ドラゴンボール超 ブロリー

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2018ドラゴンボール超 ブロリー

ドラゴンボール超 ブロリー

★ 4.0 / 5.0アクション冒険ファンタジーSF
放送年2018年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Toei Animation

力の大会終了後、地球は平和を取り戻したが、悟空は宇宙にはより強い力が存在することを知り、修行を続ける。サイヤ人戦士ブロリーの出現により、悟空とベジータは最大の危機に直面する。本作はサイヤ人の歴史と、異なる運命を持つ三人のサイヤ人の背景、および激動の時代との関わりを描く。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

力の大会が幕を閉じ、平和を取り戻した地球。しかし悟空は宇宙のどこかにさらなる強者がいることを確信し、日々の修行を欠かさない。そんな折、フリーザ軍がドラゴンボールを求めて動き出し、その過程で謎のサイヤ人戦士・ブロリーが姿を現す。幼少期から辺境の惑星に追放され、孤独に生き抜いてきたブロリーは、底知れぬ潜在能力を秘めていた。悟空とベジータは変身を重ねてブロリーに立ち向かうが、その力はかつて経験したことのない次元にあった。三人のサイヤ人の数奇な運命が、激しく交錯する。

みどころ・魅力

① 鳥山明が描き直したブロリーの公式化

本作は鳥山明が初めてブロリーをドラゴンボール正史に組み込んだ作品。旧劇場版とは異なる新たな出自と性格が与えられ、「最強の敵」から「悲劇的な背景を持つキャラクター」へと昇華されている。長年のファンにとっても新鮮に映るブロリー像が描かれる。

② 圧倒的な戦闘作画とスタジオ登用の演出

終盤の悟空・ベジータ対ブロリーのバトルシーンは、山崎隆之ほか実力派アニメーターが結集し、スピード・衝撃・重量感を極限まで表現。CGと手描きを融合させた映像は劇場スクリーンに最適化されており、シリーズ屈指の戦闘シーンとして語り継がれている。

③ サイヤ人たちの過去をつなぐ群像劇的構成

物語はブロリー父子の視点を軸に、ベジータ王やバーダックの時代まで遡る。悟空・ベジータ・ブロリーがそれぞれ異なる形でサイヤ人星滅亡の影響を受けていたことが明かされ、戦闘アクションだけでなく人物の背景にも厚みが増している。

キャスト・声優一覧

孫悟空
孫悟空
メイン
›
野沢雅子
ベジータ
ベジータ
メイン
›
堀川りょう
ブロリー
ブロリー
メイン
›
島田敏
コルド大王
コルド大王
サブ
›
大友龍三郎
レモ
レモ
サブ
›
杉田智和
ナッパ
ナッパ
サブ
›
稲田徹
ピッコロ
ピッコロ
サブ
›
古川登志夫
神龍
神龍
サブ
›
大友龍三郎
孫悟天
孫悟天
サブ
›
野沢雅子
ビルス
ビルス
サブ
›
山寺宏一
ドドリア
ドドリア
サブ
›
ザーボン
ザーボン
サブ
›
三浦祥朗

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スタッフ

監督長峯達也
原案キャラデザ鳥山明
キャラクターデザイン新谷直大
音楽住友紀人
美術監督小倉一男
ED三浦大知「Blizzard」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ドラゴンボールはほぼ通ってきていない。悟空が強くてフリーザが悪くてかめはめ波、その程度の知識で劇場に入った。「まあアクション映画として見ればいいか」という軽い気持ちだった。

序盤のサイヤ人星の歴史パートで少しだけ置いてけぼりを食らいかけたが、ブロリーが画面に出てきた瞬間に全部どうでもよくなった。あの体格、あの咆哮、あの目。「強い」という情報を視覚で叩き込んでくる力が異常で、シリーズ未履修だろうが関係なかった。映画館の音響でブロリーが吠えるたびに座席ごと揺さぶられる感覚があって、「ああ、これは劇場で見るべきやつだ」と遅ればせながら理解した。

育てられ方が違えば、敵にも味方にもなる——三人のサイヤ人が背負う「親の呪い」

本作を単なる「新しい強敵が出てきてバトルする映画」として見るのはもったいない。核にあるのは、ほぼ同じ素材から生まれた三人のサイヤ人が、親の判断と環境によってまったく異なる人間(サイヤ人)になるという話だ。

悟空は戦闘力の低さを理由に辺境の惑星に飛ばされ、そこで人間の養父に育てられる。ベジータは王族として厳しく鍛えられ、プライドと宿命を背負う。そしてブロリーは、父パラガスの執念に引きずられて惑星の端で孤立し、怒りと悲しみだけを燃料に力を蓄えてきた。

