ドラゴンボールGT

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1996ドラゴンボールGT

ドラゴンボールGT

★ 3.1 / 5.0アクション冒険コメディSF
放送年1996年
フォーマットTVアニメ
話数64話
原作漫画
制作Toei Animation

皇帝ピラフが長年探していた黒い星のドラゴンボールを手に入れた。通常のものの2倍の力があるという。世界征服の願いを叶えようとした時、孫悟空に邪魔される。ピラフは願いを失敗し、悟空を誤って子どもに戻してしまう。願いが叶った後、黒い星のドラゴンボールは世界中に散らばる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

魔法使いピラフ一味が、通常のドラゴンボールの2倍の力を持つという伝説の「黒い星のドラゴンボール」を入手。世界征服の願いを叶えようとした瞬間、孫悟空に邪魔されてしまう。パニックに陥ったピラフの魔法は暴走し、願いを叶える相手を誤り、悟空を少年の姿に戻してしまった。さらに、一度使われた黒い星のドラゴンボールは1年以内に同じ星に戻さなければその星が爆発するという恐ろしい制約が判明。悟空、パン、トランクスの3人は、宇宙中に散らばったドラゴンボールを集めるべく、銀河規模の冒険へと旅立つ。

みどころ・魅力

① 少年に戻った悟空と宇宙スケールの冒険

子どもの体になった悟空が、孫娘パンと息子世代のトランクスとともに銀河を駆け巡るロードムービー的構成が新鮮。大人の戦闘力と子どもの見た目のギャップがコメディ要素として機能しつつ、未知の星や文明との遭遇が毎話続く冒険感は、原作初期の「ドラゴンボール」らしいワクワク感を呼び覚ます。

② 歴代最強クラスの脅威「ベビー」「スーパー17号」「邪悪龍」との死闘

宇宙一の戦闘民族サイヤ人を憎むベビー、人造人間の究極形態スーパー17号、そしてドラゴンボールの負の感情から生まれた邪悪龍と、各編で圧倒的な強敵が登場。特に最終章の邪悪龍編は、ドラゴンボールという願いを叶える道具そのものの”業”を描いており、シリーズ全体への問いかけとなっている。

③ 超サイヤ人4という新たな覚醒と集大成の感動

ゴールデングレートエイプを経て到達する「超サイヤ人4」は、野性的なビジュアルと圧倒的な力感でファンの間で今も語り継がれる人気フォーム。さらに物語終盤では、DBシリーズを彩ってきたキャラクターたちが集結するシーンも。長年のファンほど胸に刺さる、シリーズの締めくくりにふさわしい演出が随所に光る。

キャスト・声優一覧

孫悟空
孫悟空
メイン
›
野沢雅子
ギル
ギル
メイン
›
里内信夫
トランクス
トランクス
メイン
›
草尾毅
パン
パン
メイン
›
皆口裕子
一星龍
一星龍
サブ
›
柴田秀勝
武天老師
武天老師
サブ
›
増岡弘
ミスター・ポポ
ミスター・ポポ
サブ
›
西尾徳
ブラ
ブラ
サブ
›
鶴ひろみ
ミスター・サタン
ミスター・サタン
サブ
›
郷里大輔
魔人ブウ
魔人ブウ
サブ
›
塩屋浩三
三星龍
三星龍
サブ
›
クリリン
クリリン
サブ
›
田中真弓

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スタッフ

監督葛西治、西尾大介
キャラクターデザイン中鶴勝祥
OP「DAN DAN Kokoro Hikarete ku」
ED坂井泉水「Hitori Ja Nai」
ED工藤静香「Don’t you see!」
EDワンズ「Blue Velvet」
EDディーン「錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう」
EDフィールド・オブ・ビュー「DAN DAN Kokoro Hikarete ku」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

リアルタイム世代ではあった。小学生のころ、土曜の夕方にテレビをつけたら悟空が子どもに戻っていて、「あ、またそういう感じか」と思いながら見ていた記憶がある。当時はZとの比較なんてできるはずもなく、ただ宇宙を飛び回るロボットやら怪星人やらにそれなりにわくわくしていた。

大人になってから改めて見直すと、空気感が全然違う。Zがあれだけ「死」と「力の限界」を描いてきた後に、ピラフの失敗で始まる冒険活劇というのは、正直かなり振り切った判断だ。評判が芳しくないことは知っていたけれど、見返してみると、悪い意味でも良い意味でも「違うもの」を作ろうとした意志はあちこちに感じる。

「強さ」を脱いで、もう一度「冒険」に戻る話

GTが批判される理由の多くは、「Zの後継として弱い」というものだ。たしかにその通りで、セル・フリーザ級の緊張感はない。だがそれを逆から見ると、GTは意図的にドラゴンボールを「子どもの冒険マンガ」の文脈に引き戻そうとした作品でもある。

悟空が子どもに戻るというギミックは、単なる都合のいいリセットではない。大人になり、戦士として完成してしまった悟空を、強制的に「小さくて非力な旅人」に戻す装置だ。宇宙に散らばったドラゴンボールを集めるために、パンとトランクスと三人でボロい宇宙船で旅をする。この構図はZではありえなかった。

