ひめチェン! おとぎちっくアイドル リルぷりっ

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2010ひめチェン! おとぎちっくアイドル リルぷりっ

ひめチェン! おとぎちっくアイドル リルぷりっ

★ 3.2 / 5.0魔法少女
放送年2010年
フォーマットTVアニメ
話数51話
原作ゲーム
制作TMS Entertainment

メルヘンの世界が危機に陥っている。姫君たちとその世界が次々と消滅し、人間界に悪影響が広がっている。メルヘン世界を救うため、女王は魔法の宝石を持つ3匹の魔法動物を人間界に送り、「スーパーミラクルアイドル」となれる3人の少女を探す。彼女たちはアイドルとして活動しながら、白雪姫やシンデレラといった姫君に変身する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

メルヘンの世界が存続の危機を迎えていた。姫君たちの王国が次々と消えてゆき、その影響は人間界にまで及び始める。メルヘン世界の女王は3匹の魔法動物を人間界へ送り出し、「スーパーミラクルアイドル」になれる素質を持つ少女を探すよう命じた。こうして選ばれた3人の女の子は、魔法の宝石の力でアイドルとして輝きながら、白雪姫やシンデレラ、眠れる森の美女といった姫君に変身し、メルヘン世界の救済へと奮闘していく。

みどころ・魅力

① おとぎ話×アイドルという斬新な設定

白雪姫やシンデレラなど誰もが知る童話のヒロインに変身できるというアイデアが本作の核心。魔法少女ジャンルにアイドル活動とメルヘン要素をかけ合わせた独自の世界観は、子どもから大人まで幅広く楽しめる作品に仕上がっています。

② キュートなキャラクターと魔法動物のバディ関係

個性豊かな3人の少女と、彼女たちを支える魔法動物のコンビは物語の大きな魅力のひとつ。掛け合いのテンポや絆の描写が丁寧で、キャラクターへの愛着が自然と育まれていく点が好評を集めました。

③ 歌・ダンス・変身シーンの完成度

アイドルとしてステージで輝く場面や姫君への変身演出は、子ども向け魔法少女アニメとして高いクオリティを誇ります。キャッチーな楽曲と合わせて変身シーンを何度でも見たくなる中毒性があり、小学生を中心に絶大な支持を得ました。

キャスト・声優一覧

雪森りんご
雪森りんご
メイン
›
和田彩花
笹原名月
笹原名月
メイン
›
福田花音
高城レイラ
高城レイラ
メイン
›
前田憂佳
ウィッシュ
ウィッシュ
サブ
›
柿原徹也
ダイ
ダイ
サブ
›
中司ゆう花
リョク
リョク
サブ
›
早水リサ
セイ
セイ
サブ
›
高木礼子
熱井太郎
熱井太郎
サブ
›
三宅健太

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スタッフ

監督森脇真琴
キャラクターデザイン渡辺敦子
音楽村松崇継
OPリルぷりっ 「リトル ぷりんせす」
OPプリティ☆リトル「アイドルール」
EDリルぷりっ 「大人になるって難しい!!!」
EDスマイレージ「Vira Vira Virou」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直に言うと、最初はまったく視聴対象に入っていなかった。2010年の子供向けアニメで、配信もない。TSUTAYA DISCASで借りるか、DVDを買うかしかない状況だと、よほど動機がないと手が伸びない。きっかけは柿原徹也だった。ウィッシュ役という魔法動物枠に柿原を起用しているという情報を目にして、「それは確認しなければ」という気持ちになった。メルヘン世界を救うためにアイドルに変身する少女たち、という設定の説明文だけ読んだときは「まあそういうやつか」と思ったが、第1話を見て少し態度が変わった。軽さの中に、ちゃんと芯がある。子供に向けて作られているのは明らかなのに、大人が見ても何かが引っかかる。

「物語」を信じる人がいなければ、姫は消える

この作品が描いているのは、単純にアイドルがかわいくて魔法少女が変身する話ではないと思う。もう少し根っこにあるのは、「物語は信じる人がいないと死ぬ」という話だ。

メルヘンの世界が消えていく理由は、人間界で童話の人気が衰えているからだ。白雪姫もシンデレラも、読む人がいなければ、信じる人がいなければ、その世界ごと消滅する。リルぷりっの三人がアイドルとして活動し、姫君に変身するのは、その輝きを通じて人々の心にメルヘンへの愛着を取り戻すためだ。

この構造が面白いのは、アイドルという存在様式と完全に対応しているところにある。アイドルも同じで、ファンが応援をやめれば存在が消える。輝いているように見えるためには、見ている誰かの視線が必要で、その視線が積み重なって初めて「スター」という虚構が成立する。リルぷりっの設定は、その虚構性を子供向けに噛み砕いて、でもかなり正直に描いている。

三人の少女はアイドルとしての自分を演じながら、同時に白雪姫やシンデレラという別の誰かを演じる。二重の「役を生きること」を課せられている。それでも彼女たちが消耗しないのは、変身した後の姫の姿が、彼女たち自身の何かと地続きだからだ——という読みが成立する。完全な他者を演じるわけではなく、自分の中にある「姫の芽」が変身によって引き出される、という設計になっている。

