーム世界の「内側から笑う」コメディとして近いのはこの素晴らしい世界に祝福を!。異世界転生のお約束をメタ的に扱いながら、キャラクターの感情は本物というバランスは似ている。ラストピリオドが合った人ならテンション感も受け入れやすい。
捨てられた者たちの連帯・貧乏だけど諦めない、という要素で見るならはたらく魔王さま!も候補になる。魔王が人間界で底辺バイトをしながら仲間と生きていく話で、「組織から外れた者の日常」という軸が共通している。
ダークホース枠としてポプテピピック。こちらはもっと破壊的だが、「アニメというフォーマット自体をネタにする」メタ意識の強さは系譜として近い。どちらもジャンルへの愛憎がないと成立しない作品という意味で。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ラストピリオド-終わりなき螺旋の物語-』はdアニメストアで視聴できます。アクションとコメディが融合した独特の世界観を、手軽にまとめて楽しめます。逆境から立ち上がるハルたちの旅を、ぜひdアニメストアでご覧ください。
