※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

されど罪人は竜と踊る
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Seven Arcs |
「呪式」と呼ばれる方程式は物理法則を局所的に変え、爆発物や有毒ガスを生み出し、プラズマや核融合といった現象を起こす。この呪式を使う二人の「呪式使い」ガイウスと主人公が、悪運を機転で対処しながら戦っていく物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
物理法則を局所的に操作し、爆発・プラズマ・核融合といった現象まで引き起こせる「呪式」が実用化された世界。呪式使いのガイウス・ソレルとギギナ・ジャーハルトは、正反対の性格ながら凸凹コンビを組み、邪竜や呪式犯罪に絡む事件へ挑む。機転と実力で悪運を切り抜けながら、二人が向き合う世界の歪みと真実を描いたハードボイルド・バディアクション。みどころ・魅力
① 「呪式」という科学的リアリティを持つ魔法システム
単なるファンタジー魔法ではなく、核融合やプラズマなど実在の物理現象と結びついた「呪式」の設定が独特。ルールに基づく戦闘描写は緻密さがあり、頭を使った駆け引きが見ごたえのあるバトルを生み出しています。② 真逆の相棒が生む、テンポ鋭いバディの掛け合い
クールな秀才タイプのガイウスと、粗野で直情型のギギナ。この二人の噛み合いそうで噛み合うやり取りが本作の核です。互いを認めながらも衝突する関係性が、ドラマに人情味と笑いをもたらしています。③ 重厚な世界観とハードボイルドな物語トーン
軽さのない硬派な世界観と、シリアスな事件を追うストーリー構成が特徴。勧善懲悪では割り切れない複雑な案件に向き合う二人の姿を通じて、ダークファンタジーとしての読み応えある物語が展開します。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 花井宏和 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 伊神貴世 |
| 原作 | 浅井ラボ |
| 原案キャラデザ | ざいん、宮城 |
| キャラクターデザイン | 北尾勝 |
| OP | 「divine criminal」 |
| ED | 黒崎真音「decadence -デカダンス-」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——配信がないので、存在をほぼ忘れていた
「あ、これ見てなかったやつだ」と気づいたのが確か深夜で、旧作のリストをぼーっと眺めていたとき。2018年放送、MAPPAか、ちゃんとしてるじゃないか、と思って調べたら配信が全滅してた。TSUTAYA DISCASかAmazonでDVD買うかしかない。その時点で一旦保留にして、そのまましばらく忘れた。
2回目に意識したのは、細谷佳正と島﨑信長がW主演という情報を別の文脈で見かけたとき。この二人が相棒役か、それは一度は見ておかないといけない、と思ってDVDをレンタルした。最初の数話は世界観の説明が多くて「呪式ってつまり方程式で物理を書き換えるの?」とメモを取りながら見ていた。2周目は設定を把握した状態だったのでバトルの細部をちゃんと追えて、初回とは別の作品に見えた。
「呪式」は魔法じゃなくて、物理を暴力的に書き換えるための数学だという話
ファンタジーにおける「魔法」というものの多くは、詠唱があって、光が走って、敵が吹っ飛ぶ。演出のための記号だ。それはそれで好きだけど、されど罪人は竜と踊るの「呪式」はそこが違う。プラズマを発生させる、核融合に近い反応を起こす、有毒ガスの組成を変える。物理法則を局所的に上書きするための方程式として描かれている。
これが何を意味するかというと、「呪式使いは天才じゃないと死ぬ」という前提が成立するということだ。即興で方程式を組み立て、相手の術式を読んで対応する。ガユスがこの作品でどういう役割かというと、「脳で戦う側」だ。ギギナが肉体と剣で押すなら、ガユスは状況を読んで呪式を組む。この非対称な組み合わせがバディものとして機能している理由で、単純な強さの話じゃないから会話劇の密度が上がる。
タイトルの「罪人」というのも、見ていくうちに効いてくる。この二人は法の外側にいる存在に近い。依頼を受けて、汚れ仕事をこなして、報酬をもらう。善悪の話をするとぬるくなるので、この作品はそこをあまりしない。「生き延びるために何をするか」という問いが軸にあって、その答えをギギナとガユスがそれぞれの流儀で出していく。ギギナを演じた細谷佳正の声は、荒っぽくて威圧的なんだけど、どこか孤独な感じが滲んでいて、それがキャラクターの奥行きを作っていた。島﨑信長のガユスは逆に、賢くて口は立つんだけど体を張ることへの躊躇が声に出ていて、この対比がそのままこの作品のトーンだと思う。
「呪式」という設定を通して描いているのは、知性と力のどちらが戦場で正しいかという話ではなく、それぞれの限界を互いが補うことでしか生き残れないという構造だ。そこがこの作品の核心で、バトルの派手さより地味にそっちが刺さった。
特に刺さったシーン
終盤、ギギナとガユスが完全に分断されて、それぞれ単独で局面を切り抜けなければいけないシーンがある。普段ならガユスが呪式で補助して、ギギナが前に出る。でもそれができない状況で、二人がそれぞれどう動くかを見せてくる。ガユスが頭だけで状況を打開しようとするくだりで、島﨑信長の声が珍しく焦りを帯びていた。普段は軽口が多いキャラなのに、その場面だけ声のトーンが一段落ちていて、「あ、こいつ本当に怖がってる」とわかる演技だった。
甲斐田裕子が演じたニドヴォルクは、登場シーンが少ないのに印象に残っている。声の低さと静かな迫力が、台詞量に対して情報量が多くて、聞くたびに「この人の過去、もっと掘ってほしかった」と思った。洲崎綾のアーゼルも同様で、短い出番の中で感情の揺れを乗せていた。声優の演技でキャラクターの輪郭が厚くなるタイプの作品で、その点はMAPPA作品らしい丁寧さがあった。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 細谷佳正・島﨑信長のファンで、二人が対等に渡り合う掛け合いを聞きたい人
- 魔法を「ルール付きの物理」として扱うハードファンタジーが好きな人
- バディものの、仲良くなる過程より「最初から信頼している二人」が好きな人
- ライトノベル原作の暗めのトーンを許容できる人
合わない人
- 世界観説明が序盤に集中するタイプが苦手な人(呪式のルールを把握するのに数話かかる)
- 1クールで綺麗に完結する話を期待している人(原作の途中で終わる)
- 配信で気軽に見たい人(現状TSUTAYA DISCASかAmazon DVD購入のみ)
次に見るなら
鋼の錬金術師 BROTHERHOODは、「科学的なルールに縛られた力」と「バディによる問題解決」という軸がされど罪人と重なる。あちらは完結感が強いので、されど罪人で消化不良になった人に特に向いている。
BLACK LAGOONは、善悪の外側で生きるプロの仕事人コンビという意味で近い空気を持っている。ドライな会話劇と暴力描写の温度感が似ていて、「ヒーローじゃない人間が生き延びる話」が好きな人は両方刺さる。
とある魔術の禁書目録は、「魔術=理論と方程式」という設定の近さで並べた。スケールと方向性はかなり違うが、呪式という概念の解像度が気に入ったなら、禁書の「魔術師vs科学者」という対立構図も楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
2026年6月現在、「されど罪人は竜と踊る」は主要な配信サービスでの配信は確認されていません。視聴にはBlu-ray・DVDのレンタルや購入、またはパッケージ販売の利用が主な手段です。配信状況は今後変わる可能性がありますので、最新情報を各サービスでご確認ください。
