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2001

ヒカルの碁
★ 3.9 / 5.0コメディスポーツ超自然
| 放送年 | 2001年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 75話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
二色髪の少年・ヒカルが古い碁盤を発見すると、その中から平安時代の天才棋士・藤原佐為の幽霊が現れる。佐為はヒカルの意識に取り込まれ、彼を通じて現代で再び碁を打つようになる。ヒカルは佐為との出会いを通じて、単なるゲームではなく、奥深い戦略と精神性を備えた古代の碁の本質を学んでいく。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
平凡な小学6年生・進藤ヒカルは、祖父の家の蔵で古い碁盤を見つける。その碁盤には、平安時代の天才棋士・藤原佐為の魂が宿っていた。佐為はヒカルの意識の中に入り込み、もう一度碁を打ちたいと願う。はじめは碁にまるで興味のなかったヒカルだが、同年代の天才・塔矢アキラとの出会いをきっかけに、自らの手で石を置く面白さに目覚めていく。佐為とともに数々の対局を重ねながら、ヒカルは一人の棋士として、また一人の少年として成長の階段を上っていく。みどころ・魅力
① 千年の時を超えた佐為とヒカルの絆
平安の天才棋士・佐為と、現代を生きる少年ヒカル。本来出会うはずのない二人が、一つの碁盤を通じてつながっていく。再び碁を打ちたいと願う佐為の純粋な情熱と、次第に碁の奥深さへ引き込まれていくヒカルの変化が丁寧に描かれ、二人の関係性が物語の核として胸を打つ。② 塔矢アキラとの宿命のライバル関係
ヒカルが碁にのめり込む最大のきっかけとなるのが、同年代の天才・塔矢アキラの存在。互いを強く意識し、追いつき追い越そうと切磋琢磨する二人の姿は本作最大の魅力。ライバルがいるからこそ強くなれるという、王道ならではの熱さがぎっしりと詰まっている。③ プロ棋士の世界を描くリアルな成長譚
院生やプロ試験など、実際の囲碁界の制度を下敷きにした緻密な設定もみどころ。一局ごとの真剣勝負と、勝敗を通じて少年たちが精神的に成長していく姿は説得力抜群。囲碁を知らなくても引き込まれる、普遍的な青春群像劇に仕上がっている。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| シリーズ構成 | 大橋志吉 |
|---|---|
| 原作 | 堀田由美 |
| 原案キャラデザ | 小畑健 |
| キャラクターデザイン | 芝美奈子、関口可奈味、上田美由紀 |
| 音楽 | 若草恵 |
| 美術監督 | 高木佐和子 |
| 音響監督 | 高橋秀雄 |
| OP | ドリーム「Get Over」 |
| OP | ハル「I’ll Be the One」 |
| OP | 鎌田奈々 (片瀬那奈)「Fantasy」 |
| ED | キッズ・アライブ「僕らの冒険」 |
| ED | 観月ありさ「瞳の力」 |
| ED | ドリーム「Sincerely ~ever dream~」 |
| ED | シェラ「Days」 |
| ED | ドリーム「Music is My Thing」 |
| ED | ドリーム「Get Over ~Special Mix~」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
囲碁を題材にした作品が面白いわけがない、と長いこと決めつけていた。タイトルが有名なのは知っていた。知っていたうえで、盤面と白黒の石を延々眺めるアニメに二十数話つきあう自分が想像できなくて、ずっと後回しにしていた。実際に再生ボタンを押したのは、ほとんど消化試合のつもりだった。それが一話を見終わる頃には、もう次の話を再生していた。石の打ち方は最後までよく分からないままなのに、それでも引き込まれる。二回目に通したときに気づいたのは、これは囲碁の話の顔をした、まったく別の話だということだった。盤の上で、人から人へ受け継がれていくものの話
この作品を囲碁の対局アニメとして見ると、たぶん本質を半分取りこぼす。たしかに対局はするし、勝ち負けもつく。でも物語がずっと描いているのは、勝敗そのものではなく、誰かが誰かの中に残していくもの——その手触りのほうだ。平安時代の棋士・佐為は、千年越しでヒカルの中によみがえる。佐為が追い求めるのは、人の一生では届かないとされる究極の一手で、その執着が物語の背骨になっている。ただ、見ているうちに分かってくるのは、佐為が本当に渡そうとしていたのは「手」ではなく「続いていくこと」のほうだった、ということだ。最初は何も打てなかったヒカルが、佐為の碁を浴び続けて、いつのまにか自分の頭で考えるようになる。その変化を、作品は一切急がない。ヒカルが強くなっていくことと、佐為の役目が終わっていくことは、悲しいくらい同じ速度で進む。受け継ぐというのは、渡す側がいなくなるということでもある——という当たり前を、囲碁という一見地味な題材を通してここまで静かに突きつけてくる。だから終盤、ヒカルが盤の前で「あること」に気づく場面の重さは、スポーツものの勝利とはまるで種類が違う。これは強くなる話ではなく、いなくなった人をどう連れていくかの話だった。
特に刺さったシーン
刺さったのは派手な対局より、脇を固める棋士たちの呼吸だった。鈴村健一が演じる伊角慎一郎の、勝ちたいのに自分の弱さに足を取られていく感じ。あの一手を打てずに固まる間の、声の震え方が生々しくて、二回目はそこで止めて巻き戻した。藤原啓治の緒方精次もいい。乾いた余裕の裏に勝負師の業がちらつく喋り方で、出てくるだけで画面が締まる。同年代では吉野裕行の真柴充の、負けん気がそのまま声に出たような熱さが、ヒカルの世界を地に足のついたものにしている。櫻井孝宏は岸本薫と本田敏則の二役で、棋士たちの層をさらに厚くしていた。そして何より、終盤のあの別れの展開だ。来ると分かっていたのに、いざ盤の前に立ったヒカルの叫びで、こちらまで息が止まった。石の音と、誰もいない静けさ。あそこで作品はスポーツものの皮を完全に脱ぐ。何度見返しても、あの回だけは再生する前に少し身構えてしまう。読んで見たくなったら——『ヒカルの碁』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 競技や勝負を通した成長と人間ドラマが好きな人
- 地味な題材が静かに深くなっていく作品に弱い人
- 喪失と継承のテーマで毎回やられてしまう人
- ルールが分からなくても空気で乗れるタイプの人
合わない人
- 毎話に派手なバトルや分かりやすいカタルシスを求める人
- ルール説明がないと置いていかれると感じる人
- テンポの速い作品にしか乗れない人
- 2001年の作画にどうしても抵抗がある人
次に見るなら
盤や札の上の勝負に人生まるごと乗っているタイプが好きならちはやふる。競技かるたという地味な題材を、青春と執念でまったく退屈させない。同じ「強くなることと孤独」を描くなら3月のライオン。将棋を背景に、ひとりの少年がゆっくりほどけていく過程がとにかく丁寧だ。もっと熱量寄りがよければりゅうおうのおしごと!。師弟関係と世代交代のテーマが、ヒカルの碁と地続きで響いてくる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ヒカルの碁」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで視聴可能です。複数の主要な配信サービスで配信されているため、お使いの環境やすでに加入しているサービスに合わせて選びやすい作品です。気になった方は、対応している配信サービスでぜひチェックしてみてください。


