純情ロマンチカ

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2012純情ロマンチカ

純情ロマンチカ

★ 3.5 / 5.0コメディドラマラブコメ
放送年2012年
フォーマットOVA
話数2話
原作漫画

漫画シリーズ第16巻の限定プレミアム版に付属するOVA。DVDには「純情ロマンティカ」「純情エゴイスト」「純情テロリスト」の3つのエピソードが収録されている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

本作は、中村春菊による人気BLマンガ「純情ロマンチカ」第16巻の限定プレミアム版に付属するOVAです。DVDには「純情ロマンティカ」「純情エゴイスト」「純情テロリスト」の3エピソードを収録。コミックスから飛び出した主要キャラクターたちの恋愛模様が、それぞれ独立したエピソードとしてアニメで描かれています。シリーズのファン向けに制作された特別な一作です。

みどころ・魅力

① 3組のカップルをまとめて楽しめる贅沢な構成

「純情ロマンティカ」「純情エゴイスト」「純情テロリスト」という3つの看板カップルのエピソードが1枚のDVDに収録されており、シリーズを通じて愛してきたキャラクターたちの姿を一度に堪能できます。ファンにとって見逃せない特別仕様です。

② TVアニメとは異なる”書き下ろし感”の空気感

限定版コミックス付属という性質上、既存のファンへ向けた丁寧な作りになっています。TVシリーズとは異なる落ち着いたテンポで各カップルの関係性が掘り下げられており、マンガを読み込んだファンほど満足度が高い内容です。

③ キャラクターたちの”その後”を覗ける貴重な映像作品

マンガ第16巻の時期に合わせた内容が描かれており、シリーズの世界観に浸れる貴重な映像資料でもあります。OVAならではのじっくりとした演出で、声優陣の演技もテレビ放送時とはまた違った雰囲気を楽しめます。

キャスト・声優一覧

高橋美咲
高橋美咲
メイン
櫻井孝宏

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スタッフ

監督今千秋
音楽MOKA☆
OPFo’xTails「Innocent Graffiti」
EDラックライフ「変わらない空」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

BL棚に並んでいるコミックスの限定版を開けたら「あ、OVAついてた」というのが最初の接触だった。第16巻の付属品として封入されているやつで、つまりここまでちゃんと追ってきた人間向けの代物だ。TVシリーズを全部見た上で漫画も読んでいる状態で見るものなので、「初めて純情ロマンチカに触れる入口」としては機能しない。完全にコアファン特典映像だと思って正解。

「純情ロマンティカ」「純情エゴイスト」「純情テロリスト」の3本立てで、シリーズの3組がそれぞれ短編で描かれる構成。最初に見たときは「総集編的な薄さがあるかも」と思っていたが、2回目に見直すと各カップルの関係性の「現在地確認」として丁寧に作られているのがわかって、印象が変わった。TVシリーズを見た直後より、少し間を置いてから見たほうがしみる。

「好き」を直接言えない人間が、それでも相手を手放さない話

純情ロマンチカというシリーズ全体を通じて思うのは、登場人物の誰一人として「愛しています」とスムーズに言えないということだ。OVAもその路線を完全に継承している。美咲は相変わらず素直じゃないし、相手のことを真正面から肯定するセリフを吐かない。でも、離れない。そこがこのシリーズの核だと思っている。

「ツンデレ」という言葉で片付けてしまうと雑になるが、実態はもう少し複雑で、「素直になれない」ではなく「素直になる手前の葛藤そのものを描いている」という感じに近い。美咲役の櫻井孝宏さんの演技がそこを支えていて、怒っているセリフに照れが混じっていたり、突き放すような台詞なのに声のトーンが微妙に柔らかかったりするグラデーションが、このキャラクターを単なる「リアクション係」ではなく感情の厚みのある人間として成立させている。台詞の内容と声の温度が少しだけズレている、そのズレが美咲の全部だ。

