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デジモンアドベンチャー:
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 67話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
2020年、ネットワークは人間の日常生活に欠かせない存在となっていた。しかし人類は知らない。ネットワークの向こう側には光と闇の領域である「デジタルワールド」が存在し、そこにはデジモンが生息していることを。東京を中心にネットワークの広域障害が発生する。信号機が混乱し、公共の施設に異常が起こりはじめる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2020年、ネットワークは人々の生活に欠かせない存在となっていた。だが人類は、その向こう側に光と闇が広がる「デジタルワールド」と、そこに棲むデジモンの存在を知らない。ある日、東京を中心にネットワークの広域障害が発生し、信号機の混乱や公共施設の異常が次々と起こりはじめる。小学5年生の八神太一は、母と妹を助けるため事態の渦中へと飛び込んでいく。やがてアグモンと出会った太一は、選ばれし子供たちの一人としてデジタルワールドの危機に立ち向かうことになる。仲間たちとパートナーデジモンの絆が、未知の冒険を切り拓いていく。みどころ・魅力
① 現代に蘇った王道アドベンチャーのリブート
1999年の初代『デジモンアドベンチャー』を、現代のネットワーク社会を舞台に再構築した作品です。太一とアグモンをはじめおなじみのキャラクターが新たな物語で描かれ、初代を知る世代も初見の視聴者も入りやすい一作になっています。② スケールアップした迫力の進化バトル
パートナーデジモンの「進化」シーンは本作最大の見どころです。最新の作画技術によってアクションの密度と疾走感が大幅に増し、グレイモンやウォーグレイモンへの進化など、シリーズ屈指の熱量を持つバトル演出が全編にわたって楽しめます。③ 仲間との絆と成長を描く群像劇
太一だけでなく、ヤマト、空、光子郎ら選ばれし子供たち一人ひとりの個性と成長が丁寧に描かれます。それぞれがパートナーデジモンと信頼を深めながら困難を乗り越えていく過程は、冒険ものの王道として幅広い世代の胸を打ちます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 三塚雅人 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
| キャラクターデザイン | 中鶴勝祥 |
| 音楽 | 佐橋俊彦 |
| 美術監督 | 木下了香 |
| OP | 谷本貴義「未確認飛行船」 |
| ED | 藤川千愛「Dreamers」 |
| ED | れをる「悔しさは種」 |
| ED | ウォルピスカーター「Q?」 |
| ED | 에이티즈「Mind game」 |
| ED | ウルピス・ケイター「オーバーシーズ・ハイウェイ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は懐かしさだけで見始めた。子どもの頃に無印を浴びるように見ていた世代だから、太一とアグモンがまた動くというだけで十分なはずだった。ところが一話の冒頭、ネットワーク障害で都市機能が止まっていく描写を見て、これは自分の知っているデジモンとは違う温度だと気づく。2020年のリブートは、あの夏の冒険譚をそのままなぞるのではなく、最初の数分でスケールを都市規模まで広げてくる。正直に言えば、全話を追うのはしんどかった。話数がとにかく長くて、途中で何度か離脱しかけている。それでも序盤の疾走感だけは、当時テレビの前で正座していた感覚を引っ張り出してきた。懐かしさで入って、温度差で目が覚める——そういう見始め方だった。
つながりすぎた世界で、それでも手を伸ばす——リブートが選び直した「冒険」の意味
この作品は単なる名作の焼き直しではなく、「冒険」という言葉の中身を2020年仕様に書き換える試みだと思っている。無印が描いたのは、夏休みのキャンプ場から異世界へ飛ばされる、閉じた非日常の冒険だった。電話もつながらない、大人もいない、子どもだけの世界。だからこそ自立の物語として成立していた。だが今回のリブートは、冒頭からネットワークが日常に溶けきった東京を映す。信号が狂い、インフラが軋む。デジタルワールドはもう遠い異世界ではなく、自分たちが毎日触れている回線の、すぐ裏側にある。
そこで問われているのは、すべてが接続された世界で、子どもがまだ自分の足で冒険できるのか、という一点だ。情報がいくらでも手に入る環境で、太一たちはあえて知らない場所へ踏み込んでいく。検索すれば答えが出る時代に、わからないまま手を伸ばすことの価値を、この作品は冒険という形でもう一度差し出そうとしている。便利になった世界で「不便な勇気」を描く、と言い換えてもいい。
泉光子郎というキャラクターの扱いが象徴的だ。無印では「パソコンに詳しい子」だった彼が、ネットが当たり前になった世界では、情報と現実をつなぐ翻訳者として再定義されている。知識が武器になる時代だからこそ、知識だけでは越えられない壁を、彼を通して描いている。リブートがあれだけの長尺になったのは、たぶんこの「翻訳」を一つずつ丁寧にやり直すために必要な尺だったんだろう。全部は追いきれなかったけれど、その意図だけははっきり伝わってくる。だから途中で離脱しかけても、また戻ってきてしまう。
特に刺さったシーン
刺さったのは、序盤で太一が初めてデジタルワールドへ落ちていく一連の流れだ。三瓶由布子の太一は、勇ましさよりも先に戸惑いと興奮がにじむ声で、状況がのみ込めないまま体だけ前に出てしまう少年をちゃんと鳴らしている。あの「考える前に走る」太一の質感は、声優の息の使い方でできていると思う。
それから石田ヤマトが画面に入ってくる場面。浪川大輔の声が乗った瞬間、距離を取りたがる少年の硬さと、その奥にある不器用さが一発で伝わってきて、思わず身を乗り出した。多くを語らせないからこそ、声の温度で人物が立つ。
そして地味に好きなのが、相棒デジモンたちの存在感だ。櫻井孝宏はテントモンというあの丸っこい相棒を、軽妙さと妙な安定感で演じていて、緊迫した場面のあいだにふっと空気を緩めてくれる。ゴマモンの竹内順子もそうで、シリアスに振れすぎる手前で画面の温度を一段やわらかく戻してくる。深刻になりきらないバランスは、この相棒たちの声があってこそだと、2回目に見たときにはっきり分かった。
読んで見たくなったら——『デジモンアドベンチャー:』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 無印デジモンをリアルタイムで浴びた、いまアラサー〜アラフォーの世代
- 名作のリメイクを「現代にどう翻訳し直したか」という視点で楽しめる人
- パートナーデジモンの声と掛け合い、その温度だけで満たされる人
合わない人
- 数十話という長尺を完走する体力・時間がいまない人
- 無印そのままの再現、原作のなぞりを期待している人
- 序盤からの大胆な設定変更(都市規模の異変)に抵抗がある人
次に見るなら
デジモンアドベンチャー。まずはここへ帰るのもいい。1999年の無印は閉じた夏の冒険として完成されていて、リブートが何を変えたのかを逆側から照らしてくれる。長さに挫けたら、原点の濃度を確かめにいくのもアリだ。
電脳コイル。ネットと現実が重なった街を子どもたちが駆け回る話で、「接続された世界での冒険」というテーマがリブート版と地続きに感じられる。本作の設定にぐっときた人なら、たぶん刺さる。
サマーウォーズ。電脳空間の異変が現実のインフラを揺らす構図は、本作の冒頭が描いた緊張感とよく似ている。仮想世界と現実、二つの戦線を同時に走らせる熱量を浴びたいときに。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『デジモンアドベンチャー:』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、ご自身が普段使っている環境に合わせて選びやすい作品です。これから視聴を始める方は、無料体験やお試し期間のある各サービスから気軽にチェックしてみるのがおすすめです。
