ガールズ&パンツァー ダイコン・ウォー!

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2021ガールズ&パンツァー ダイコン・ウォー!

ガールズ&パンツァー ダイコン・ウォー!

★ 3.6 / 5.0コメディ
放送年2021年
フォーマットOVA
話数1話
原作オリジナル
制作Actas

大洗女子学園で、アンコウチームの5人はメンバーが農業部に所属する生徒ジェーンを探し、生徒会の書類を届けようとしていた。慣れない乗馬の後、ようやく農業部の建物に到着した。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

大洗女子学園の戦車道チーム・アンコウチームの5人は、生徒会から頼まれた書類を農業部の生徒ジェーンに届けるため、学園艦の広大な農地エリアへと向かう。馬術に不慣れなメンバーたちは悪戦苦闘しながらも乗馬で移動し、ようやく農業部の建物へと到着する。いつものほのぼのとしたやりとりが織り成す、ガルパン流の笑えるプチアドベンチャーOVA。

みどころ・魅力

① アンコウチームの”戦車以外”でのドタバタが楽しい

戦車の中では息の合ったアンコウチームも、馬には慣れておらず四苦八苦。普段と違う状況でこそ見えるキャラクターそれぞれの個性と関係性がコメディタッチで描かれており、ファンにはたまらない一本です。

② 学園艦の”生活圏”を覗けるレアな作品

大洗女子学園の戦車道以外の日常——農業部や広大な敷地の風景——が丁寧に描写されており、学園艦という独特の世界観をより深く楽しめます。本編では描かれにくい”生活感”が魅力のOVAです。

③ 短編ならではのテンポの良さとほのぼの感

難しい設定や戦闘描写なしに、気軽に笑えるエピソードが詰まっています。シリーズ初見でも楽しめる間口の広さがあり、既存ファンにとっては息抜きにぴったりの作品です。

キャスト・声優一覧

ジェーン
ジェーン
メイン
大西沙織
ベル
ベル
メイン
田所あずさ
秋山優花里
秋山優花里
メイン
中上育実
冷泉麻子
冷泉麻子
メイン
井口裕香
西住みほ
西住みほ
メイン
渕上舞
武部沙織
武部沙織
メイン
茅野愛衣
五十鈴華
五十鈴華
メイン
尾崎真実

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スタッフ

監督水島努

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「ダイコン・ウォーって何だ」というのが正直な最初の反応だった。ガルパン本編とOVA群をひととおり消化して、まだ見ていない短編をリストアップしていたときに発見した2021年の一本。タイトルだけ見ると大根を巡る戦争でも起きるのかと思う。起きる。ある意味で。

アンコウチームの5人が農業部の生徒を探して大洗の敷地を右往左往する、ただそれだけの話なのだが、見始めると止まらない。本編でT-34やヘッツァーと死闘を繰り広げていた面々が、慣れない乗馬でわちゃわちゃしているのを見ているだけで十分に価値がある。2回目に見ると、みほ(渕上舞)のリアクションの細かさと、沙織(茅野愛衣)の声の”振り幅の大きさ”が改めて気になる。短編だからこそ、各キャラクターの”素”の部分が凝縮されている。

戦車道の外側にある、大洗の「日常」という名の戦場

ガルパンという作品は戦車戦のスペクタクルで語られることが多いが、本質的には「大洗女子学園という奇妙な共同体が機能している理由」を描いている。そしてダイコン・ウォーはその命題に、戦車を一切使わずに答えようとしている短編だ。

アンコウチームが農業部の生徒ジェーン(大西沙織)に書類を届けるという使命は、どう考えても大事ではない。生徒会が自分で届ければいい話だし、乗馬が必要な距離でもおそらくない。それでも5人は全力でミッションをこなそうとする。乗馬に慣れていなくても、農業部の場所がわからなくても、そういう「やりすぎ」が彼女たちの関係性の核にある。

麻子(井口裕香)の例の無気力な声で「着いた」とだけ言う瞬間、沙織が過剰に喜ぶ瞬間、みほが控えめにほっとしている瞬間——そういう積み重ねが、大洗が強い理由の説明になっている。戦術より先にチームが機能しているから強いのだ、という答えをこの短編は平然とした顔で提出する。

