デジモンフロンティア

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2002デジモンフロンティア

デジモンフロンティア

★ 3.5 / 5.0アクション冒険ドラマファンタジーSF
放送年2002年
フォーマットTVアニメ
話数50話
原作オリジナル
制作Toei Animation

武藤拓也は普通の少年だが、謎の送信者からのテキストメッセージで「運命への列車に乗れ」と指示される。冒険へ向かうため、その列車を見つけてデジタルワールドへ連れ去られる。そこは邪悪なケルビモンの脅威にさらされており、ケルビモンと配下たちはデジタルワールドの根本的な構成要素を消費している。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ごく普通の少年・拓也のもとに、ある日「運命の列車に乗れ」という謎のメールが届く。導かれるように乗り込んだ列車は、彼をデジタルワールドへと運んでいく。そこは邪悪なケルビモンとその配下によって世界を構成する根源が侵食され、崩壊の危機に瀕していた。拓也は、同じくメールに導かれて集まった少年少女たちと出会い、古の伝説に眠る「スピリット」の力を受け継ぐことになる。彼らは自らデジモンへと変身する力を手に、荒廃しゆく世界を救うための長い旅へと踏み出していく。

みどころ・魅力

① 子どもたち自身がデジモンに変身する新システム

歴代デジモンシリーズの中でも本作は異色の存在。これまでのようにパートナーデジモンと共に戦うのではなく、子どもたち自身が古代のスピリットの力でデジモンへと直接変身(スピリットエボリューション)して戦う。迫力ある変身バンクシーンは本作最大の見どころで、シリーズファンにも新鮮な驚きを与えてくれる。

② シリーズ屈指のシリアスでドラマチックな物語

崩壊が進むデジタルワールドを舞台に、本作は重厚でシリアスな展開が魅力。仲間との衝突や葛藤、敵側のドラマまで丁寧に描かれ、単なるバトルアニメに留まらない深みがある。子ども向けの枠を超えた骨太なストーリーは、大人の視聴者からも高く評価されている。

③ 個性豊かな仲間たちの成長と絆

バラバラな境遇で集められた少年少女たちが、旅を通じて少しずつ心を通わせ、本物の仲間へと成長していく姿が物語の軸。それぞれが抱える弱さや迷いと向き合いながら強くなっていく過程は、王道でありながら胸を打つ。仲間同士の絆が深まる名シーンの数々も見逃せない。

キャスト・声優一覧

木村輝一
木村輝一
メイン
›
鈴村健一
柴山純平
柴山純平
メイン
›
天田真人
神原拓也
神原拓也
メイン
›
竹内順子
織本泉
織本泉
メイン
›
石毛佐和
源輝二
源輝二
メイン
›
神谷浩史
氷見友樹
氷見友樹
メイン
›
渡辺久美子
セラフィモン
セラフィモン
サブ
›
檜山修之
パタモン
パタモン
サブ
›
荒木香衣
ホエーモン
ホエーモン
サブ
›
小和田貢平
ピヨモン
ピヨモン
サブ
›
はにおかゆきこ
アイスデビモン
アイスデビモン
サブ
›
若本規夫

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スタッフ

監督貝澤幸男
シリーズ構成富田祐弘
音楽有澤孝紀
OP和田光司「FIRE!!」
ED和田光司「無邪気なままで」
ED「An Endless Tale」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は「デジモンの新しいやつ」くらいの軽い気持ちで再生して、5分で「あれ、これ毛色が違うぞ」と座り直した。歴代みたいに相棒のデジモンと組むんじゃなくて、人間の子どもが自分自身でデジモンになる。最初に見たときはその一点だけで頭がいっぱいで、正直ストーリーは半分くらいしか追えていなかった。2回目でようやく、拓也たちが背負わされたものの重さに気づいた。謎のメッセージに従って列車に乗り、デジタルワールドへ連れていかれる導入の、あの帰り道がない感じ。子どもの頃に通っていたら、たぶん気づかなかったやつだ。

