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ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦
| 放送年 | 1990年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Toei Animation |
サイヤ人ターレスが地球にやってきた。彼は地球を破壊し無限の力を得る木を植えようとしている。孫悟空とZ戦士たちはこれを阻止するため、侵略者たちと地球を守るために激しい戦いを繰り広げる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
地球に突如飛来した宇宙の侵略者ターレス。彼の狙いは、惑星の生命エネルギーを吸い尽くして実を結ぶ「神精樹(しんせいじゅ)」を地球に植えつけることだった。神精樹の果実を口にした者は無限の力を手に入れるという。森を焼き、大地を枯らしながら成長を続ける樹を前に、孫悟空とZ戦士たちは地球の命運を懸けて立ち上がる。やがて明らかになるターレスの正体と、悟空によく似たその風貌——侵略者と守護者の激突が、地球まるごとを舞台に繰り広げられる。みどころ・魅力
① 悟空と瓜二つの敵・ターレスの存在感
本作最大の魅力は、悟空とそっくりな容貌を持つ下級戦士ターレスの登場です。同じサイヤ人でありながら侵略者として地球を狙う彼の姿は、悟空の「もう一つの可能性」を映す鏡のよう。鏡像のような対決が物語に深みを与えています。② 地球そのものを蝕む神精樹の脅威
特定の敵を倒せば終わりではなく、惑星の生命力を吸い上げる「神精樹」という装置的な脅威が描かれる点が秀逸です。時間との戦い、土地が枯れていく絶望感が、Z戦士たちの戦いに切迫したスケール感をもたらします。③ Z戦士総出演とパワーアップ演出
悟飯やピッコロをはじめ、おなじみのZ戦士たちが勢ぞろいして奮闘します。神精樹の果実で強化されたターレスに立ち向かう終盤の展開は、劇場版ならではの迫力ある作画と熱い盛り上がりで魅せてくれます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 西尾大介 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 前田実 |
| 美術監督 | 池田祐二 |
| OP | 影山ヒロノブ「Cha-La Head Cha-La」 |
| ED | 影山ヒロノブ「Marugoto」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、これがZの時系列のどこに挟まる話なのか、見ている間ずっと分からなかった。ナメックなのか、その前なのか、後なのか。劇場版だから本編とは地続きじゃない——と頭では分かっていても、こういうのは気になってしまう質なので、最初の十数分は「で、これいつの悟空だ?」とそればかり考えていた。ところが敵の顔が映った瞬間、そんな疑問はどうでもよくなった。悟空とそっくりの男が、悟空とまったく同じ声でしゃべっている。野沢雅子が二役をやっているのだと気づいたとき、ああこの映画はそういう話か、と妙に腑に落ちた。時系列がどうこうより、もっと根っこのところを突いてくる一本だった。
サイヤ人として育っていたら、悟空はターレスになっていた
この映画の核心は、ターレスという存在そのものにある。地球の養分を吸い尽くして実をつける木を植え、その実を食らって力を得ようとする侵略者。やっていることは単純な悪役だが、彼の顔が悟空とうり二つで、声が同じ野沢雅子だという一点で、話の意味がまるごと変わってくる。
悟空は赤ん坊のとき頭を打って、惑星を滅ぼす役目を忘れた。だからクリリンと笑い合い、ブルマとくだらない言い合いをして、地球を守る側に立っている。一方ターレスは、サイヤ人の生き方をそのまま続けてきた男だ。星を一つ食い潰して、自分だけが強くなる。これは善と悪の戦いというより、「もし記憶を失わなかったら、悟空はこちら側にいた」という残酷な仮定の話だと思う。
面白いのは、ターレスが悟空を見下しながらも、どこか勧誘するような口ぶりを見せるところだ。同じ血だろう、と。悟空がそれをまったく相手にしないのは、強さへの欲がないからではなく、守りたいものが先にあるからで——この違いを、惑星を生かすか食うかという木の設定にきれいに重ねてくる。力のために世界を一つ差し出すのか、世界のために自分の力を使うのか。1990年の、たかが50分そこそこの劇場版が、悟空というキャラの輪郭をここまで裏側から照らしてくるとは思っていなかった。単なる夏休み映画では片づけたくない一本だ。
特に刺さったシーン
終盤、悟空が最後の手段に出るくだり。あの一発に賭けるためにエネルギーを集めていく流れは、何度組み立てを変えても結局これが一番効くんだなと唸らされる。地球を食い尽くそうとしている当の木が、皮肉にも悟空の切り札の源になっていく——この逆転の理屈が通った瞬間、劇場の音響だったら確実に体に来るやつだ、と思いながら見ていた。
そして何より野沢雅子の芝居。悟空のまっすぐな声と、ターレスの粘つくような低い声を、同じ喉から出しているとは信じがたい。二人が至近距離でぶつかり合う場面は、実質ひとりの役者が自分自身と殴り合っているわけで、その緊張感がすごい。脇では田中真弓のクリリンが要所で場を緩め、鶴ひろみのブルマが状況を言葉にしてくれる。この安心できる声の布陣があるからこそ、悟空とそっくりな声の敵が、よけいに異物として刺さってくる。
読んで見たくなったら——『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 悟空というキャラを、敵の側から照らし直してみたい人
- 野沢雅子の一人二役という芸を、じっくり耳で味わいたい人
- 本編の時系列に縛られず、短い尺で密度のある戦いを浴びたい人
- 大きなスクリーンと音響で、クライマックスの一撃を体で受け止めたい人
合わない人
- 劇場版が本編とつながっていないと落ち着かない人
- 悪役にも深い背景や心理描写を求めたい人(ターレスは設定で語る側だ)
- 戦闘より会話劇や人間関係の機微を見たい人
次に見るなら
悟空のもう一人の自分という構図が刺さったなら、ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツへ。閉じた舞台で迫ってくる敵の不気味さと、力を奪う/奪われるという緊張感が地続きで楽しめる。
「悟空にそっくりな別のサイヤ人」というモチーフをもっと突き詰めたいなら、ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦。こちらは正面からの圧倒的な力の暴力で、本作とは別ベクトルの恐ろしさがある。
短尺で完結する劇場版の手触りが気に入ったら、ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやるもおすすめ。お祭り感とドラマの重さの配合がちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、Netflixで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、ふだんお使いの動画サービスでそのまま楽しめる作品です。劇場版を手軽に見返したい方にとって、選択肢が豊富で見つけやすい一本といえます。