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2009

フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?
★ 3.2 / 5.0アクションファンタジー魔法少女
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
ラビリンス王国の問題を解決した後、ももぞの愛と友人たちは幸せな生活を送り、ダンスの訓練を続けていた。突然、町の子どもたちのおもちゃが消え始め、少女たちはそれらを探すのを手伝うことに同意する。ももぞの愛のぬいぐるみが命を吹き込まれ、キュアたちにトイマジンが犯人だと告げる。フレッシュプリキュアのキャストはおもちゃの王国へ向かう。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
ラビリンス王国との戦いを終えたももぞの愛たちは、平和な日常に戻りダンスの特訓に励んでいた。そんなある日、街中の子どもたちのおもちゃが次々と謎の失踪を遂げる事件が発生する。愛のぬいぐるみが突然命を吹き込まれ、「おもちゃの国の怪物・トイマジンが犯人だ」と告げる。フレッシュプリキュアの4人は失われたおもちゃを取り戻すため、不思議なおもちゃの王国へと旅立つことになる。みどころ・魅力
① 命を吹き込まれたおもちゃたちが主役!夢あふれる「おもちゃの国」の世界観
おもちゃが意思を持ち、自分たちの王国で暮らすというファンタジー設定が劇場版ならではのスケール感で描かれる。カラフルで賑やかなビジュアルは子どもはもちろん、大人も童心に返れる楽しさが詰まっている。② ぬいぐるみとの絆が胸を打つ、感情に訴えるストーリー
愛のぬいぐるみが命を吹き込まれて語りかける場面は、持ち物への愛着や別れというテーマを優しく描く。普段のテレビシリーズとは一味違う感動的な展開が、劇場版ならではの見せ場となっている。③ フレッシュプリキュア4人の息の合ったチームバトル
キュアピーチ、キュアベリー、キュアパイン、キュアパッションの4人が揃ってトイマジンに挑む戦闘シーンは迫力満点。劇場のスクリーン映えを意識した演出で、チームワークの絆が存分に発揮される。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 志水淳児 |
|---|---|
| 音楽 | 高梨康治 |
| OP | 水木萌衣「Let’s! Fresh Precure! (Hybrid Ver. for the Movie)」 |
| ED | 林 桃子「H@ppy Together!!! for the Movie」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
プリキュア映画、正直に言うと全部追えていない。年1本のペースで出続けてもう何十本だ、という状況で、フレッシュの劇場版が2009年に存在していたことも、見るまで曖昧だった。きっかけは「フレッシュがいちばん好き」という人間の一言で、本編を見終わった後に「映画もあるよ」と言われて手を伸ばした。 最初に見たときの率直な印象は「ちゃんとプリキュア映画してるな」だった。子どもたちのおもちゃが次々と消えていくという導入は、幼い視聴者の日常に根ざした怖さがあって、考えてみれば上手い入り方をしている。大人の目で見ると「短編映画としての構成」に感心する部分と、「もうちょっとここを掘れたのでは」と思う部分が混在するが、それも含めてこの時代のプリキュア映画らしい密度感だと思っている。大切にしてきたものが声を持つとき——おもちゃと記憶と、子どもの喪失感の話
