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異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Sunrise |
居酒屋「ノブ」は、店主・矢沢信行とサーバー・千毛忍の二人で運営される小さな店だ。素朴な外見だが、その入口は異世界の古代都市「アイテリア」に不思議なつながりがある。怠け者の衛兵、変装した聖職者、水道組合の長など、普通ではない客が集う。だがいったん彼らが店に入ると、魔法のような時間が流れる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
居酒屋「のぶ」は、料理人の矢沢信之とサーバーの千毛しのぶが切り盛りする小さな店。一見ありふれた佇まいですが、その扉は異世界の古都アイテーリアへと不思議につながっています。怠け者の衛兵、身分を隠した聖職者、水道組合の長など、一風変わった客たちが今日も暖簾をくぐります。冷えた「トリアエズナマ」、出汁の効いたおでん、揚げたての唐揚げ——日本ではおなじみの一品が、異世界の人々にとっては未知のごちそう。一杯の酒と一皿の料理が、悩みを抱えた客の心をそっとほぐしていく、心温まるグルメファンタジーです。
みどころ・魅力
① 異世界人が悶絶する“飯テロ”グルメ描写
キンキンに冷えた生ビール、湯気の立つおでん、サクサクの唐揚げ——見慣れた居酒屋メニューが、異世界の住人には魔法のごちそうに映ります。料理を口にした瞬間の驚きと幸福の表情がとにかく美味しそうで、観ていると無性にお腹が空いてくる、罪深い一作です。
② 一話完結で味わう常連客たちの人間ドラマ
毎話、悩みや事情を抱えた客が「のぶ」を訪れます。料理と酒を介して心を開き、ほんの少し前向きになって帰っていく——その温かなやり取りが魅力。衛兵や聖職者、組合長など個性豊かな面々が織りなす交流は、群像劇としても見応えがあります。
③ 肩の力を抜いて楽しめる癒やしの世界観
大きな事件や戦いはなく、店内に流れるのはゆったりとした時間。日々の疲れを忘れてほっと一息つきたいときにぴったりの作風です。和食文化を異世界目線で再発見する面白さもあり、グルメ好き・日常系好きの双方に刺さります。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小野勝巳 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田伸 |
| 原作 | 蝉川夏哉 |
| 原案キャラデザ | 転 |
| キャラクターデザイン | いとうまりこ |
| ED | クラムボン「Prosit!」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
深夜、腹を空かせた状態で再生ボタンを押したのが間違いだった。タイトルだけ見て「異世界モノに飯を足しただけの一発ネタだろう」と高をくくっていたら、画面の向こうで古都の衛兵が冷えた一杯を喉に流し込んだ瞬間、こっちまで生唾を飲んでいた。
1話の時点では「これ、毎回同じ構造で持つのか?」と半分疑っていた。異世界の客が来る、居酒屋のぶで日本の料理と酒に出会う、感動する。それだけだ。なのに2回目を通しで見たとき、その「それだけ」をここまで丁寧に積めること自体が芸なんだと腑に落ちた。腹が減るアニメは数あれど、腹が減って、しかもなぜか泣きそうになるやつはそう多くない。
同じ「初めて」を、何度でも見せられる様式美
この作品の客は毎回違う。怠け者の衛兵、身分を隠した聖職者、水道組合のいかつい長。けれど彼らがのぶの暖簾をくぐった後にたどる感情の道筋は、ほとんど同じだ。警戒する、おそるおそる一口いく、目を見開く、「うまい」と漏らす。落語の枕みたいに型が決まっている。