相棒と組むのをやめて、自分が怪物になることを選んだ話

デジモンといえば、子どもとデジモンが相棒になって絆で戦う——それが歴代の基本形だった。フロンティアはそこを正面から崩してくる。子どもたちはスピリットを手に入れて、自分自身がデジモンへと姿を変える。つまり、守ってくれる相方がいない。痛みも、力も、後戻りできない変身も、全部自分の身体ひとつで引き受ける。これは単なるギミックの差し替えじゃなくて、「力を持つこと」の意味そのものを書き換えている。
相棒型なら、つらいときは相方に背中を預けられる。でも自分が怪物になる物語では、強くなった自分とどう折り合うかが問われる。拓也が炎を操るかたちに進化していくたび、頼もしさと同じ量だけ、引き返せなさが積み上がっていく。子どもが手にした力は、便利な道具じゃなくて、自分の輪郭を変えてしまうものだ。
ケルビモンたちがデジタルワールドの構成要素そのものを喰っていく、という設定も効いている。世界が文字どおりデータ単位で削られていくなかで、子どもたちは自分をデータに変えて立ち向かう。守る側も削られる側も、結局は同じ素材でできている。最初はピンとこなかったこの構造が、2回目には妙に苦かった。これは「成長」を気持ちよく見せる話じゃなくて、力を持つと何かを手放す、というところまで踏み込んでいる。

特に刺さったシーン

序盤、初めてスピリット進化する場面。竹内順子が演じる拓也の、怖さと高揚がまぜこぜになった叫びが、変身バンクの熱量とぴったり合っていて、ここで一気に引き込まれた。竹内順子の少年役はやっぱり巧くて、強がっているのに声の奥がちょっと震えている感じが出る。中盤の、源輝二まわりの距離の取り方も好きだ。神谷浩史の声が乗ると、突っかかってくる相手なのにどこか放っておけない、あの空気が立ち上がる。鈴村健一が演じる木村輝一とのやり取りも、テンションの違う声がぶつかって画面が締まる。敵側だと、若本規夫のアイスデビモンが現れた瞬間に空気の温度がすっと下がるのが分かって、思わず「うわ、これは嫌な奴だ」と声が出た。檜山修之のセラフィモンの荘厳さも含めて、声で世界の格が決まっていく作品だと思う。

読んで見たくなったら——『デジモンフロンティア』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 歴代デジモンを通ってきて、いつもと違う角度のシリーズを探している人
  • 「力を手に入れる」描写の裏にある代償まで読み取りたい人
  • 進化バンク・変身バンクの熱量に素直に燃えられる人

合わない人

  • 相棒デジモンとの絆こそがデジモンだ、と思っている人
  • 子ども向けの明快な冒険活劇を期待している人
  • 設定を噛みしめるより、とにかくテンポよく話が進むことを優先したい人

次に見るなら

デジモンアドベンチャー — 相棒と組む歴代の基本形。フロンティアの「自分が変身する」異質さを確かめたいなら、まず原点に戻ると差がくっきり見える。
デジモンテイマーズ — シリーズのなかでも一段暗く、力の代償を重く描く一本。フロンティアの苦さが刺さった人なら、こっちも刺さるはず。
ソードアート・オンライン — デジタルの世界に取り込まれ、そこで別の自分として戦う構図。世界そのものがデータで、そこに命が賭けられている感覚が近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
デジモンフロンティアは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメの取り扱いに強いサービスなので、すでに加入しているものがあればすぐに視聴を始められます。これから選ぶ方は、見放題の対象かどうかを確認したうえで、ご自身に合ったサービスで楽しむのがおすすめです。

よくある質問

Q. デジモンフロンティアはどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴可能です。アニメに強い配信サービスが揃っているので、加入済みのものがあればすぐに視聴を始められます。
Q. シリーズを知らなくても楽しめますか?
A. 本作は独立したストーリーで完結するため、過去のデジモンシリーズを観ていなくても問題なく楽しめます。初めてデジモンに触れる方の入り口としてもおすすめできる作品です。
Q. デジモンフロンティアならではの特徴は?
A. 最大の特徴は、子どもたち自身がデジモンへと変身して戦う「スピリットエボリューション」です。パートナーと共闘する従来作とは一線を画す、シリーズの中でも異色のシステムが魅力です。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクションや冒険を軸に、ドラマ・ファンタジー・SFの要素を併せ持つ作品です。迫力あるバトルと、仲間たちの成長を描いた重厚な物語の両方を楽しめます。

まとめ

デジモンフロンティアは、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメの取り扱いに強いサービスなので、すでに加入しているものがあればすぐに視聴を始められます。これから選ぶ方は、見放題の対象かどうかを確認したうえで、ご自身に合ったサービスで楽しむのがおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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