ドラゴンボール 最強への道

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1996ドラゴンボール 最強への道

ドラゴンボール 最強への道

★ 3.4 / 5.0アクション冒険コメディSF
放送年1996年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Toei Animation

孫悟空とブルマの出会い、そして亀仙人との関係が異なる形で描かれた、ドラゴンボールの起源を再構成した物語。さらに赤いリボン軍の話も再解釈され、今回は悟空が軍に見つかるのではなく、軍が悟空を見つけるという展開になっている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

四星球(スーシンチュウ)を祖父の形見として大切にする孫悟空は、7つ集めると願いが叶うというドラゴンボールを探す少女ブルマと出会い、ともに旅へ出ます。やがて二人の前に立ちはだかるのは、世界の支配を企む巨大組織・赤いリボン軍。ドラゴンボールを狙う軍に悟空自身が「見つけられる」ことで物語は動き出します。亀仙人との出会いや仲間との絆を経て、悟空は迫りくる強敵へと立ち向かっていきます。シリーズの原点を新たな視点で再構成した、冒険とアクションの物語です。

みどころ・魅力

① 原作初期エピソードの大胆な再構成

悟空とブルマの出会いから赤いリボン軍編までを、劇場版ならではの構成で再編集。テレビシリーズを追っていたファンも「こう来たか」と楽しめる、起源を描き直した特別な一本に仕上がっています。原点を知る入口としても優秀です。

② 劇場版クオリティのアクション

悟空の格闘シーンや赤いリボン軍との攻防は、作画・演出ともに迫力満点。コミカルさとバトルの緊張感が絶妙に同居し、テンポよく展開していくため、アクション作品として純粋に見応えがあります。

③ 入門にもうってつけの一作

上映時間が劇場版サイズにまとまっており、長大なシリーズを一気に追うのが難しい人でも気軽に楽しめます。ドラゴンボールの世界観やキャラクターの魅力を、コンパクトに味わえるのが大きな魅力です。

キャスト・声優一覧

孫悟空
孫悟空
メイン
›
野沢雅子
メタリック軍曹
メタリック軍曹
サブ
›
江川央生
人造人間8号
人造人間8号
サブ
›
飯塚昭三
レッド総帥
レッド総帥
サブ
›
内海賢二
ヤムチャ
ヤムチャ
サブ
›
古谷徹
ホワイト将軍
ホワイト将軍
サブ
›
掛川裕彦
海亀
海亀
サブ
›
郷里大輔
ウーロン
ウーロン
サブ
›
龍田直樹
ブルー将軍
ブルー将軍
サブ
›
島田敏
ブルマ
ブルマ
サブ
›
鶴ひろみ
プーアル
プーアル
サブ
›
渡辺菜生子
神龍
神龍
サブ
›
内海賢二

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スタッフ

監督山内重保
美術監督東潤一
EDフィールド・オブ・ビュー「DAN DAN Kokoro Hikareteku」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は正直、舐めていた。ドラゴンボールという名前は知っているし、孫悟空が髪を金色にすることくらいは知っている。でも世代的にも趣味的にもまったく通ってこなかった人間で、いまさら映画一本だけ見て何かわかるのか、毎回そこで足が止まる。長いシリーズの途中を、しかも総集編っぽい一本だけつまみ食いして、置いていかれて終わるんじゃないか、と。それで半分身構えながら再生したら、思っていたのと違った。これは途中じゃなくて、入口を作り直した一本だった。知識ゼロの自分でも最初の数分で「ああ、ここから入ればよかったのか」と肩の力が抜けた。通ってこなかった勢にこそ刺さる作りになっている、というのが第一印象だ。

「最強への道」というタイトルが、いちばんの肩透かしだった

最強への道、なんて言われると身構える。誰がいちばん強いのか、どこまでパワーがインフレするのか、そういう話だと思って観た。違った。この映画が本当に映していたのは、強さじゃなくて「出会い」のほうだ。砂漠の真ん中で悟空とブルマがぶつかって、そこから世界が一気に横へ広がっていく——あの感触こそが核にある。私みたいに「ドラゴンボール=金髪になって殴り合うアニメ」という後年のイメージしか持っていない人間にとって、これは発見だった。元はバトル漫画じゃなくて、宝探しのロードムービーでありコメディだったのだと、この一本が教えてくれる。

