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不機嫌なモノノケ庵 續
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Signpost |
妖怪祓いとは、現世に留まる妖怪を隠世へ送る仕事である。妖怪にとり憑かれた高校生・芦屋花繪は、妖怪祓いを行う「物怪庵」の主・安倍晴齋のもとで働くことになる。ある日、隠世を統制する三権神の一人である立法からのSOSを受け、芦屋と安倍は隠世へ向かう。そこで芦屋は事件に巻き込まれ、隠世の権力者である行政とも対峙することになる。芦屋と安倍の妖怪祓いコンビと妖怪たちの物語が再び幕を開ける。
作品概要・あらすじ
あらすじ
妖怪を隠世(かくりよ)へ送る「妖怪祓い」の仕事に就いた高校生・芦屋花繪と、物怪庵の主・安倍晴齋。続編となる本作では、隠世を統制する三権神のひとり「立法」からのSOSを受け、二人は隠世へと踏み込む。そこで芦屋は新たな事件に巻き込まれ、隠世の権力者「行政」とも対峙することになる。現世と隠世をまたぐ壮大なスケールで、妖怪祓いコンビと個性豊かな妖怪たちの物語が再び動き出す。みどころ・魅力
① 隠世へ舞台が拡大——世界観の広がり
前作では現世での妖怪祓いが中心だったが、続編では舞台がついに隠世へ。三権神という新たな権力構造や、隠世の社会が描かれることで、作品の世界観が一気に奥深くなる。既存ファンには新鮮な驚きをもたらす展開が続く。② 芦屋と安倍の関係性の深化
ぶっきらぼうな安倍と明るい芦屋という凸凹コンビの掛け合いは本作でも健在。隠世という未知の環境に身を置くことで、二人の信頼関係や互いへの本音が少しずつ明らかになっていく。関係性の変化を追う楽しさが続編の大きな魅力のひとつ。③ 個性豊かな妖怪・新キャラクターたちとの出会い
隠世編では新たな妖怪や権力者キャラクターが多数登場。コミカルな描写と感情を揺さぶるエピソードが絶妙に組み合わされ、1話完結のエピソードから通しの大きな物語まで、緩急のある展開で最後まで飽きさせない。キャスト・声優一覧



















スタッフ
| OP | モノパレット「ロングタイムトラベラー」 |
|---|---|
| ED | ウォルピスカーター「1%」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見終わって「2期あるんだ」と気づいたときの感覚は、読みかけの漫画の続巻が本棚にあった、に近い。急ぐ理由もないし、でも放置するのも惜しい。そんな温度で見始めた。
最初に見たとき、隠世(かくりよ)に舞台が移ったことで少し身構えたのを覚えている。現世と妖怪の噛み合わない距離感が1期の肝だったから、舞台を変えると何か損なわれるんじゃないかと。でも2回目に通して見たとき、あの展開が必要だったのがわかった。芦屋花繪というキャラクターは「向こう側に行けない人間」であることで成立していたのだが、2期はそこに揺さぶりをかけてくる。安心して見ていたら、思ったより真ん中を突かれた。
「ここは居場所じゃない」と言いながら、それでも帰れない話
この作品の核心は、妖怪を隠世へ送ることではなく、「どこにも完全には属せない存在が、それでも繋がりを作っていく」という話だと思っている。
芦屋花繪は人間だから隠世に居てはいけない。妖怪でも神でもないから、向こう側の論理でものを言えない。物怪庵でのポジションも最初は「使用人」で、賃金もなく、安倍晴齋との関係も上下が曖昧なまま。2期ではその芦屋が隠世に踏み込み、隠世を統制する三権神のひとり・立法(諏訪部順一)を助けるために動く羽目になる。
諏訪部順一の立法は、声の低重心でああいう「権力側の存在が困っている」を表現するのが異様に上手い。助けを求めているのに威厳が崩れないという難しいラインを、台詞の質感だけで成立させていた。一方、司法役の下野紘は別のアプローチで、軽さの中に計算がある感じ。同じ三権神でも質感がまるで違うのが面白かった。
梶裕貴の芦屋は、1期より声の芯が太くなっている気がした。臆病なくせに前に出てしまうキャラクターを、わざとらしくなく演じ続けるのは地味に難しいはずで、2期ではその変化がちゃんと聞こえる。前野智昭の晴齋は相変わらず情報量が少なく、だからこそ微妙な温度変化が際立つ。
この作品が単なる「人間と妖怪がほのぼのする話」ではないのは、隠世に秩序があり、その秩序が必ずしも善意で動いていないからだ。行政との対峙がある2期は、「妖怪を送り届ける仕事」の裏側にある権力構造を少し見せる。それが解決されるかどうかより、そこに芦屋が自分の意志で立っているかどうか、のほうが大事な作品だと思う。
特に刺さったシーン
隠世へ渡った直後、芦屋が周囲の異質さに当惑しながらも「帰れない」状況に置かれる序盤の流れが、見るたびにじわじわ来る。梶裕貴の声が「困惑」から「覚悟に近い何か」へ滑らかに移行するところが好きで、大げさに演じていないぶん、変化に気づいたときに少し遅れてくる感じがある。
大谷育江のヤヒコは相変わらず独特で、あの声質でふわっとした存在感を保ちながらも、場の空気を読んでいる感じがある。「ピカチュウの声優が妖怪をやっている」という先入観で見ると面食らうが、2回目以降はそれが完全に消える。声優の履歴書を脱ぎ捨てて役に入っている。
終盤、晴齋が動く場面での前野智昭の抑制が好きだ。あのキャラクターは感情を見せないことで感情を伝えるタイプで、声の使い方がほとんど変わらないのに重さだけが乗ってくる。思わずもう一度巻き戻した。
読んで見たくなったら——『不機嫌なモノノケ庵 續』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「夏目友人帳」的な、妖怪と人間の距離感が好きな人
- 主従・師弟関係のじわじわした変化を追うのが好きな人
- 梶裕貴・前野智昭のコンビの空気感が刺さる人
- BGM・作画よりキャラクターの声と台詞で見る人
- 1期を見て「続きが気になる」ではなく「また同じ空気が欲しい」と思った人
合わない人
- バトル・アクションや派手な展開がほしい人
- 1エピソードで完結する気持ちよさより、シーズンを通した伏線回収を求める人
- 1期未視聴で2期だけ見ようとしている人(人間関係の前提がないとつらい)
- キャラ同士の関係性より世界観の設定深掘りを優先したい人
次に見るなら
夏目友人帳:妖怪と人間の境界線、「帰してあげる」という行為の繰り返しでキャラクターが変化する構造が近い。こちらのほうが静かで余白が多いが、モノノケ庵の空気が好きなら間違いなく合う。シリーズ通して見るとより効く。
かくりよの宿飯:隠世に踏み込んだ人間の主人公が、向こう側の論理で生きていく話。モノノケ庵2期の「異世界に入り込む緊張感」が好きなら、あちらはそれを軸にした作品なので続けて見やすい。
鬼灯の冷徹:あの世の権力構造・役所的な秩序をコメディで描く点が近い。諏訪部順一が別の役でも見たい人にも刺さる可能性がある。三権神の話が面白かった人向け。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『不機嫌なモノノケ庵 續』は、dアニメストアで視聴できます。前作を観ていない方も、シリーズ1作目からまとめて楽しめる環境が整っています。妖怪と人間が紡ぐ温かくも奥深い物語を、ぜひdアニメストアでお楽しみください。


