ドラゴンボールZ: 神と神

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2013ドラゴンボールZ: 神と神

ドラゴンボールZ: 神と神

★ 3.6 / 5.0アクション冒険コメディSF
放送年2013年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Toei Animation

魔人ブウの敗北直後、破壊の神ビルスが長い眠りから目覚める。フリーザを倒したサイヤ人戦士の噂を聞き、その戦士・孫悟空を探し出す。新たな挑戦に興奮した悟空は彼と戦うが、圧倒的な力の前に敗北する。ビルスが全宇宙にもたらす脅威を悟った悟空たちは、この神に対抗する力を求める。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

魔人ブウとの戦いが終わり、平和が戻ったかに見えた世界。しかし宇宙の彼方では、破壊の神ビルスが長い眠りから目覚め、「超サイヤ人ゴッド」の存在を知る。伝説の戦士を求めてビルスは地球へと降り立ち、孫悟空と直接対峙することに。全力で挑んだ悟空もその圧倒的な力の前に完敗し、地球の命運が風前の灯火となる。神をも超える力を手にするため、悟空たちは「超サイヤ人ゴッド」の秘密を解き明かそうとする。

みどころ・魅力

① 破壊の神ビルスという圧倒的な新たな脅威

これまでの悪役とは次元の異なる「神」という存在の登場が本作最大のインパクト。フリーザも人造人間も魔人ブウも歯が立たなかった圧倒的な実力差を描くことで、シリーズに新鮮な緊張感と壮大なスケール感をもたらしている。

② 超サイヤ人ゴッドへの覚醒シーン

仲間たちの力を集結させて誕生する「超サイヤ人ゴッド」の変身シークエンスは、シリーズファン必見の名場面。幻想的なビジュアルと感動的な演出が融合し、悟空が神の領域へと踏み込む瞬間の高揚感は映画館で体感したい迫力に溢れている。

③ バトルとコメディが絶妙に共存する独特の空気感

バドバの誕生パーティという日常的な舞台でシリアスな神バトルが繰り広げられる構成が絶妙。ビルスのユーモラスな一面と純粋な破壊衝動が同居するキャラクター造形が新鮮で、緊迫しつつも笑えるドラゴンボールらしい独特のテンポを楽しめる。

キャスト・声優一覧

ビルス
ビルス
メイン
›
山寺宏一
ベジータ
ベジータ
メイン
›
堀川りょう
孫悟空
孫悟空
メイン
›
野沢雅子
人造人間18号
人造人間18号
サブ
›
伊藤美紀
伊藤美紀
デンデ
デンデ
サブ
›
平野綾
餃子
餃子
サブ
›
江森浩子
東の界王神
東の界王神
サブ
›
三ツ矢雄二
ビーデル
ビーデル
サブ
›
皆口裕子
ミスター・サタン
ミスター・サタン
サブ
›
石塚運昇
武天老師
武天老師
サブ
›
佐藤正治
ベジータ王
ベジータ王
サブ
›
老界王神
老界王神
サブ
›
田中亮一

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スタッフ

監督細田雅弘
原案キャラデザ鳥山明
キャラクターデザイン山室直儀
音楽住友紀人
美術監督栫ヒロツグ、加藤浩
EDフロー「Cha-La Head-Cha-La」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

2013年、劇場で観た。正直に言うと、当時のドラゴンボール熱はだいぶ冷めていた。GT以降の流れで「もういいかな」という感覚があって、半分義務感みたいな気持ちで席に着いた記憶がある。それが開幕数分で消えた。

ビルスが登場した瞬間、スクリーンの空気が変わった。山寺宏一の声が映画館の音響で鳴り響いたとき——あ、これは本物だ、と思った。威圧感と気まぐれさと、どこかユーモラスな雰囲気が同居したキャラクターを、あの声でやられるとまったく抵抗できない。

二回目を観て気づいたのは、ビルスが「強敵」ではなく「格の違う存在」として描かれていることだった。悟空が勝てないのではなく、土俵に立てていない。その絶望感の作り方が、TV版後半ではほとんど失われていたものだった。ここからドラゴンボールが復活した、という感覚は今でも変わっていない。

「強さの天井」をぶち壊すことで、物語は再び走り出す

この映画が描いているのは、突き詰めれば「上には上がいる」という話だ。ただしそれを、少年漫画的な「もっと強い敵が来た」という文脈で消費していない。ビルスは破壊神という役割を与えられているが、彼が恐ろしいのは強さではなく、その存在の次元が根本的に違うことだ。

フリーザを倒し、魔人ブウを倒し、宇宙の平和を守り続けた悟空たちが、まったく歯が立たない。これはある意味で、シリーズを通して積み上げてきた「強さの物語」を一度リセットする試みだ。単なるインフレではなく、「その積み上げ自体が、もっと大きな宇宙のスケールから見れば微々たるものだった」という視点の切り替えがある。

超サイヤ人ゴッドという概念がここで初めて登場するが、面白いのはそれが個人の修行で到達するものではなく、仲間の力を集めて得るものだという点だ。シリーズの主軸だった「個人の限界突破」ではなく、「繋がりによる変容」という新しい答えを提示している。