OVAという短尺フォーマットの中で、3組のカップルがそれぞれ「言葉では言えないけど離れない」を演じ分けているのが面白い。エゴイストの組は少し違う温度感で、テロリストの組はさらにまた別の空気がある。シリーズが3組の関係性を並走させてきた意味が、このOVAで凝縮して見える。長くシリーズを追ってきた人間にとっては、各カップルの現在地を確認する作業が妙に感慨深い。

特に刺さったシーン

純情ロマンティカの終盤、美咲が怒りつつも相手から離れることを選ばない一連のやり取り。短い尺の中で関係性の濃度が圧縮されていて、「ここで何時間もかけてドラマを積み上げてきたんだな」という記憶が一気に押し寄せてくる感じがある。OVAの尺でこれをやるのはずるい、というくらい情報量がある。

櫻井孝宏さんが美咲を演じるとき、感情が爆発した後の「静かになる瞬間」の演技が特にいい。怒鳴った後に一呼吸置く間、そこでキャラクターの内心が透けて見える。台詞じゃなくて間で語る演技で、2回目に見て「ここか」とはっきり意識したシーンがそれだった。初見では流れで見ていたのに、意識して見ると積み上げ方が全然違って見えた。

読んで見たくなったら——『純情ロマンチカ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズ「純情ロマンチカ」を全部見ていて、3組のカップルをそれぞれ追ってきた人
  • BL作品のキャラクター同士の「関係性の現在地確認」的なエピソードが好きな人
  • 美咲役・櫻井孝宏の演技が好きで、もう少し聞いていたいと思っている人
  • コミックス連動コンテンツを丁寧に追う習慣のあるファン
  • 「短くてもいいから好きなキャラが動いているところが見たい」タイプ

合わない人

  • 純情ロマンチカシリーズ未視聴・未読の人(前提知識なしでは機能しない)
  • BLジャンル自体が苦手な人
  • 単体で完結した物語を期待している人
  • 30分以内に起承転結が欲しい人

次に見るなら

世界一初恋は同じ中村春菊原作のBLシリーズで、少年漫画編集部を舞台にした王道ラブコメ。純情ロマンチカのエゴイスト組の主人公・宮木とは世界観が繋がっているため、シリーズを横断しながら見ると人間関係の全体像が立体的になる。こちらもTVシリーズ既視聴者が前提ではあるが、ラブコメとして単体でも入りやすい作りになっている。

抱かれたい男1位に脅されています。は素直じゃない男同士の関係性という構造が純情ロマンチカと近い。短編アニメ形式だが、「言えないけど離れない」という感情の動かし方でシリーズと似た快楽を持っている。BL沼のステップアップ先としても機能する。

SUPER LOVERSはキャラクターの関係性が時間をかけて変化していく作り方が好きなら刺さる可能性が高い。純情ロマンチカのような「相手に素直になれない主人公が少しずつ解れていく」という時間軸の面白さを別の形で体験できる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「純情ロマンチカ」OVA(2012年)は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。3つの人気カップルのエピソードをまとめて収録した限定OVAを、各サービスのラインナップからお楽しみいただけます。シリーズのファンはぜひこの機会にチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 純情ロマンチカのOVA(2012年)はどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。各サービスへの加入状況に合わせてご利用ください。
Q. このOVAはTVアニメを見ていないと楽しめませんか?
A. TVシリーズやマンガの知識があるとより楽しめます。既存のファン向けに作られた内容のため、まずTVアニメシリーズから視聴することをおすすめします。
Q. OVAには何エピソード収録されていますか?
A. 「純情ロマンティカ」「純情エゴイスト」「純情テロリスト」の3エピソードが収録されています。3組のカップルをまとめて楽しめる構成です。
Q. このOVAはいつ発売されたものですか?
A. 2012年に発売されたマンガ第16巻の限定プレミアム版に付属するOVAです。シリーズの人気を受けて制作された特別映像作品です。

まとめ

「純情ロマンチカ」OVA(2012年)は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。3つの人気カップルのエピソードをまとめて収録した限定OVAを、各サービスのラインナップからお楽しみいただけます。シリーズのファンはぜひこの機会にチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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