子供向けアニメとして見れば、それは「あなたにも素敵な部分がある」というシンプルなメッセージになる。でも少し斜めに読むと、「本物の自分」と「演じている自分」の境界線はどこにあるのか、という問いが背後に透けて見える。2010年の、9時台の子供向けアニメにそんなことを読み込むのは過剰かもしれないが、あながち的外れでもないと思っている。

特に刺さったシーン

序盤、ウィッシュとして登場する魔法の存在を柿原徹也が演じているシーンで、まずテンションが上がった。子供向けのマスコット枠に182本のキャリアを持つ柿原を当てているのは明らかに贅沢な配役で、可愛らしい見た目のキャラクターから出てくる声の重さに一瞬耳が止まる。あの、軽くしようとしているのに軽くなりきれないトーンが、ウィッシュという「重大な使命を帯びた者」という側面をさりげなく補強している。

三宅健太が演じる熱井太郎は、物語のなかで子供たちを見守る大人枠として機能しているが、三宅のあの声で「応援している」という気持ちが伝わってくるシーンがいくつかあって、妙に胸に来た。子供向け作品で大人のキャラクターがちゃんと存在感を持つのは、地味に重要なことだと思う。

矢作紗友里が担当しているキャラクターの、ちょっとしたリアクションの間の取り方が好きだった。テンションの高い場面でも浮つかない、地に足のついた芝居をする人で、周囲のキャラクターが揺れているときほどその安定感が際立つ。終盤の感情が動く展開で、それがはっきり分かった。

それから、沢城みゆきが担当しているキャラクターが絡む場面は、どこを切っても声のコントロールが異様に精密で、子供向けだからといって手を抜いている気配が微塵もない。385本のキャリアがある人が全力で向き合っているのが分かる演技は、作品全体の空気を底上げしている。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 2010年前後の子供向けアニメに懐かしさを感じる世代
  • 魔法少女とアイドルの掛け合わせという設定に素直に乗れる人
  • 柿原徹也・三宅健太・沢城みゆき・矢作紗友里のファンで出演作を掘っている人
  • メルヘン・童話の世界観が好きで、その再解釈を楽しめる人
  • 子供と一緒に見る大人で、声優陣の仕事ぶりを同時に楽しみたい人

合わない人

  • 複雑な人間関係や重厚なストーリーを求めている人
  • 配信で気軽に見たい人(現状TSUTAYA DISCASかDVD購入のみ)
  • 子供向けのテンポ・演出に慣れていない大人アニメファン
  • アイドル要素に生理的な抵抗がある人

次に見るなら

同じ時代の「変身×アイドル」の系譜をたどるなら、アイカツ!がある。2012年開始で、こちらはアイドル養成学校を舞台にした作品。リルぷりっよりも現実的な設定だが、「輝くために積み重ねる」という骨格は共通している。シリーズが長いので入り口を選ぶ必要があるが、キャラクターの成長を追う楽しさは本物だ。

メルヘンや童話世界の再解釈という軸で見るなら、スマイルプリキュア!が一つの答えになる。各キャラクターが童話に対応した変身形態を持ち、おとぎの世界を守るという構造がリルぷりっと地続きになっている。プリキュアシリーズの中でも世界観の親しみやすさは群を抜いていて、大人が改めて見ても意外と入れる。

もう少し古い世代の「少女が特別な力を持って戦う」タイプを掘るなら、ふしぎ星の☆ふたご姫も近い位置にある。2005年の作品で、星の世界に住む双子の姫が主人公。リルぷりっと同じくらい子供向けだが、世界観の作り込みに独自のテイストがあって、声優陣の仕事ぶりを楽しむ見方もできる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ—¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix—¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu—¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+—¥1,250〜(税込)なし500+
『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』は、現時点で主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴をご希望の場合は、DVDやBlu-rayなどのパッケージ版を利用するのが現実的な方法です。購入前に各ECサイトやレンタルサービスの在庫状況を確認してみてください。

よくある質問

Q. リルぷりっは何歳向けのアニメですか?
A. 主に小学校低学年〜中学年の女の子をターゲットにした作品です。魔法少女・おとぎ話・アイドルという要素が組み合わさっており、大人が見ても懐かしい童話の世界観を楽しめます。
Q. 何話構成ですか?シーズンはありますか?
A. 2010年から2011年にかけて放送されたTVアニメで、全51話構成です。1年にわたる長編シリーズとして、キャラクターの成長や物語の展開がじっくり描かれています。
Q. 変身する姫君はどんなキャラクターですか?
A. 白雪姫・シンデレラ・眠れる森の美女の3人が登場します。3人の主人公それぞれが異なる姫君に変身するため、個性の違いや変身後のビジュアルの違いも見どころのひとつです。
Q. 現在どこで見られますか?
A. 現時点では主要な配信サービスでの視聴は難しい状況です。DVDなどのパッケージ版がAmazonや中古ショップで流通しているケースがあるため、そちらをご確認ください。

まとめ

『ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ』は、現時点で主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴をご希望の場合は、DVDやBlu-rayなどのパッケージ版を利用するのが現実的な方法です。購入前に各ECサイトやレンタルサービスの在庫状況を確認してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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