野沢雅子の悟空がゴッドに変容するシーンの演技は、興奮というより静謐さを帯びていて、それがかえって印象に残る。強さの質が変わったことを、声のトーンで体感できた。

また、ベジータがパーティーシーンで見せる行動——家族を守るために「プライドを捨てた男」として描かれる瞬間——は、堀川りょうの演技込みで今でも反則だと思っている。強さの話をしながら、同時にベジータというキャラクターの人間的な深みを一瞬で見せる。この映画の構成力の高さが、ここに集約されている。

特に刺さったシーン

パーティー会場でビルスの怒りが爆発しかけたとき、ベジータが歌って踊るシーンがある。プライドの塊だったあの男が、家族を守るためにああいう行動を取る。堀川りょうが「どこか必死さを隠しながら明るく振る舞う声」で演じていて、笑いながらも胸が締まる。コメディとして機能しながら、同時にベジータの変化を一番端的に示している場面だ。

それから、悟空が超サイヤ人ゴッドとしてビルスと戦うシーンの終盤。圧倒的に格上の相手と戦いながら、悟空が「楽しんでいる」ことが伝わってくる野沢雅子の声質。強くなることへの純粋な喜びを、ここまでシンプルに表現できるキャラクターは他にいない。映画館の音響でそれを聴いたとき、これが悟空だと改めて思った。

ミスター・サタンが石塚運昇の声で存在感を発揮するシーンも、短い出番ながら効いている。あの人が何もしないのに妙な安心感を出せるのは、声の持つ温かみのせいだろう。

読んで見たくなったら——『ドラゴンボールZ: 神と神』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • Z世代前後でドラゴンボールを見て育ち、GTで少し離れた人。「ここから復活した」感覚は共有できると思う
  • ベジータが好きな人。この映画のベジータは特別で、シリーズ通じて一番「人間くさい」描かれ方をしている
  • 山寺宏一の演技を改めて体感したい人。ビルス役は代表作のひとつとして語られる水準
  • バトルよりキャラクターの関係性や空気感で見る人

合わない人

  • 本格的な戦闘シーンを求めている人には物足りないかもしれない。決着よりも「格の違いを見せる」ことに重点が置かれている
  • シリーズをまったく知らない状態で見ると、パーティーシーンのキャラクター関係が追いにくい。Z本編を一通り知っていることが前提になっている
  • 上映時間が85分と短く、スッキリした映画体験を好む人には逆に向いているが、「もっと見たかった」という気持ちになる可能性はある

次に見るなら

ドラゴンボール超 ブロリー(2018年)——神と神の6年後、同じく映画単体で高い完成度を持つ作品。作画のスケールは段違いで、特に戦闘シーンの密度はシリーズ屈指。神と神でドラゴンボールの「現在地」を確認したなら、次はここで「今の限界」を見るのが自然な流れだ。

ドラゴンボール超(2015年〜2018年TVシリーズ)——神と神の後日談として始まり、ビルスやウイスがレギュラーとして定着する。映画を気に入ったならこの流れで追うのが一番素直。全131話あるので腰を据えて見る必要はあるが、それだけの密度はある。

ドラゴンボールZ 復活の「F」(2015年)——神と神の直接続編にあたる劇場版。フリーザが復活するという筋書きで、ビルスとウイスも再登場する。上映時間も近く、同じテンションで続けて見られる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ドラゴンボールZ 神と神』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの主要5サービスで配信中です。サブスクを契約済みであればすぐに視聴でき、無料トライアルを活用すれば実質無料で楽しむことも可能です。映像の美しさを活かすため、高画質配信に対応したサービスでの視聴をおすすめします。

よくある質問

Q. 『ドラゴンボールZ 神と神』はどのサービスで視聴できますか?
A. ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Netflix、Huluの5サービスで配信中です。いずれも月額サブスクで視聴可能で、無料トライアルを利用すれば実質無料で観られる場合があります。
Q. アニメ本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 主要キャラクターの関係性を知っているとより楽しめますが、本作単体でも十分に楽しめる作りになっています。ドラゴンボールを知っている方なら予備知識がなくてもストーリーについていけます。
Q. 『ドラゴンボール超』との関係は?
A. 本作はTVアニメ『ドラゴンボール超』の「神と神」編の原型となった劇場版です。超サイヤ人ゴッドの誕生やビルスとウイスの登場など、後のシリーズの世界観の礎が本作で描かれています。
Q. 子どもと一緒に観られますか?
A. 全年齢向けの内容で、ファミリーで楽しめる作品です。激しい戦闘シーンはありますが過激な描写は少なく、コメディ要素も豊富なためお子さまから大人まで幅広く楽しめます。

まとめ

『ドラゴンボールZ 神と神』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの主要5サービスで配信中です。サブスクを契約済みであればすぐに視聴でき、無料トライアルを活用すれば実質無料で楽しむことも可能です。映像の美しさを活かすため、高画質配信に対応したサービスでの視聴をおすすめします。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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