普通、同じ展開を繰り返すアニメは飽きる。でもこの作品は、その「飽きるはずの繰り返し」を逆手に取っている。何度見ても飯テロに負けてしまうのは、「初めて口にする者の顔」だけは何度でも新鮮だからだ。冷えたビール、揚げたての串、出汁の染みたおでん——食べる側のこちらにとっては千回目でも、画面の中の彼らにとっては一回限りの「初めて」。その一回性を、視聴者は無限に横から覗ける。構造としてかなり残酷で、同じだけ優しい。
もうひとつ効いているのが、のぶ側が異世界の客を一切バカにしないことだ。住人が醤油や炭酸に腰を抜かしても、店はそれを笑わない。ただ黙って次の一品を出す。この距離の取り方が、ともすればギャグで終わる題材を、ちゃんと「もてなしの話」に押し上げている。単なる異世界グルメではなく、「知らないものに心を開く瞬間」を毎回別の角度から撮り直しているドキュメンタリーみたいなものだと、3回目あたりでようやく言葉になった。料理が主役に見えて、本当に映しているのは、人が一口でほどけていく顔のほうだ。
特に刺さったシーン
やっぱり序盤、汗だくの衛兵が一日の仕事を終えてのぶに転がり込み、最初の一杯を流し込むシーンに尽きる。「とりあえずビール」の文化を持たない異世界の人間が、冷えた泡を喉に通した瞬間に固まって、それから天を仰ぐ。あの一拍の間の取り方が絶妙で、ここで思わず自分も冷蔵庫の前まで歩きかけた。
そして矢澤の声。杉田智和が演じる店主は、声を張らない。常連にも一見の異世界客にも同じ温度で「へい、お待ち」とだけ返す。あの淡々とした接客が、騒がしくなりがちな飯テロの重心を低く保っている。派手な芝居で泣かせにくるんじゃなくて、出汁みたいにじわじわ効いてくる演技だ。客側も贅沢で、小西克幸が演じる強面の常連が、しかめ面のまま串を頬張って表情を崩す落差はずるいし、島﨑信長の若い客が甘味に手を出す回の、声の年齢感のはまり具合もよかった。
あと、キャスト表を眺めていて気づいたんだけど、ヨハン=グスタフ役の浪川大輔と、ヘルミーナ役の内田真礼——「声優と夜あそび」のMCコンビが、別々の異世界の客として同じ店に通っている。番組で見慣れた二人が、画面の中では他人のフリして黙々と飯を食っているのが、変な角度でおかしかった。
読んで見たくなったら——『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 深夜に腹を空かせて配信を漁ってしまうタイプ
- 同じ構造の繰り返しを「飽き」ではなく「様式美」として味わえる人
- 異世界食堂のような、戦いも成長もない優しい異世界モノが好きな人
- 飯テロに対してとことん無防備な人
合わない人
- 毎話同じビートが来ると飽きてしまう、強い物語の起伏を求める人
- 異世界モノにバトルや謎解き、キャラの成長を期待している人
- 空腹のコントロールに自信がない人(後悔します)
次に見るなら
のぶの「もてなし」が好きなら、まず異世界食堂。ほぼ兄弟みたいな作品で、異世界の住人が週に一度だけ現代日本の洋食店に通う。客が変わっても店の温度が変わらない、あの安心感が共通している。
異世界要素を抜いて、飯と酒の多幸感だけ濃縮したいならワカコ酒。一話完結のショートで、「うまい」と漏らす顔をひたすら浴び続けられる。一人で静かに飲みたい夜向き。
のぶで泣きかけた人には甘々と稲妻。飯テロというより「誰かと一緒に食べる温かさ」担当で、こっちは普通に涙腺をやられる。料理の湯気の作画もいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。複数のサービスに対応しているので、すでに加入している配信サービスがあればすぐに楽しめます。料理の美味しそうな描写を高画質で味わいたい方は、お使いの環境に合わせてサービスを選んでみてください。
よくある質問
まとめ
『異世界居酒屋~古都アイテーリアの居酒屋のぶ~』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。複数のサービスに対応しているので、すでに加入している配信サービスがあればすぐに楽しめます。料理の美味しそうな描写を高画質で味わいたい方は、お使いの環境に合わせてサービスを選んでみてください。
