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Journey to Bloom
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 5話 |
| 原作 | ゲーム |
「プロジェクトセカイ カラフルステージ!」の3周年記念ダイジェストアニメーション。Leo/needの『STELLA』、MORE MORE JUMP!の『HOPE』、Vivid BAD SQUADの『RESOLVE』、ワンダーランズ×ショウタイムの『HAPPINESS』、25時、ナの5つのストーリーで構成。各ユニットのメンバーたちが、それぞれのテーマに向かって歩んでいく物語。
作品概要・あらすじ
あらすじ
スマートフォン向けリズムゲーム「プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク」の3周年を記念して制作されたダイジェストアニメーション。ゲーム内に登場する5つのユニット――Leo/need、MORE MORE JUMP!、Vivid BAD SQUAD、ワンダーランズ×ショウタイム、25時、ナイトコードで。――それぞれの物語が、ユニット固有のテーマ楽曲とともに描かれる。「STELLA」「HOPE」「RESOLVE」「HAPPINESS」そして「ナ」という5つのキーワードに導かれ、各メンバーたちがそれぞれの道へと踏み出すオムニバス短編作品。みどころ・魅力
① 5ユニット全員の物語が1本に凝縮されたオムニバス構成
ゲームで展開される各ユニットの物語が、それぞれのテーマを体現したキーワードのもとに短編として収められています。「STELLA」「HOPE」「RESOLVE」「HAPPINESS」と続く構成は、各ユニットの色を損なうことなく、物語の核心だけを切り取った贅沢な仕上がりとなっています。② ゲーム楽曲と映像が高密度にシンクロした演出
プロジェクトセカイを象徴する楽曲を軸に、キャラクターたちの感情と映像表現が一体となって展開されます。ゲームプレイとは異なるアニメーションならではのカメラワークや演出により、楽曲の世界観をより立体的に体験できます。③ 3周年という節目に込められた「前進」のメッセージ
記念作品らしく、各ユニットの歩みと今後への意志が凝縮されています。長くゲームを続けてきたファンには感慨深い内容である一方、初見の視聴者にとっても各ユニットの個性と魅力を一度に把握できる入口として機能する作品です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 畑博之 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 秋山有希 |
| 美術監督 | 鈴木くるみ |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、最初はこの作品の存在自体がよくわからなかった。データベースには「Journey to Bloom」とちゃんと登録されているのに、どこにも配信されていない。TVでもない、劇場でもない、ONA——じゃあどこで見るんだという話になって、しばらく迷子になった。
プロジェクトセカイの3周年記念ダイジェストアニメーション、という説明を読んで、ようやく合点がいった。これはゲームのユーザー向けに作られたものだ。外からのぞいている人間には、そもそも文脈が半分くらい欠けている。それを承知で見始めたのが最初の視聴で、2回目はもう少し落ち着いてユニットごとの作り方の違いを意識しながら見た。1回目と2回目でだいぶ見えるものが変わる——というか、1回目は「何が起きているか」を追うだけで終わってしまう。
5つの「咲き方」があって、正解は一つじゃないという話
タイトルの「Bloom」という言葉を、最初は漠然とした成長の比喩だと思っていた。でも5つのストーリーを並べて見ると、それぞれの「咲き方」がまったく違う形をしていることに気づく。Leo/needの『STELLA』、MORE MORE JUMP!の『HOPE』、Vivid BAD SQUADの『RESOLVE』、ワンダーランズ×ショウタイムの『HAPPINESS』、25時、ナの5作目——これらはタイトルからして違う感情のキーワードを持っている。統一した「正解」があるわけじゃなく、それぞれのユニットがそれぞれのやり方で前に進む、という構造を選んでいる。
ダイジェスト形式である以上、各パートに使える尺は限られている。にもかかわらず、各ユニットに個別のテーマワードを当てている判断は、単なる記念コンテンツとしては手が込んでいる。「RESOLVE」と「HOPE」では、同じ「前向き」でも質感がまったく違う。Vivid BAD SQUADのRESOLVEには地面をける感触があって、MORE MORE JUMPのHOPEにはもう少し柔らかい光がある——少なくとも音楽と雰囲気の設計でそう読める。
この作品を「謎の作品」と感じるのは、ゲームを知らない人間にとって文脈の半分が欠けているからだ。でも逆に言えば、ゲームと3年間を共にしてきたプレイヤーにとっては、この短い尺の中にすでに蓄積された感情が詰まっている。記念コンテンツが「外に向けて作られていない」ことの潔さ、とも言える。ファンへの内輪の手紙として、これは完成している。
特に刺さったシーン
ワンダーランズ×ショウタイムの『HAPPINESS』パートで、鳳えむが声を張るところがある。木野日菜の声というのは、ああいう「テンションが高いのに嘘くさくない」芝居ができる数少ない声優のひとりで、68本の出演作でこなれてきた「陽のキャラクターを嫌みなく成立させる技術」がえむ役に完全にはまっている。えむという人物の、底なしに前向きな性格が、木野日菜の声だと押しつけがましくならない。これは当たり前のことではない。
2回目に見て気づいたのは、セリフよりも間の使い方だった。テンションが高い声優ほど、実は「黙っている瞬間」の処理が難しい。短いパートの中で、えむが一瞬だけ静かになる場面があって、そこの木野日菜の呼吸が妙に良かった。ダイジェストの短さが、逆にそういう細部を際立たせている。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- プロジェクトセカイを3年間遊んできたプレイヤー
- 各ユニットのキャラクターに感情移入している人
- 短編アニメーションで「空気感」だけ受け取ることができる人
- 木野日菜の芝居を追いかけているリスナー
合わない人
- ゲーム未プレイでキャラクターの背景を知らない人(文脈の半分が欠ける)
- 単体で成立するドラマや物語を期待して見る人
- 現在どこの配信サービスでも見られないため、視聴手段がそもそもない人
次に見るなら
ゲーム原作の音楽×キャラクターもので似た空気を味わいたいなら、BanG Dream! It’s MyGO!!!!!が候補に上がる。こちらはバンドリ!シリーズの中でも異色の作風で、ユニット内の摩擦と感情の解像度が高い。プロセカとは熱量の方向が違うが、「音楽に向かう人間の話」としては地続きに見られる。
記念・ダイジェスト系の短編アニメーションとして比較するなら、ラブライブ!シリーズの各種スペシャルアニメーション。長年のシリーズが記念コンテンツをどう作るか、という観点で見ると、ファン向けの設計思想の違いが浮かび上がって面白い。
木野日菜の演技をもっと聴きたいなら、出演作68本の中でもプロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(ゲーム本編)に戻るのが一番直球だ。このアニメはその入口でも出口でもある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『Journey to Bloom』は主要な動画配信サービスへの配信はありませんが、公式YouTubeチャンネルにて無料で公開されています。サブスクリプション不要で気軽に視聴できますので、プロジェクトセカイのファンはもちろん、作品をはじめて知る方もハードルなくお楽しみいただけます。短編ながらも5ユニットの魅力が詰まった、3周年を飾るにふさわしい記念作品です。