皆口裕子が演じるパンは、この旅の中で精神的な柱として機能している。祖父・悟空(野沢雅子)が子ども、孫・パンが精神的に最も大人というねじれた関係は、GTの中でちゃんと笑いとして成立している。草尾毅のトランクスも、Zのあの無口な超戦士とは違う、少し情けなくて人間くさいキャラクターとして動いている。声のトーンもわずかに柔らかい。

GTが「単なるZの劣化版」ではないと思うのは、宇宙旅行パートの雑多さにある。ぬるい星、意味不明な敵、ちぐはぐなコメディ。あの混沌は、初期ドラゴンボールの「西遊記ノリ」を現代(当時の)技術で再現しようとした痕跡だ。うまくいったかどうかは別として、少なくとも何かを取り戻そうとはしていた。

ただし、シャドウドラゴン編に入ってからは話が変わる。ドラゴンボールを使い続けた代償が地球に降りかかるという設定は、シリーズ全体の業を引き受けようとしていて、GTの中でもっとも密度が高い。ここだけ見ると別の作品みたいだ。

特に刺さったシーン

シャドウドラゴン編、終盤の一連の流れ。ドラゴンボールが汚染され、各地で災害が起き始めるくだりで、いままでコメディ寄りだったトーンが急に重くなる。「あ、これGTの本気か」と思った瞬間だった。

野沢雅子の悟空は、子どもの声で戦うというギャップを最後まで保ったまま、クライマックスを演じる。あの声で「これが最後かもしれない」というニュアンスを出してくる場面は、2回目に見たときの方が染みた。子ども声で感情の重さを出すのは、普通に難しい仕事だと思う。

鶴ひろみのブラも、出番こそ少ないが、ベジータとのやり取りのシーンは妙に好きだ。大人ベジータと、その娘という構図。鶴さんの声は線が細いのに芯があって、ブラという人物の「ちゃんとベジータの子だな」という感じをさりげなく出してくれていた。

読んで見たくなったら——『ドラゴンボールGT』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

合う人

  • 初期ドラゴンボールの冒険ノリが好きで、Zの重たさに少し疲れていた人
  • シリーズ全体の締めとして、GT→シャドウドラゴン編の結末を体験したい人
  • 悟空・パン・トランクスの三人旅のゆるさを楽しめる人
  • リアルタイム世代で、懐かしさ込みで見返したい人

合わない人

  • Zの緊張感・スケール感をGTにも求める人(ない)
  • 序盤の宇宙旅行パートのゆるい敵キャラに耐えられない人
  • ベジータやピッコロ等の主要キャラの出番が少ないことが気になる人
  • 「鳥山明直接関与ではない」という事実が気になってしまう人(見始める前から引っかかるなら、たぶん見ても引っかかる)

次に見るなら

ドラゴンボールZ——GTを見たなら、あるいはGTから入ったなら、やはりZは通らないといけない。フリーザ編・セル編・魔人ブウ編、どこから見ても「なぜGTがZの後で難しかったか」が骨身に沁みる。GTへの見方が変わる。

ドラゴンボール超——GTと同じ「Z後の続編」という立場でありながら、まったく違いアプローチをとった作品。バトルのインフレと多元宇宙設定で正面突破した超と、冒険に戻ろうとしたGTを見比べると、続編というジャンルの難しさがよくわかる。

ドラゴンボール(無印)——GTの宇宙旅行パートが好きだったなら、こちらの方が肌に合う可能性がある。西遊記ベースのゆるい冒険マンガとしての悟空は、GTが取り戻そうとしていたものの原点だ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ドラゴンボールGT』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの主要5サービスで配信中のため、すでに加入しているサービスがあればすぐに視聴できる環境が整っている。見放題対象かどうかは各サービスのプランによって異なるため、視聴前に確認しておくと安心だ。まずは気軽にABEMAで1話から試してみるのもおすすめ。

よくある質問

Q. ドラゴンボールGTはドラゴンボールZの続きですか?
A. はい、Z(1989〜1996年)の直接の続編として1996年にスタートしたTVアニメです。ただし原作漫画には存在しないアニメオリジナル作品で、鳥山明氏がキャラクターデザイン等で関わりつつも、ストーリーはアニメスタッフが制作しています。
Q. 全部で何話ありますか?
A. 全64話+TVスペシャル「悟空外伝!勇気の証しは四星球」1本です。本編は大きく「ブラックスターDB編」「ベビー編」「スーパー17号編」「邪悪龍編」の4章で構成されており、1年弱で完走できる分量です。
Q. ドラゴンボール超との関係は?
A. 『ドラゴンボール超』(2015〜2018年)はGTとは別の正史として展開されており、世界観・時間軸が異なります。GTはZの10年後、超はZとGTの間を描く作品です。どちらも独立して楽しめるため、視聴順序を気にする必要はありません。
Q. 子どもでも楽しめますか?序盤は怖い場面がありますか?
A. 全体的にZよりコメディ色が強く、宇宙の様々な星を巡る序盤は比較的ポップな雰囲気です。ただしベビー編以降は敵の描写が不気味なシーンも増えるため、小さなお子さんと一緒に観る場合は中盤以降の内容を事前に確認することをおすすめします。

まとめ

『ドラゴンボールGT』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの主要5サービスで配信中のため、すでに加入しているサービスがあればすぐに視聴できる環境が整っている。見放題対象かどうかは各サービスのプランによって異なるため、視聴前に確認しておくと安心だ。まずは気軽にABEMAで1話から試してみるのもおすすめ。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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