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ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空
| 放送年 | 1991年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
超ナメック星人のスラッグが地球侵略に現れた。しかし、Z戦士たちはスラッグとその一味を倒すため全力で立ち向かう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
突如として地球に飛来した、巨大な隕石型の宇宙船。その中から姿を現したのは、宇宙征服を企む超ナメック星人スラッグとその一味だった。地球を凍てつく闇の惑星へと作り変えようとするスラッグの侵略を前に、悟空をはじめとするZ戦士たちは地球の運命を懸けて立ち上がる。だが、想像を絶する力を持つスラッグに悟空たちは苦戦を強いられていく。仲間を、そして守るべき地球を救うため、悟空は秘められた力を解き放つ。最強の侵略者を相手に、Z戦士たちの死力を尽くした戦いが幕を開ける。みどころ・魅力
① 宇宙征服を企む超ナメック星人スラッグの脅威
本作の敵は、悟空と同じナメック星人の力を持ちながら、その能力を侵略へと振り向ける超ナメック星人スラッグ。地球を冷たい惑星へ作り変えていく圧倒的なスケールと、底知れぬ力で迫る存在感は、シリーズ屈指の強敵として物語に緊張感を与えています。② 限界を超えて覚醒する悟空の新たな力
強大なスラッグに追い詰められた悟空が、仲間と地球を守るために秘めた力を解き放つ展開が最大の見せ場。怒りと闘志が極限まで高まった先に見せる変身は、ファンの心に強く残る名シーンとして語り継がれています。③ 劇場版ならではの迫力あるバトル作画
テレビシリーズとは一線を画す、なめらかで力強い戦闘描写も本作の魅力。スピード感あふれる格闘、エネルギー弾の応酬、そして地球規模の危機を背景にした戦いが、約50分にぎゅっと凝縮されています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 橋本みつお |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 前田実 |
| OP | 影山ヒロノブ「Cha-La Head Cha-La」 |
| ED | 「嫌なことには元気玉!!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、これは記憶の答え合わせみたいな視聴だった。子供の頃にテレビか何かで一度見ているはずなんだけど、覚えているのは「悟空がやたら苦戦してた」という手触りだけで、敵の名前も筋書きもすっぽり抜けていた。スラッグ、と聞いてもピンとこない。それでも再生ボタンを押して数分で、あの当時の感覚が指先から戻ってくる。緑色の超ナメック星人が地球を「自分の星にする」と言い出す導入の、問答無用の身勝手さ。ストーリーを理解する前に、子供だった自分はとにかく悟空が勝つところだけを待っていた。大人になって見直すと、47分という尺にすべてを詰め込むための強引な省略がよく見える。でもその強引さこそ、当時の劇場版の体温だったんだと思う。覚えていなかったはずなのに、終盤の展開で「ああ、これだ」と身体のほうが先に思い出した。
物語ではなく「強くなる瞬間」だけを切り出した、お祭り映画という発明
この作品は単なる悪役撃退の話ではなく、ドラゴンボールという長大な連載から「強さの快感」だけを純粋培養して見せる装置だ。テレビシリーズなら何週もかけて積み上げる溜めを、劇場版は最初から放棄している。スラッグという敵がどこから来て何を考えているのか、その背景はほとんど語られない。代わりに用意されているのは、地球が侵略されるという最大級の前提と、それをひっくり返すための悟空の力の上昇曲線、それだけだ。物語の厚みを削った分、空いたスペースに作画と動きと声が流れ込んでくる。
子供の頃の自分が夢中になったのは、たぶんこの設計の正しさだった。理屈はいらない、悟空が追い詰められて、何かのきっかけで限界を超える、その一点を見たい。終盤、悟空の様子が変わっていく展開は、後の「超サイヤ人」という概念が固まる前の、いわば過渡期の力のかたちで、今見るとそのあやふやさがむしろ生々しい。完成された変身ではない、何かが噴き出す途中のような荒さがある。タイトルに「超サイヤ人だ」と置きながら、まだ誰もそれが何なのかをきちんと定義できていない時期の作品なんだと気づくと、見え方が変わる。
だからこれは、答えが出る前の問いを記録したフィルムでもある。強さとは何か、限界の先に何があるのか。シリーズが後に何百話もかけて回答していくテーマの、いちばん素朴な原型がここにある。47分で使い捨てられるはずだったお祭り映画が、結果的にシリーズの未来を先取りしてしまっている。その偶然のような必然が、見返すたびにおもしろい。
特に刺さったシーン
やっぱり野沢雅子の声だ。悟空が苦しい息をしながらそれでも前に出る、あの喉の鳴らし方。終盤、追い詰められた悟空が声色から変わっていくところで、思わず姿勢を正してしまった。子供の頃は「悟空の声」としか思っていなかったものが、大人になると一人の役者の異常な技術として聞こえる。同じ人が悟空のあの叫びを何十年も出し続けているという事実が、画面の説得力を支えている。
脇のキャストも効いている。クリリンとヤジロベーを田中真弓が両方やっているのに、聞いていてまったく混乱しないのが地味にすごい。クリリンの軽さとヤジロベーの図々しさを、同じ喉から別物として出してくる。龍田直樹のウーロンの俗っぽい合いの手や、郷里大輔が演じるドロダボの低く濁った威圧感が、悟空の周りに人間くさい温度を足していて、力と力のぶつかり合いの中に妙な生活感が残る。この声の手触りこそ、配信で何度でも確かめられる今だからじっくり味わえる部分だと思う。
読んで見たくなったら——『ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 理屈抜きで悟空が限界を超える瞬間だけを浴びたい人
- 子供の頃にドラゴンボールの劇場版を通った、答え合わせをしたい世代
- 野沢雅子の声の凄みを腰を据えて聞きたい人
- 後の超サイヤ人が固まる前の、過渡期の荒さを楽しめる人
合わない人
- 敵の動機や世界観の説明をきちんと求める人
- 練り込まれた長編のドラマを期待している人
- 完成形の超サイヤ人を見たくて手に取った人
次に見るなら
同じ「力の上昇曲線だけを楽しむ」設計が好きなら、ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦がいい。ブロリーという圧倒的な壁を前に、悟空たちがただ押し潰されていく感覚は、この時期の劇場版の純度をさらに突き詰めた一本になっている。
過渡期の力のあやふやさに惹かれたなら、ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツもおすすめ。敵の不気味さと悟空の窮地の作り方が近く、47分のお祭り映画としての呼吸がよく似ている。
ドラゴンボールの外に出るなら、同じ時代の剥き出しの強さを描いた北斗の拳へ。理屈より身体、説明より拳という価値観が地続きで、あの頃のアニメの体温をもう一度確かめられる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixの4つのサービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアをはじめ、いずれも主要な配信サービスなので、ご自身が普段使っているサービスで気軽に楽しめます。劇場版を手軽に鑑賞したい方は、これらのサービスから選ぶとよいでしょう。