ベル役の田所あずさが担当するキャラクターも含め、農業部サイドが想像以上に大洗の世界観に馴染んでいるのもポイントだ。この学校にはなぜか全員がいる。それでいい、という大らかさがガルパンの世界の強度を作っている。ダイコン・ウォーはその強度をコメディというフォーマットで再確認させてくれる短編だと思う。

特に刺さったシーン

乗馬シーンの麻子が静かにすごい。普段から感情を表に出さないキャラクターなのに、馬の上だけは微妙に顔が変わる。井口裕香の芝居がそこを丁寧に拾っていて、台詞がほとんどない状態でも「麻子は乗馬が苦手だ」という情報が自然に入ってくる。ここだけで10秒以上ある画面なのに、見るたびに発見がある。

そしてジェーンに実際に会ったときの落差。大西沙織の声の柔らかさと、想像より普通の展開に「あ、そういう話か」と笑いながら着地できる構造になっている。序盤の「ダイコン・ウォー」というタイトルへの期待を、終盤がちゃんと回収しているようでまったく回収していない。そのズレ自体がギャグになっている。

2回目に見ると、みほが終始チームのペースに合わせながら誰も置き去りにしていないことに気づく。渕上舞の演技の静かさが、沙織の賑やかさと麻子の無口さの間でちょうどいいバランスを取っている。主役なのに主張しない、でも消えない。そういう芝居だった。

読んで見たくなったら——『ガールズ&パンツァー ダイコン・ウォー!』はHuluで視聴できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ガルパン本編・劇場版を最低でも一周している人(前提知識なしだとキャラクターの関係性が薄く見える)
  • 戦車戦より「アンコウチームの日常」が好きだった人
  • OVAやミニ短編をコンプリートしないと気が済まないタイプ
  • 井口裕香茅野愛衣の掛け合いが好きで、静かな場面でも芝居を読めるオタク

合わない人

  • 「ガルパンといえば戦車戦」と思って見る人——戦車は一切出ない
  • 15分前後の短編に起承転結と感情の山を求める人
  • 本編未視聴でキャラクターを知らない状態での鑑賞(この短編単体では人物関係がほぼ説明されない)

次に見るなら

ダイコン・ウォーの「戦車なし・日常全振り」な空気が刺さったなら、ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!を次に。アンコウチームが別校と対戦する劇中劇のような位置づけで、短編ならではのスピード感と密度が近い。劇場版より前に見ておくと伏線として機能する一本でもある。

「女子チームがわちゃわちゃしながらも目標に向かっていく」コメディ路線が気に入ったならゆるキャン△。ゆるい進行とキャラクターの掛け合いで時間が溶ける構造がガルパンの日常回と似ている。各キャラクターに個性があって、誰かひとりに全振りしない群像劇としての完成度が高い。

なお配信は現時点でHuluのみ確認できている。本編・劇場版との一括視聴環境を確認してから手をつけるのがおすすめ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ガールズ&パンツァー ダイコン・ウォー!』は、Huluで視聴できます。アンコウチームのほのぼのとした日常コメディを気軽に楽しめる短編OVAですので、ガルパンファンはもちろん、シリーズ未体験の方の入門作としてもおすすめです。

よくある質問

Q. 『ガールズ&パンツァー ダイコン・ウォー!』はどこで見られますか?
A. Huluで配信中です。Huluの月額プランに加入することで視聴できます。
Q. ガルパンシリーズを見たことがなくても楽しめますか?
A. キャラクターの基本情報を知っていると楽しめますが、戦車戦のない日常コメディなので、シリーズ未視聴の方でも比較的楽しめる作品です。
Q. 作品の長さはどのくらいですか?
A. OVA作品のため、本編より短めの内容となっています。隙間時間に気軽に視聴できる長さです。
Q. 戦車戦の描写はありますか?
A. 本作は日常コメディ路線のOVAで、戦車戦描写はありません。乗馬でのドタバタや農業部との交流が中心のほのぼの作品です。

まとめ

『ガールズ&パンツァー ダイコン・ウォー!』は、Huluで視聴できます。アンコウチームのほのぼのとした日常コメディを気軽に楽しめる短編OVAですので、ガルパンファンはもちろん、シリーズ未体験の方の入門作としてもおすすめです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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