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聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Bridge |
剣と魔法が支配する大陸クナーンを舞台に、聖王国アモーリア、イシルフェン王国、ヴァンロディス王国の三国による力のバランスが不安定な平和を保っていた。しかし邪悪な竜ダガンゾルドも大陸に住んでおり、これに対抗できる力を持つ者は誰もいない状況下で、物語が展開していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
剣と魔法が支配する大陸クナーン。聖王国アモーリア、イシルフェン王国、ヴァンロディス王国の三国が力の均衡を保ち、不安定ながらも平和が続いていた。しかしこの大陸には、何者にも対抗できぬ強大な力を持つ邪悪な竜・ダガンゾルドが棲んでいた。竜への対抗手段を持たぬ世界で、運命に導かれた者たちが立ち上がる。竜の脅威と国家の思惑が交錯する中、少年少女たちの戦いと絆を描く、剣と魔法のハイファンタジー・アクションが幕を開ける。
みどころ・魅力
① 王道ファンタジーの重厚な世界観
三国の力のバランスと邪悪な竜ダガンゾルドという脅威を軸に据えた、正統派の剣と魔法の世界観が魅力。国家間の緊張感と竜という絶対的存在が物語に常に緊張をもたらし、ハイファンタジー好きを惹きつける骨太な設定が楽しめます。
② 運命に抗う主人公たちの成長劇
竜に対抗できる力を持つ者がいない絶望的な状況の中で、少年少女たちが運命に立ち向かっていく姿が見どころ。困難を前にした葛藤や仲間との絆、戦いを通じた成長が丁寧に描かれ、王道のヒーロー譚としてのカタルシスを味わえます。
③ ソーシャルゲーム原作ならではのキャラクター
本作はソーシャルゲームを原作とするメディアミックス作品。個性豊かなキャラクターたちと、彼らが操る多彩な能力やアクションが画面を彩ります。原作ゲームのファンはもちろん、アニメから入る視聴者も世界に没入できる作りになっています。
キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 近藤信宏 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 大野木寛 |
| キャラクターデザイン | 統月剛 |
| 音楽 | 信澤宣明 |
| 美術監督 | 牧野竜一 |
| OP | 内田真礼「Resonant Heart」 |
| ED | 三森すずこ「Xenotopia」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「竜刻のファタリテ」。声に出して読んでも意味が頭に入ってこなくて、ファタリテって何、と検索したのが最初だった。フランス語で宿命とか破滅とか、そういう意味らしい。知ったところで結局よくわからないまま再生ボタンを押している。剣と魔法、三つの国、誰も勝てない邪竜——あらすじだけ並べればテンプレートの塊で、正直そこまで期待はしていなかった。ところが見始めると、この世界の「もう詰んでる感」が妙に引っかかる。対抗できる者は誰もいない、と冒頭から言い切ってしまう潔さ。1回目はただ流して見たのに、2回目はその投げやりにも近い前提の重さのほうが先に効いてきた。タイトルの音だけ浮いていたのが、見返すと少しずつ着地していく。圧倒的な格上に、力のない者がどう挑むのかの話
この作品の出発点は、ちょっと乱暴だ。邪竜ダガンゾルドに対抗できる力を持つ者は誰もいない、と最初に確定させてしまう。普通こういうファンタジーは「実は対抗手段があった」へ向かうための溜めとして無力さを描く。でもここで置かれる無力さは、もっと身も蓋もない。聖王国アモーリア、イシルフェン、ヴァンロディス——三国が保っている平和も、よく見れば誰かが竜を倒したから成立しているわけではなく、ただ触れずにいるだけの、先送りされた均衡でしかない。勝ったから平和なのではなく、まだ負けていないだけ。その薄氷の上に物語が立っている。 主人公ヒイロを演じる松岡禎丞の芝居が、その構造をうまく拾っている。怒りで前に出る声と、その怒りが空回りする瞬間の声を、ちゃんと別物として鳴らしてくる。復讐という動機は強そうに見えて、相手が格上すぎると途端に虚しくなる。剣を握る理由が「勝てるから」ではなく「それしかできないから」へ少しずつずれていく感じ。単純な力比べのバトルものとして見ると物足りないのに、力のない者が力のない手札のまま卓に着き続ける話として見ると、急に芯が通る。クナーンという大陸そのものが、勝ち目の薄い盤面から降りられない人間の集まりに見えてくる。だからタイトルのファタリテ——宿命でも破滅でも——が、後半になってようやく音ではなく意味として効いてくる。最初に意味不明だったあの単語が、ちゃんと回収されにくる構造そのものが、この作品のいちばん静かな見どころだと思っている。特に刺さったシーン
序盤の、ヒイロが感情を爆発させる場面。松岡禎丞の声が一段ひび割れる瞬間があって、ここで一気に引き込まれた。内田真礼のエリンが、その熱に対して半歩引いた温度で受けるので、二人の温度差がそのまま画面の緊張になる。市道真央のサラート、伊瀬茉莉也のシャリシャルー、沼倉愛美のムムーと、脇の声がそれぞれ違う方向を向いていて、パーティものとしての賑やかさがちゃんと鳴っているのもいい。いちばん効いたのは終盤、勝ち目の薄い相手に向かっていく展開で、誰も「勝てる」とは言わないまま前に出るところ。ここで思わず姿勢を正した。威勢のいい啖呵ではなく、声のトーンをむしろ落として進む芝居だったから刺さった。2回目はそのくだりを巻き戻して、もう一度聞き直している。読んで見たくなったら——『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 剣と魔法のオーソドックスな大陸ファンタジーを、ツッコミを入れつつ腰を据えて見られる人
- 「勝てない相手にどう立つか」という、力のなさのほうに感情が動く人
- 松岡禎丞・内田真礼をはじめ、声の芝居でキャラを追いかけるのが好きな人
- 設定の粗さより、世界の「詰んでる前提」の雰囲気を味わいたい人
合わない人
- 戦闘の派手さ・作画の密度を毎話の基準にしたい人
- 序盤からテンポよく話が転がることを求める人
- テンプレートな展開そのものに耐性がない人
- タイトルや用語に意味の説明を早めに欲しい人
次に見るなら
アルスラーン戦記——複数の国の力関係と、圧倒的な状況に立ち向かう若い主人公という軸が近い。国家規模の盤面で人が動くのが好きなら、こちらのほうが骨太に楽しめる。 グランブルーファンタジー The Animation——ゲーム原作の大陸ファンタジーで、竜と空と冒険という空気がよく似ている。仲間が増えていく賑やかさを求めるなら相性がいい。 チェインクロニクル ~ヘクセイタスの閃~——大陸を脅かす存在に、力の足りない者たちが挑むという構図がほぼ地続き。同じ「詰みかけた世界」の手触りを、もう一本浴びたい人に。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されています。いずれも見放題作品として揃っているため、お好みの環境で視聴できます。アニメ作品を多く楽しみたい方は、これらのサービスのいずれかに登録するのがおすすめです。
よくある質問
まとめ
『聖戦ケルベロス 竜刻のファタリテ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで配信されています。いずれも見放題作品として揃っているため、お好みの環境で視聴できます。アニメ作品を多く楽しみたい方は、これらのサービスのいずれかに登録するのがおすすめです。