この映画の核心は「おもちゃが消える」という事件の設定そのものにある。トイマジンが子どもたちのおもちゃを奪っていく骨格は、一見シンプルな劇場版アクションに見えるが、もう少し丁寧に読むと別の層が見えてくる。 愛のぬいぐるみが命を吹き込まれ、キュアたちにトイマジンの正体を伝えるシーン。ここで起きていることは単なるファンタジー的ギミックではなく、「長年大切にしてきたものが突然声を持つ」という体験の象徴化だと思っている。子どもにとっておもちゃは単なるモノではなく、感情が積み重なった対象だ。それが失われるという恐怖は、大人が「財産を失う」とは質的に異なる、もっと原始的な喪失感に近い。「自分の宝物が今どこかに消えている」という感覚を、子ども向けの映画がきちんと怖いものとして扱っていることに、2009年当時のスタッフの誠実さを感じる。 フレッシュプリキュアというシリーズ自体が「日常と非日常の往復」を丁寧に描いてきた作品で、冒頭でメンバーがダンスの練習を続けているという設定も、その文脈に乗っている。おもちゃの国という非日常への旅が、最終的には「自分が大切にしてきたものを守る」という日常の感覚に着地していく構造は、シリーズ全体のトーンと一致していて居心地がいい。 プリキュア映画の中には「誰が主役でもよかった」という作品も少なくない。だがこの映画は、フレッシュというチームだからこそ「おもちゃが命を持つ」という設定に説得力が生まれている。ダンスという身体表現を媒介に繋がってきたキャラクターたちが、今度は「物への愛着」を媒介に動く。その一貫性は、短い尺でも崩れていない。特に刺さったシーン
愛のぬいぐるみが突然しゃべりだすシーン、2回目のほうが好きだった。最初は展開の速さに乗って流してしまったが、改めて見ると「ずっとそこにいたものが口を開く」という気持ち悪さ(褒め)と愛おしさが絶妙に混ざっていて、脚本の意図がよくわかる。 喜多村英梨の演じる蒼乃美希は、フレッシュの中でもクールな立ち位置で、劇場版でもそのポジションの使い方が面白い。こおろぎさとみが声を当てるシフォンは、短い尺の中でも感情の核として機能していて、ちゃんとシフォンを出してくる構成に「わかってる」感がある。鶴ひろみの声は劇場の音響で聴くと存在感が変わる。テレビと劇場では空気の伝わり方が違うというか、ああこの声だ、という感覚がより深く刺さってくる。氷上恭子の桃園あゆみも、本編のテンションそのままに持ち込んできていて、キャスト全体の呼吸が揃っている。 終盤の変身・バトルシーン、スクリーンで見るとその解像度が別物になる。テレビアニメが劇場のフォーマットで見せるときの「これのために映画を作ったんだな」という納得感がある。映画館という場所でしか成立しない体験として、あのシーンは正直ずるい。読んで見たくなったら——『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- フレッシュプリキュア本編を見終えた人(映画単体よりも本編後に見ることで解像度が上がる)
- 2000年代後半のプリキュアシリーズのトーンが肌に合う人
- 「おもちゃが命を持つ」系のファンタジー設定に弱い人
- 喜多村英梨・こおろぎさとみ・鶴ひろみといったキャスト陣のファン
- 子どもと一緒に見る大人(大人が見ても耐えられる作りになっている)
合わない人
- フレッシュ本編未視聴でいきなり映画から入ろうとしている人
- プリキュア劇場版に複雑なドラマを期待している人(尺の都合上、掘り下げには限界がある)
- 映画オリジナルの敵キャラクターへの感情移入を重視する人(トイマジンの造形はやや薄め)
次に見るなら
フレッシュプリキュア!(本編)——映画を見てキャラクターに興味が出たなら、まず本編から入ることを強く勧める。ラブ・美希・いなみ・あゆみの4人がどうやってプリキュアになり、ラビリンス王国との戦いをどう終わらせたかを知ってから映画に戻ると、映画の細部の意味が変わってくる。 ハートキャッチプリキュア! 映画 フラワーの都でファッションショー…ですか?!——プリキュア劇場版の中でも「映画としての完成度」という点で語られることが多い一本。フレッシュ映画を見てプリキュア映画の文法が気になってきたなら、比較対象として押さえておきたい。フレッシュとはまた違う方向性で、劇場版としての作り込みを見せてくれる。 映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!——同じ2009年公開のプリキュアオールスターズ第1弾。フレッシュキャストがクロスオーバーの文脈でどう機能するかを見比べると、フレッシュ単独映画との違いがより見えてくる。シリーズの歴史をざっくり把握したいときにも入口になる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。複数のサービスで配信されているため、すでに契約しているプラットフォームからすぐに楽しめます。お気に入りのサービスからぜひチェックしてみてください。