面白いのは、ただの懐かしさで原点をなぞっているわけじゃないところだ。レッドリボン軍の描き方が再解釈されていて、悟空が軍に見つかるんじゃなく、軍のほうが悟空を見つけにくる。たったこれだけの順番の入れ替えで、物語の重心がずれる。受け身で巻き込まれる少年の話から、世界のほうが彼を放っておけなくなる話へ。単なる総集編ではなく、「ドラゴンボールとは結局どういう物語だったのか」を10周年の地点から定義し直そうとした一本なんだと思う。最強への道、と銘打ちながら、強さの前にあった無邪気な冒険の時間をわざわざ選んで描いている。そのちぐはぐさが、むしろ誠実に見えた。

特に刺さったシーン

やっぱり野沢雅子の悟空だ。少年の悟空をあの声でやられると、最初は違和感が来るんじゃないかと身構えていたのに、序盤の数カットで完全に飲み込まれた。乾いた空気の中で響く「腹減った」の一言に、計算も媚びもない。生き物としての悟空がそこにいる。鶴ひろみのブルマが横でぎゃあぎゃあ言うことで、ようやくこの少年が「変なやつ」なのだと観客に伝わる、あの掛け合いの呼吸が見事だった。

もう一つ挙げるなら、レッドリボン軍まわりの緊張感。島田敏のブルー将軍が出てくると、コメディ調だった画面に急に冷たい芯が一本通る。声で温度を下げてくるタイプの悪役で、ここで一気に物語が「冒険」から「対決」へ傾くのがわかる。古谷徹のヤムチャ、龍田直樹のウーロンといった面々が場をかき回してくれるぶん、悪役側の静けさが際立つ。スクリーンの大きさと音響で観ると、この温度差がそのまま体に来る。劇場で浴びる作品なんだと、終盤の展開でようやく腑に落ちた。

読んで見たくなったら——『ドラゴンボール 最強への道』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ドラゴンボールを通ってこなかったけど、一度くらいちゃんと触れてみたいと思っている人
  • 後年のバトル路線より、初期の冒険コメディの空気が気になる人
  • 90年代の作画と音響を、まとまった一本で浴びたい人
  • 長いシリーズに今から入る体力はないけど、入口だけ欲しい人

合わない人

  • 原作・TV版を細部まで知っていて、再構成の改変が気になってしまう人
  • パワーインフレや派手な変身バトルを目当てにしている人
  • 一作の中でじっくり積み上げる人間ドラマを求めている人
  • 総集編的なテンポの速さが苦手な人

次に見るなら

この一本で悟空の「最初」が気に入ったなら、そのままドラゴンボールのTVシリーズへ進むのが素直だ。映画で圧縮されていた出会いや道中が、本来の尺でだらだらと、いい意味で間延びして転がっていく。冒険コメディとしての旨味はこっちのほうが濃い。

もう一本の劇場版リメイクとしてドラゴンボール 神龍の伝説もおすすめ。原点を別の角度から作り直した作品で、再構成ものとして見比べると、どこを残しどこを変えたかの判断が透けて面白い。

鳥山明のあの乾いたギャグと冒険の手触りが好きなら、いっそDr.スランプ アラレちゃんへ。バトルが始まる前の、ただ世界がのんびり馬鹿をやっている感じの源流がここにある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
「ドラゴンボール 最強への道」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、ふだん使っているサービスでそのまま楽しめる可能性が高いです。ご自身が契約中のサービスを確認して、視聴環境に合わせて選んでみてください。

よくある質問

Q. 「ドラゴンボール 最強への道」はどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixの4つの配信サービスで視聴できます。主要サービスに広く対応しているので、契約中のサービスで楽しみやすい作品です。
Q. テレビシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. シリーズの起源を再構成した劇場版なので、予備知識がなくても楽しめます。むしろドラゴンボールの世界観に初めて触れる入門編としても向いている一作です。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクション、冒険、コメディ、SFの要素を併せ持つ作品です。迫力あるバトルとコミカルな掛け合いが共存し、テンポよく楽しめるエンターテインメント性の高い一本です。
Q. 公開はいつの作品ですか?
A. 1996年に公開された劇場版です。劇場版サイズにまとまっているため、長いシリーズを追う時間がない方でも気軽に視聴できます。

まとめ

「ドラゴンボール 最強への道」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、ふだん使っているサービスでそのまま楽しめる可能性が高いです。ご自身が契約中のサービスを確認して、視聴環境に合わせて選んでみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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