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2016

デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」
★ 3.5 / 5.0アクション冒険ドラマファンタジーSF
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
デジモンアドベンチャー新シリーズの2作目。選ばれし子どもたちが温泉テーマパークに出かけて楽しむが、ジョーは試験勉強のため参加しない。感染したデジモン・オーガモンが小田急を襲撃。ゴマモンは家出し、ミミは自分勝手な考えのせいで他の選ばれし子どもたちとクラスメートに問題を起こす。ジョーは対応するのか。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
『デジモンアドベンチャー tri.』全6章の第2章にあたる劇場版です。選ばれし子どもたちは束の間の休息を求めて温泉テーマパークへと出かけますが、受験を控えたジョウだけは試験勉強のため参加を見送ります。そんな中、感染したデジモン・オーガモンが街に出現し、再び戦いの火種がくすぶり始めます。一方、自分の正義を貫こうとするミミの言動は、仲間やクラスメートとの間に思わぬ軋轢を生んでいきます。家出してしまったゴマモン、そしてパートナーと向き合えずにいるジョウ――それぞれの「決意」が試される物語です。みどころ・魅力
① ミミとジョウ、二人の「決意」にフォーカスした群像劇
タイトル通り、本章はミミとジョウという二人のキャラクターの内面を丁寧に描きます。自分の信念とまわりとの摩擦に悩むミミ、受験とパートナーの間で揺れるジョウ。等身大の葛藤と成長が、シリーズの中でも特に人間ドラマとして見応えのある一作になっています。② 感染デジモンとの戦いが描く新シリーズの緊張感
オーガモンをはじめとする「感染」したデジモンの登場は、tri.シリーズ全体を貫く重要なテーマです。かつての仲間が敵として立ちはだかる構図は切なくも緊迫感があり、無印を知るファンほど胸に迫る展開となっています。③ 大人になった選ばれし子どもたちの今
高校生となったタイチたちの日常や進路の悩みが描かれ、かつて冒険を共にした少年少女が時を経て歩む姿に懐かしさと成長を感じられます。青春群像としての側面も、本作ならではの魅力です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 元永慶太郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 柿原優子 |
| キャラクターデザイン | 宇木敦哉 |
| 美術監督 | 長岡慎治、大竹俊介 |
| OP | 和田光司「Butter-Fly~tri. Version~」 |
| ED | 和田光司「Seven~tri. Version~」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
デジモン世代としては、tri.をちゃんと追えなかった負い目がずっとあった。第1章で「おっ、あの太一だ」と高ぶったくせに、気づいたら追うのをやめていた。だから第2章「決意」を配信で開いたのは、半分は供養みたいな気持ちだった。あのころの自分に、途中で席を立ったことを謝りに行く感じ。最初は懐かしさで持つだろうと甘く見ていたら、温泉テーマパークではしゃぐ画の裏で、明らかに「もう無邪気には戻れない」空気が流れていて、背筋が伸びた。2回目に見直して気づいたのは、この章がやけにジョー一人の足取りばかり丁寧に追っていること。タイトルが「決意」なのは伊達じゃなかった。あのころの自分に、もう戻れない——「逃げ」と「決意」のあいだで揺れる思春期
この章が描いているのは、冒険の続きではなく「冒険に戻れない子どもの話」だと思っている。選ばれし子どもたちはもう小学生じゃない。受験があり、人間関係のしがらみがあり、世界を救うより目の前の答案用紙が重い年齢になっている。ジョーが温泉に来ないのは、単にサボりたいからじゃない。かつてのように「とりあえずデジタルワールドへ」と飛び込めなくなった自分を、本人がいちばん持て余している。あの逃げは、責任の重さを知ってしまった人間の逃げだ。一方でミミの自分勝手も、悪意というより「昔のノリのまま振る舞ったら通用しなくなっていた」ことへの戸惑いに見える。彼女は変わっていないのに、まわりとの位置関係だけがずれていく。tri.全体が背負っている「大人になりかけ」のテーマが、この第2章でいちばん生々しく出る。だから「決意」は、敵を倒す決意じゃない。逃げていた自分を、もう一度パートナーの前に立たせる決意だ。ゴマモンが家出してしまうのも痛い。相棒に見限られかけて、ようやく人は自分の半端さと向き合う。子ども向けの続編という顔をしながら、ここで描かれているのは「かつて主人公だった人間が、もう主人公じゃいられない現実とどう折り合うか」という、わりと残酷な問いだ。tri.を途中で投げた自分が刺さったのは、たぶんジョーの後ろめたさが他人事じゃなかったからだと思う。特に刺さったシーン
感染したオーガモンが街を襲い、現実が容赦なく踏み荒らされていく序盤の展開で、思わず姿勢を正した。温泉ではしゃぐ画とのコントラストがえげつない。子どもの楽園と、壊される日常が同じ映画の中に並んでいる。声では、やっぱり泉光子郎の田村睦心が効いている。状況を冷静に言葉にしていく光子郎の落ち着いた声が、パニックの中で一本の補助線みたいに通っていて、そこだけ呼吸が整う。八神太一の花江夏樹も、無印のころの「とりあえず突っ込む太一」じゃなく、迷いを飲み込んでから動く声色になっていて、年を取ったんだなと勝手にしみじみした。そしてジョーが終盤、ようやく自分の足で前に出る展開。ここで相棒との関係がきしんだまま動き出すのが良くて、きれいな和解じゃないのがむしろ信用できた。逃げていた人間が、許される前に動く。あの不器用さに、配信の画面の前で小さくうなずいていた。読んで見たくなったら——『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 無印デジモンを通った世代で、当時の自分とのズレごと味わいたい人
- 派手なバトルより、キャラの内面の停滞と一歩を見たい人
- ジョーやミミみたいな「真ん中じゃないキャラ」に肩入れしがちな人
- tri.を昔つまみ食いして、どこかで気にし続けている人(私だ)
合わない人
- 無印のテンポと爽快感をそのまま続きで味わいたい人
- 1作で話が大きく動かないと物足りない人
- キャラの後ろ向きな逡巡を「もたつき」と感じてしまう人
- デジモンに思い入れがなく、ここから入ろうとしている人
次に見るなら
まずは素直にデジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」。第2章のジョーの逃げ腰がどこから来ているのか、太一たちの「再会の気まずさ」を先に浴びておくと刺さり方が変わる。あのころのまま会えるわけがない、という前提がここにある。無印の熱量を浴び直したいならデジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム。短い尺に密度を詰めた一本で、tri.の「成長してしまった重さ」と対にして見ると、失ったテンポの正体がはっきりわかる。
そして大人になった彼らの決着を見たいならデジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆。子ども時代の終わりをまっすぐ描いた作品で、tri.が抱えていた「もう戻れない」というテーマの、いちばん遠い着地点になっている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『デジモンアドベンチャー tri. 第2章「決意」』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの各サービスで配信されています。複数の主要サービスで取り扱いがあるため、すでに加入しているサービスがあればそのまま視聴できます。これから視聴環境を選ぶ場合も、ご自身に合ったサービスを選んで楽しめます。


