パラガスというキャラクターが個人的には刺さった。息子の才能に気づきながら、それを「育てる」のではなく「兵器にする」方向にしか動けなかった父親。序盤の回想でのブロリーとの関係性を見ていると、これは怪物が生まれた話ではなく、怪物にさせられた話だと分かる。ブロリー自身に悪意はない。ただ怒りをぶつける相手を与えられ続けた結果が、あの圧倒的な破壊力として出てきている。

野沢雅子さんが演じる悟空は、本作でも底抜けに明るく、敵と戦うことを純粋に楽しんでいる。その軽さが、ブロリーの重さと対比されることで際立つ。同じサイヤ人でも、誰に育てられたかでこんなに違うのかという感慨がある。強さに理由のある悟空と、強さ以外を奪われたブロリー。この構図を二時間かけて丁寧に積み上げてくるのが本作の誠実さだと思う。

戦闘シーンの派手さに目が行きがちだが、一度見た後で序盤のパラガスとブロリーの描写を思い返すと、あのバトルが単なる力比べではなかったことに気づく。

特に刺さったシーン

クライマックスのバトルで、ブロリーの怒りが臨界点を超えるシーン。映画館のサラウンドが低音ごと空気を揺らして、スクリーン全体が色に支配される感じ。あそこは映像と音響が完全に一体になっていて、「これはでかいスクリーンと劇場の音で見るために作られている」と確信した。家で見ていたら半分は体感できない。

杉田智和さん演じるレモが、緊迫した状況でも独特のテンションを保っているのが面白かった。派手なシーンの中でのあの空気感は、杉田さんでないと出せない質感だと思う。山寺宏一さんのビルスは余裕綽々で、「このキャラクターは本気を出していない」という情報が声だけで伝わってくる。あの安定感はさすがだった。

それからブロリーが初めて声を荒らげる場面。それまで抑えられていた何かが解放される瞬間で、スクリーンの前で思わず身を引いた。怖いというより、あの量の感情をどこに向ければいいのかという途方に暮れた感じがあった。

読んで見たくなったら——『ドラゴンボール超 ブロリー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • バトルアニメのアクション密度を映画館クオリティで見たい人
  • シリーズ未履修でも「とりあえず強いやつが戦う映画」として楽しめる人
  • 親と子の関係性、育ちと運命みたいなテーマに引っかかりを感じる人
  • 野沢雅子・山寺宏一・杉田智和の演技を劇場音響で体感したい人

合わない人

  • ドラゴンボールシリーズの文脈を踏まえて見たい人(本作はある程度独立しているが、細かい感慨はシリーズ履修済みの方が深い)
  • ストーリーの複雑さや伏線回収に期待する人(本作はシンプルな構造なので、そういう楽しみ方は薄い)
  • バトルシーンが長いと感じるタイプ(クライマックスはかなり長尺)

次に見るなら

ドラゴンボール超(TVシリーズ)——本作を見て「もっと文脈が欲しい」と感じたなら、力の大会編あたりから追うと本作の位置づけがよく分かる。ビルスや悟空の関係性が丁寧に描かれている。

ONE PIECE FILM RED——「シリーズ未履修でも映画単体で楽しめる劇場版バトルアニメ」という点で近い。こちらも音楽と映像の融合が劇場向けに設計されていて、スクリーンで見る価値が高い。

劇場版 呪術廻戦 0——怒りや悲しみを力の源泉にするキャラクターが主軸という点でブロリーと通じるものがある。背景となる感情の重さと、アクションの激しさが両立している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ドラゴンボール超 ブロリー』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで視聴可能です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。字幕・吹き替えの対応状況は各サービスの作品ページでご確認ください。

よくある質問

Q. 旧劇場版のブロリーを知らなくても楽しめますか?
A. 問題なく楽しめます。本作は旧劇場版とは独立した正史作品として制作されており、ブロリーの出自も一から描かれるため、予備知識なしでも内容を理解できます。
Q. 『ドラゴンボール超』のアニメ本編を見ていないと分かりませんか?
A. 超サイヤ人ゴッドやブルーなどの変身形態が登場するため、アニメ本編を見ていると背景をより深く理解できます。ただし本作単体でも戦闘の迫力や物語の核心は十分に楽しめます。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. 激しい戦闘描写はありますが、暴力表現はドラゴンボールシリーズの範囲内です。小学生以上であれば問題なく楽しめる内容で、親子での視聴にも向いています。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 本編の上映時間は約100分です。前半でキャラクターの背景や設定が丁寧に描かれ、後半は圧倒的なバトルシーンが続く構成になっています。

まとめ

『ドラゴンボール超 ブロリー』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflixで視聴可能です。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、すでに契約しているサービスからすぐに楽しめます。字幕・吹き替えの対応状況は各サービスの作品ページでご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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